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Coursera の新しい Modern Application Development 専門講座を発表

この記事は、2021年7月28日に Anand Tripathi によって投稿された Announcing new modern application development Specializations on Coursera を翻訳したものです。


International Data Corporation (IDC) は、2025年までに新しいアプリケーションの 90% 以上がクラウドネイティブになると予測していますが、最新のエンタープライズアーキテクチャに関する知識を持つ従業員が大幅に不足しています。Burning Glass は、米国だけでも200万以上のプログラミング言語ベースの開発者の求人数があると推定しており、今後10年間で前年比で平均 29% 増加すると予想しています(*)。これが意味するのは、あなたが開発者で、現代において需要の高いクラウドスキルを持っているなら、自分のキャリアパスを描く絶好の機会があるということです。

クラウドをはじめて使う開発者や、レガシーアプリケーションをクラウドに移行する開発者、クラウド開発者になりたい開発者に向けて、AWS Training & Certification と Coursera は、モダンなサーバーレスアプリケーションを AWS で構築するために必要なスキルを獲得するのに役立つ、4つの新しい Modern Application Development 専門講座を Coursera で発表します。

専門講座について

初級から中級のコーディング経験はあるものの、AWS の事前知識がない開発者と DevOps エンジニア向けに設計された、それぞれの AWS 専門講座により、学習者は希望するプログラミング言語またはプラットフォームでスキルを獲得できます。AWS 専門講座を修了すると、成果を共有するための修了証明書を取得できます。

学習者が週に平均3時間をコースに費やすと、AWS 専門講座は4ヶ月で修了できます。AWS 専門講座を修了すると、スケーラブルでモダンなサーバーレスアプリケーションを AWS 上に構築し、市場への迅速なデリバリー、イノベーション速度の向上、信頼性の向上、コストの削減を支援できるようになります。AWS 専門講座では、実際の AWS 環境で複数のラボを使ったハンズオン学習を特徴としています。

コース詳細と登録:

クラウドにおけるモダンアプリケーション開発が重要な理由

組織は、マイクロサービスによる俊敏性の向上、サーバーレステクノロジーによる管理の簡素化、継続的インテグレーションおよび継続的デリバリー (CI/CD) によるテスト手順の自動化、および従量課金モデルによるコスト削減のために、モダンアプリケーション開発なアプローチに移行しています。

「組織はアプリケーションをクラウドに移行したり、クラウドでより多くのネイティブアプリケーションを構築したりするにつれて、スキルギャップに直面しています。スキルの問題を解決するための雇用を期待しているマネージャーは、候補者の少なさに直面しています。今こそ彼らのアプローチを再考し、既存の IT 人材のトレーニングに投資する時が来ました。」と AWS Training & Certification のディレクター Maureen Lonergan は述べています。「Coursera 学習者のためのモダンアプリケーション開発を学ぶ AWS 専門講座により、開発者はビジネスのイノベーションと成長を促進し、キャリアを進めるのに役立つ新しいスキルを構築できます。」とも述べています。

モダンアプリケーションでは、コンポーネントは互いに独立しているため、開発者は大きな混乱を引き起こす心配をせず、新しい機能を安全に実験することができます。実験は学習の中核をなす部分ですが、十分な情報を得た上で実験を行うことで、より生産的かつ効率的な学習が可能になります。

「あらゆる分野、特にクラウドコンピューティングなどの急速に成長している分野で専門的な競争力を維持するためには、個人は継続的に新しいスキルを獲得する必要があります。」と Coursera の Chief Content Officer である Betty Vandenbosch は述べています。「AWS と協力して、クラウド開発の専門家が複数のプログラミング言語で教える高品質の学習コンテンツを学習者に提供し、学習者がそれぞれの役割、組織、興味に最も関連するスキルを獲得するお手伝いをします。」とも述べています。

学習目標

AWS をはじめて使いますか?AWS 専門講座は、AWS で構築をするために必要な基本的な技術知識とクラウドに関する知識からはじまります。最初のコースでは、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) などのコンピューティングサービス、ストレージとデータベースサービス(例えば Amazon DynamoDB など)、ネットワーキング、モニタリング、AWS Identity and Access Management (IAM) などを紹介します。

コースを5つ星で評価をした学習者 Maxim Masiutin は「素晴らしい教材で、素晴らしい教え方です。簡潔で、フレンドリーな口調で説明し、さらに読むべき良い参考資料が提供されます。私はクイズが好きでした。答えが間違っている場合は、どの選択肢が正しいのか、その理由についてすぐに説明がありました。」と述べています。

AWS 専門講座の 2番目のコースでは、サーバーレス API ホスティング用の Amazon API Gateway、サーバーレスコンピューティング用の AWS Lambda、サーバーレス認証用の Amazon Cognito を使用して API 駆動型アプリケーションを構築する方法について説明します。「非常に優れたコンテンツで、Python の技術的な側面はあまり深くないものの、サーバーレスアプリケーションを構築するための一般的な環境について非常に良いアイデアが提供されます。」と Python コースに登録をした Martin A. は述べています。

モダンアプリケーションには最新のデータベースが必要です。そこで、3番目のコースでは NoSQL データベースとそれが解決する課題について紹介します。キーバリューとドキュメントデータベースである Amazon DynamoDB を深く掘り下げて、複数のトピックとベストプラクティスを検討します。Tien V. は3番目のコースを5つ星で評価をして「素晴らしいコースです!DynamoDB を理解して、使いはじめるのに役立つ、適切な量の理論と実践でした。」と述べています。

Python と Java の専門講座には、Amazon CodeGuru の使い方を学ぶのに役立つ4番目の追加コースがあります。このサービスは機械学習によってコードの品質を向上させるためのインテリジェントな推奨事項を提供します。

今日からはじめる

Coursera の Modern Application Development 専門講座に登録し、修了証を取得するために、学習者は月額 $49 で登録できます。いずれかの専門講座を修了した後、学習者は Coursera または aws.training で AWS スキルを獲得し続けることができます。業界で認められた AWS 認定試験を取得したい開発者は AWS Certified Developer – Associate の準備を検討してください。

もう1つ

AWS と DeepLearning.AI は、最近、実用的な Practical Data Science 専門講座の3番目のコースをリリースしました。この AWS 専門講座は、Python と SQL を理解したデータ開発者、科学者、アナリスト向けに設計をしていて、AWS クラウドでスケーラブルなエンドツーエンドの ML パイプライン(自動化およびヒューマンインザループの両方)を構築、トレーニング、デプロイする方法を学びたい方を対象としています。すでに3700名以上も登録しているこのコースにも参加してください。

(*) Burning Glass: Labor Insights (July 2020 to June 2021) 求人情報および求職者のデータは、米国のみを表しています。


翻訳は Senior Technical Trainer 吉田慶章が担当しました。