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AWS Migration Acceleration Program for VMware
VMware ワークロードは長年にわたり、多くのエンタープライズ IT 環境の重要な基盤となってきました。しかし、ビジネスニーズの進化に伴い、多くの組織が現在これらのワークロードをどのように実行するのが最適か – クラウドに移行するか、オンプレミスに残るか – を評価しています。
AWS への移行は、組織が運用を効率化し、俊敏性を高め、技術的負債を削減しながらイノベーションを推進するのに役立つメリットを提供します。クラウドのスケーラブルで弾力的なリソースにより、企業は動的なワークロード要件を満たすためにオンデマンドでコンピューティング能力をプロビジョニングできます。この柔軟性はリソース利用を最適化するだけでなく、組織が消費したリソースに対してのみ支払うため、コスト削減にもつながります。
VMware ベースのワークロードを移行およびモダナイズ化しながらこれらのメリットを享受しようとする組織にとって、AWS Migration Acceleration Program (MAP) が VMware ワークロードの移行をさらにサポートするように拡張されたことを発表できることを嬉しく思います。MAP は、数十万のエンタープライズワークロードを移行した AWS の経験を活用して、クラウドへの移行を加速し簡素化する包括的で実績のあるクラウド移行プログラムです。MAP の拡張により、AWS は VMware ワークロードを AWS への移行に特化したツール、フレームワーク、リソース、トレーニングへのアクセスを提供します。
MAP は、Guardian Life が 18 ヶ月で 1,200 インスタンスにわたる 90 以上のアプリケーションを移行し、News Corp が 56 のデータセンターを 6 つに統合してインフラストラクチャの 75% をクラウドに移行し、Newsweek が全体的な月間運用コストを 75% 削減するのを支援しました。これらは、MAP が顧客にコスト削減 (1.5 倍)、スタッフの生産性 (5.7 倍)、ビジネスの俊敏性 (4.3 倍)、運用の回復力 (1.7 倍) の向上をどのように実現したかを示すほんの一例です。
既存の VMware ベースのワークロードを AWS でリホストするか、フルマネージド AWS サービス上でリプラットフォーム化するか、最新のクラウドサービスを使用してアプリケーションを完全にリアーキテクトするかにかかわらず、AWS MAP は移行を成功させるために必要なガイダンスと専門知識を提供します。MAP を使用することで、組織は実証済みの方法論とベストプラクティスを活用して、強固な AWS クラウド基盤を構築し、イニシアチブを加速し、リスクとコストを削減できます。
要約すると、MAP は AWS 認定移行パートナーと共に以下を提供します:
- リソースの適切なサイジングとライセンス支出の削減機会を特定するための無料の Optimization and Licensing Assessment (OLA)。AWS ファイナンスのベンチマークデータによると、OLA を使用した顧客は総所有コスト (TCO) を 36% 削減できました。
- 対象となる移行に対して、AWSが提供する Cast、Cloudamize、CloudHedge、Concierto、Device42、Matilda Cloud、MontyCloud、RiverMeadow、Trianz およびその他の選定パートナーから、AWS 検証済みツールのライセンス。
- AWS によるインベストメントにより、AWS サービスクレジット提供またはパートナー投資という形で、対象となる移行にかかる一時的な移行費用の相殺を顧客に支援します。
- 実証済みの方法論、フレームワーク、ツール、ベストプラクティス、専門知識。
- クラウドスキルを構築し IT チームの準備を支援するための Migrating VMware Workloads to AWS と Migration Foundations Readiness Path を含む 500 以上のトレーニングコース。
私たちはサポートの準備ができています
最も包括的な機能、ツール、プログラム、専門知識、比類のないサービスの幅広さ、トレーニング、リソースを備えて、クラウドへの移行をサポートする準備ができています。コストの最適化、スケーラビリティの向上、新しいイノベーションの機会の解放を目指すなら、無料の移行評価をリクエストして今すぐ始めましょう。
さらに、無料のトレーニングモジュール Migrating VMware Workloads to AWS と Migration Foundations Readiness Path を探索して、ベストプラクティスを学び、その方法を確認してください。
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翻訳はソリューションアーキテクト 澤が担当しました。原文はこちらです。