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週刊AWS – 2019/9/2週

こんにちは、AWSソリューションアーキテクトの小林です。私は素麺が好きなのですが、パスタも大好きです。ソースを作るのが面倒くさい時にたまにやるのが、茹でたスパゲティにレトルトカレーをかけてしまう食べ方です。あまり理解を得られない意外な組合せですが、想像以上においしいので是非一度試してみてください。スパゲティをゆでるときは塩を少なめにするのがコツです。

さて、それでは先週のアップデートを振り返ってみましょう。

2019年9月2日週の主要なアップデート

  • 9/2(月)
    • アメリカは祝日(Labor Day)のためアップデートはありませんでした。
  • 9/3(火)
  • 9/4(水)
    • Amazon EKS で Kubernetes バージョン 1.14 のサポートを開始
      Amazon EKSのすべてのクラスターでKubernetes 1.14.6が利用可能になりました。ちなみに、EKSでは直近3つのバージョンをサポートします。4つ前のバージョンである1.11は2019/11/4に利用できなくなる予定です。言い換えると、Kubernetesのリリースサイクルは年に4回ですので、定期的なアップグレードが必要になります。EKSを利用する際は予めアップグレードにどう対応するかを検討しておくことを強くお勧めします。
    • Announcing Amazon EFS price reduction for Infrequent Access storage
      利用頻度が低いファイルを低コストで保管できるAmazon EFSの低頻度アクセスストレージクラス(Infrequent Access)について値下げが発表されました。リージョンによって値下げ幅は異なりますが、バージニアのリージョンでは44%オフとなり、9月分の利用量からこの単価が適用されます。
  • 9/5(木)
  • 9/6(金)
    • Amazon EC2 Instance Hibernation が Amazon Linux 2 で利用可能に
      EC2インスタンスの休止状態(Hibernation)がAmazon Linux2でも利用できるようになりました。休止状態を利用すると、メモリの状態を維持してシステムを停止できます。つまり、再起動やシャットダウンと異なりアプリケーションが起動完了した状態になっているため、コールドブートと比較して再開時にフル稼働できるようになるまでの待ち時間が短くなるという特徴があります。

それでは、今週はこのあたりで。See you next week!

ソリューションアーキテクト 小林正人(@maccho_j)