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週刊AWS – 2021/8/2週
みなさん、こんにちは。AWSソリューションアーキテクトの小林です。
来る8月19日(木)にAWS Innovate Data Editionというイベントを開催します。AWS Innovateは皆さまに特定のテーマにフォーカスした学びの場を提供するオンラインイベントで、2021年から日本でも開催することになりました。今回はデータ分析をテーマとして、各種サービスのアップデートはもちろん様々なお客様の事例セッション、非技術者の方を対象にしたリーダーズトラックもご用意しています。無料でご参加頂けますので、ぜひご覧ください。
それでは、8月2日週のアップデートを振り返ってみましょう。今回は数が多くなってしまったので、説明文は控えめです。気になるトピックがあれば、リンクに飛んで詳細を確認してくださいね。
2021年8月2日週の主要なアップデート
- 8/2(月)
- Amazon RedshiftへのJDBC/ODBC接続が認証プロファイルをサポート
JDBC/ODBC/Pythonドライバを利用してRedshiftに接続するときに、クライアント側プロパティを一元的に保存したJSONファイルを認証プロファイルとして利用できるようになりました。
- Amazon RedshiftへのJDBC/ODBC接続が認証プロファイルをサポート
- 8/3(火)
- Amplify Geo for AWS Amplifyのデベロッパープレビューを開始
ウェブやモバイルのフロントエンドアプリケーションに対して容易に位置情報認識機能を追加できる、Amplify Geoのデベロッパープレビューが開始されました。これを利用するとJavaScriptベースのアプリーケーションに位置情報マーカー付きの地図や、位置情報検索機能を数分で追加することが可能です。 - Amazon Redshiftでカラムの圧縮エンコーディングの自動最適化が可能に
Amazon Redshiftの自動テーブル最適化機能が強化され、S3のデータに基づいて最適な圧縮アルゴリズムを自動選択するように設定可能になりました。この機能を利用する場合は、ALTER TABLE table_name ENCODE AUTOコマンドを利用して自動最適化を有効に設定してください。 - Amazon SageMakerのノートブックでM5d/R5/P3dn/G4dnインスタンスが利用可能に
Amazon SageMakerのノートブックインスタンスとして、M5d/R5/P3dn/G4dnインスタンスを利用できるようになりました。 - Amazon EKSがMultusをサポート
Amazon EKSでMultus Container Networking Interface(CNI)プラグインがサポートされました。
- Amplify Geo for AWS Amplifyのデベロッパープレビューを開始
- 8/4(水)
- AWS Cloud9に3つの新機能を追加
AWS Cloud9でCloudWatch Logs、S3、EC2インスタンスプロファイルのサポートが行われました。
- AWS Cloud9に3つの新機能を追加
- 8/5(木)
- Amazon Personalizeでビジネスメトリクスに基づいたレコメンデーションの最適化が可能に
Amazon Personalizeでユーザ毎の情報に基づいたレコメンデーション生成だけでなく、ビジネス指標に基づいてパーソナライズされたものを生成できるようになりました。例えばビデオの総再生時間や、利益率など全体的なメトリクスを加味して結果を応答するよう設定できるようになります。 - Amazon Athenaが処理結果のParquet/Avro/ORC/JSON形式による書き出しをサポート
Amazon Athenaで処理結果をParquet/Avro/ORC/JSON/区切り文字付きテキストファイルに出力できるようになりました。UNLOADステートメントで書き出しを実行することができ、後続処理のデータ分析用にデータを準備したりする用途に最適です。 - Amazon CloudWatch Syntheticsで視覚的モニタリングが可能に
CloudWatch Syntheticsを利用して、画面レイアウト崩れなどのユーザエクスペリエンスに影響する問題をチェックできるようになりました。モニタ処理実行時に取得されたスクリーンショットを基準と比較し、差異の程度がしきい値を超えた場合にアラートを発するような動きをします。 - Amazon FSxが大阪リージョンで利用可能に
Amazon FSx for WindowsとAmazon FSx for Lustreが大阪リージョンでも利用可能になりました。
- Amazon Personalizeでビジネスメトリクスに基づいたレコメンデーションの最適化が可能に
- 8/6(金)
- Amazon Athenaが大阪リージョンで利用可能に
Amazon Athenaが大阪リージョンでも利用可能になりました。 - Amazon RDS ProxyがShared VPCで利用可能に
Amazon AuroraとRDS用のフルマネージドなデータベースプロキシである、Amazon RDS Proxyが共有されたVPCで作成できるようになりました。 - Amazon EC2 Auto Scalingのインスタンスリフレッシュ機能の強化
Amazon EC2 Auto Scalingのインスタンスリフレッシュ機能で、Auto Scalingグループの設定更新、インスタンス置きかえのスキップができるようになりました。また、Amazon EventBridgeを介して新たに4つのイベントを受け取ることができるようになっています。詳細についてはドキュメントをご確認ください。
- Amazon Athenaが大阪リージョンで利用可能に
それでは、また来週!
ソリューションアーキテクト 小林 正人 (twitter – @maccho_j)