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Know Before You Go – AWS re:Invent 2022 モニタリングとオブザーバビリティ

この記事は Know Before You Go – AWS re:Invent 2022 Monitoring & Observability (記事公開 : 2022 年 11 月 4 日) を翻訳したものです。

クラウド上でのアプリケーション構築やモダナイゼーション、ワークロードのマイグレーションなど、様々なプロジェクトにおいてオブザーバビリティは重要です。モニタリングとオブザーバビリティによって、運用の状況を可視化したり、ワークロードに対する洞察が可能になります。そして、これらの取り組みは運用の優位性の実現に必要不可欠です。re:Invent 2022 の AWS オブザーバビリティのセッションは、自身の組織でオブザーバビリティを高めるための情報を提供します。

オブザーバビリティは、メトリクス、ログ、トレースの情報を通してシステムに対する洞察を提供します。この洞察によって、全体的な視点でシステムの状態を確認することや、SLO (Service Level Objectives) や KPI (Key Performance Indicators) の達成状況を詳細に把握することができます。モニタリングはシステムの可観測性を高めます。その結果として、信頼性や可用性、パフォーマンスといった指標を通して、KPI に対するシステムの状態を詳しく理解することが可能になります。

re:Invent で AWS オブザーバビリティチームは、新しい手法やベストプラクティス、オブザーバビリティの戦略を考える上でのコツを紹介します。また、Amazon CloudWatch ダッシュボードにカスタムウィジェットを設定する方法や、新しい Amazon EKS Observability Accelerator によってコンテナで稼働するアプリケーションからテレメトリーを収集する方法などを、様々なデモを通して学ぶことができます。

re:Invent はネバダ州ラスベガスで 11 月 28 日から 12 月 2 日 まで開催されます。

関連セッション

COP301 | Observability the open-source way – Breakout session (オープンソースを活用したオブザーバービリティ – ブレイクアウトセッション)
11 月 28 日、午前 10 時 (PST)、Caesars Forum (CSR) 121
メトリクスやトレース、ログを収集するために、アプリケーションにベンダー製の SDK やコレクターを導入することは困難を伴う場合があります。OpenTelemetry はオープンソースの仕様に基づいた、単独の柔軟な SDK を提供し、アプリケーションやインフラストラクチャの計測に利用することができます。OpenTelemetry コレクターにより、モニタリング可能なデータの収集と、指定した宛先への送信が可能です。このセッションは、マイクロサービスで構成されたアプリケーションへの OpenTelemetry SDK の導入方法を詳細に説明します。また、Prometheus や Amazon CloudWatch、AWS X-Ray などにモニタリングのデータを送信するためのコレクターパイプラインの設定方法を学ぶことができます。

COP223 | Data-driven application performance monitoring with Amazon CloudWatch – Chalk talk (Amazon CloudWatch によるデータドリヴンなアプリケーションパフォーマンスモニタリング – チョークトーク)
11 月 28 日、午前 10時 45分 (PST)、MGM Grand 104
アプリケーションやウェブサイトを利用するユーザーは、高品質な顧客体験を求めるものです。質の高い顧客体験は、顧客満足度を高め、収益の増加や市場のシェア拡大に貢献します。アプリケーションパフォーマンスモニタリング (APM : Application Performance Monitoring) は、ユーザーがアプリケーションをどのように利用しているかの理解や、顧客体験にとっての課題がどこにあるかを把握するための重要な要素です。APM によって得られる情報は、アプリケーションの設計や、新機能の開発、テスト、展開におけるエンドユーザーへの影響を最小限もしくは一切与えることなく進める助けとなります。このチョークトークで、Amazon CloudWatch RUM、CloudWatch Evidently、CloudWatch Synthetics、AWS X-Ray を使って APM を実現する方法を学ぶことができます。

COP201 | How Discovery increased operational efficiency with AWS observability – Breakout session (Discovery はどのようにして AWS オブザーバビリティ に伴う運用の優位性を高めたか – ブレイクアウトセッション)
11 月 28 日、午前 11 時 30 分 (PST)、Mandalay Bay (MND) Lagoon L
このセッションは、Discovery がどのようにオブザーバビリティの基盤のモダナイゼーションを進めたのかを紹介します。Discovery はログやメトリクス、トレース、タグなどの運用に関するデータを集中的に管理する基盤を AWS 上に構築し、それらのデータの収集、加工、保存、計測、分析、そして可視化を実現しました。また、このセッションでは、AWS 上に大規模なオブザーバビリティの基盤を構築し、開発者の体験の改善や柔軟性の向上、そして組織の財政責任の改善を図る方法を学ぶことができます。

COP341 | Get to know your application with OpenTelemetry and AWS X-Ray – Builders’ session (OpenTelemetry と AWS X-Ray によってアプリケーションの状態を把握する – ビルダーズセッション)
11 月 28 日、午後 12 時 15 分 (PST)、Wynn (WYN) Latour 7
オブザーバビリティは一般的に 3 つの柱で構成されます : トレース、メトリクス、そしてログです。しかし、これらの要素に対して業界標準となる定義や実装はありません。このビルダーズセッションではトレースに着目します。Amazon EKS にウェブアプリケーションをデプロイし、トレースのデータを OpenTelemetry コレクター を通して AWS X-Ray に送信する方法を紹介します。AWS のエキスパート達と一緒に OpenTelemetry と AWS のオブザーバビリティのツールを連携させる方法や、ビジネスにどのように活用できるかを学ぶことができます。このセッションは、参加にあたってラップトップを持参する必要があります。

COP330 | Scale with managed open-source observability – Chalk talk (マネージドなオープンソースによってスケール可能なオブザーバビリティを実現する – チョークトーク)
11 月 28 日、午後 2 時 30 分 (PST)、Caesars Forum (CSR) 110
エンタープライズ規模のアプリケーションでは、日々生成される数百万以上の運用データのモニタリングを筆頭とした規模の増加に対応するため、高い信頼性と可用性が求められます。Amazon Managed Service for Prometheus、Amazon Managed Grafana、AWS Distro for OpenTelemetry を使って、アラートやテレメトリーを一目で確認可能な環境をセキュアに構築することができます。このチョークトークでは、これらのマネージドなオープンソースのサービスの最新情報を紹介します。また、最新機能を使って、スケール可能で高い可用性を持つ、集中的なアラート管理を可能にする環境を構築するためのベストプラクティスについて学ぶことができます。

COP340 | Monitor end user experience with Amazon CloudWatch – Builders’ session (Amazon CloudWatch によるユーザー体験のモニタリング – ビルダーズセッション)
11 月 29 日、午後 1 時 15 分 (PST)、Wynn (WYN) Latour 7
アプリケーションに対してサーバー側からのモニタリングは一般的によく行われています。一方で、エンドユーザーの視点についてはどうでしょうか?どのような点がユーザー体験を損ねているかを、どうやって知ることができるでしょうか?このビルダーズセッションでは、アプリケーションとネットワークの観点からユーザー体験を測定する方法や、ユーザー体験を損ねる問題の修復アクションを自動化する方法を学びます。このセッションは、参加にあたってラップトップを持参する必要があります。

COP309 | Accelerate AWS observability for your containers – Workshop (コンテナに対する AWS のオブザーバビリティを加速させよう – ワークショップ)
11 月 29 日、午後 2 時 (PST)、MGM Grand 117
コンテナ環境でメトリクスやログ、トレースといったオブザーバビリティに関するデータを収集することは、困難を伴う場合があります。このワークショップでは、Amazon EKS observability accelerator や 新しい Amazon ECS コンソールなどの、一通りの構成や設定を揃えやすいソリューションを通して、AWS Distro for OpenTelemetry を使ってコンテナ上のアプリケーションからメトリクスやトレースを収集し、Amazon CloudWatch、Amazon Managed Service for Prometheus、AWS X-Ray といった AWS のオブザーバビリティのサービスに送信する方法を学びます。さらに、Amazon Managed Grafana を使った、データに対するクエリや結合、可視化の方法に加え、Grafana teams や サードパーティの認証との SAML 連携といった発展的な設定についても学ぶことができます。このセッションは、参加にあたってラップトップを持参する必要があります。

COP212 | Leadership panel discussion: Monitoring and observability on AWS – Breakout session (リーダーシップ パネルディスカッション : AWS のモニタリングとオブザーバビリティ – ブレイクアウトセッション)
11 月 29 日、午後 5 時 (PST)、The Venetian (VEN) Theatre
このセッションは、AWS モニタリングとオブザーバビリティの VP である Nandini Ramani が、3 社の AWS カスタマーと、彼らがどのように AWS オブザーバビリティ のソリューションを活用し、成功を収めたについてディスカッションします。ディスカッションでは、Join Fidelity Investments、United Airlines、Federated Wireless の 3 社が、異なる業界でそれぞれどのようにして自らの組織にオブザーバビリティの文化を率先して取り入れたのかを話します。また、オブザーバビリティが、アプリケーションの性能の改善、DevOps チームのパフォーマンスの最適化、顧客体験の改善といった課題にどのように貢献したかについても話します。そして、これらの AWS カスタマー達が、それぞれの業界や企業にとっての今後のオブザーバビリティについて、どのように考えているかを学ぶことができます。

COP328 | Using Amazon EKS Observability Accelerator to collect signals on Amazon EKS – Chalk talk (Amazon EKS Observability Accelerator を利用した Amazon EKS のモニタリングシグナルの収集 – チョークトーク)
11 月 29 日、午後 5 時 30 分 (PST)、Caesars Forum (CSR) Alliance 311
昨今、Infrastructure as Code (IaC) はビジネス推進のために多くの組織で採用されています。一貫性があり、反復可能なデプロイや新しい環境を構築する仕組みを持つことで、より迅速なイノベーションが可能になります。そして、オブザーバビリティもこのようなイノベーションの加速に貢献します。Amazon EKS Observability Accelerator を使用することで、組織は自身のアプリケーションやツールに、より集中することができるようになります。このチョークトークでは、Observability Acceleratro を使って、アプリケーションをオブザーバビリティが十分に適用された状態にする方法を学ぶことができます。

COP222 | Visualize everything: Grafana dashboards on AWS – Chalk talk (全てを可視化しよう : AWS 上で構築する Grafana ダッシュボード – チョークトーク)
11 月 29 日、午後 4 時 15 分 (PST)、Caesars Forum (CSR) Academy 412
マルチアカウント環境でアプリケーションが稼働しているケースにおいて、全ての情報を一箇所で可視化するにはどうすれば良いでしょうか?そのような環境では、ログやメトリクスの可視化に複数のツールを使用していたり、アラートを各アカウントで個別に設定していることがあるでしょう。このチョークトークでは、Amazon Managed Grafana を組織単位で活用する方法を学ぶことができます。SSO による認証や、複数のアカウントのデータを集約した綺麗なダッシュボードによりアラートを一元管理することで、アプリケーション管理における信頼できる唯一の情報源を構築することが可能です。

COP327 | Cut through the chaos: Monitoring for business outcomes – Chalk talk (混沌を切り開く : ビジネスの成果のためのモニタリング – チョークトーク)
11 月 29 日、午後 3 時 30 分 (PST)、Caesars Forum (CSR) 110
サービスの分散が進むにつれて、サービスの管理者はアプリケーションの状態を示す何千、何百万ものメトリクスに直面することになります。このチョークトークでは、どのメトリクスがアプリケーションの状態を判断するのに重要であるか、そして、それらのメトリクスがサービスレベル目標 (SLO : Service Level Objectives) や サービスレベル指標 (SLI : Service Level Indicators) にどのように関係するかを学ぶことができます。このチョークトークは、何が重要で、それをどのように測るべきかを検討するにあたり、新しい考え方を身につける助けになるでしょう。

COP316 | How to monitor applications across multiple accounts – Breakout session (マルチアカウント環境のアプリケーションをモニタリングする方法 – ブレイクアウトセッション)
11 月 30 日、午前 9 時 15 分 (PST)、Caesars Forum (CSR) Summit 201
運用に関する負担を軽減するために、マルチアカウント構成を採用する企業が増えています。このセッションでは、マルチアカウント環境で AWS のオブザーバビリティのサービスを活用し、一元的に管理されたアプリケーションのモニタリングを実現する方法を学ぶことができます。具体的には、マルチアカウント環境における Amazon CloudWatch を使った一元的に管理されたモニタリングを実現する方法や、AWS カスタマーがクロスアカウントで収集したメトリクス、ログ、トレースの検索、可視化、分析の実現に CloudWatch をどのように活用したのかについて話を聞くことができます。

COP329 | Observability patterns for highly available applications – Chalk talk (高い可用性を備えたアプリケーションのためのオブザーバビリティ パターン – チョークトーク)
11 月 30 日、午前 10 時 (PST)、MGM Grand Boulevard 167
高い可用性を備えたアプリケーションの設計は、しばしば長期間に渡り多くの試行錯誤を伴います。このような取り組みにおいて、予測できないシステムの状態を把握することや、性能劣化の小さな兆候、エンドユーザーの体験を損ねている要素を捉えることは重要です。AWS のサービスは、システムやアプリケーションの詳細な可視化を可能にします。このチョークトークでは、盤石なオブザーバビリティの基盤を構築するためのオブザーバビリティのパターンや教訓、そして AWS ソリューションについて学ぶことができます。

COP342 | Become a dashboard expert – Builders’ session (ダッシュボードのエキスパートになろう – ビルダーズセッション)
11 月 30 日、午前 11 時 30 分 (PST)、Caesars Forum (CSR) Alliance 312
最もパフォーマンスが低いサーバーを探し出したいですか?もちろん可能です!CxO にダッシュボードを共有したいですか?できます!自動化の仕組みを取り入れたカスタムウィジェットを作りたいですか?問題ありません!このビルダーズセッションでは、Amazon CloudWatch ダッシュボードを使ってアプリケーションや環境、ワークロードの可視化を行い、それを様々な相手に共有するためのベストプラクティスと専門的な知識を学ぶことができます。さらに、アプリケーションを CloudWatch Evidently と統合することで、機能をリアルタイムに切り替える方法も学ぶことができます。このセッションは、参加にあたってラップトップを持参する必要があります。

COP343 | Observability Best Practices at Amazon – Breakout session (アマゾンのオブザバーバビリティ ベストプラクティス – ブレイクアウトセッション)
11 月 30 日、午前 11 時 30 分 (PST)、Caesars Forum (CSR) Summit 214
このセッションでは、アマゾンが完璧な粒度のオブザーバビリティを求めて継続している取り組みについて学ぶことができます。このセッションは、チームが抽象度の高いレベルでシステムの状態を把握する方法から、一つのリクエストの詳細を分析する方法まで、アマゾンにおけるモニタリングの全ての範囲を扱います。メトリクス、ログ、トレースに関するベストプラクティスや、それらのシグナルを運用の優位性を実現するためにどのように活用できるかを紹介します。

COP339 | AWS open-source observability for monitoring Amazon ECS – Builders’ session (Amazon ECS のモニタリングのための オープンソースを活用した AWS のオブザーバビリティ – ビルダーズセッション)
11 月 30 日、午後 1 時 (PST)、Mandalay Bay (MND) South Pacific D
Amazon ECS 上で稼働するマイクロサービスのメトリクスやログを収集し、可視化するにはどうすれば良いでしょうか?このビルダーズセッションのハンズオンでは、メトリクスとログを扱います。ハンズオンでは、サンプルのマイクロサービスを AWS Fargate 上で稼働させ、AWS Distro for OpenTelemetry を使って Amazon Managed Service for Prometheus にメトリクスを送信する方法を学ぶことができます。また、FireLens を使って Amazon CloudWatch にログを送信するためのコンテナの設定も学ぶことができます。そして、Amazon Managed Service for Prometheus 上のメトリクスと CloudWatch Logs 上のログをデータソースとして、Amazon Managed Grafana を使ってダッシュボードを構築します。このセッションは、参加にあたってラップトップを持参する必要があります。

COP210 – FINRA: Democratize data and solve issues faster with Grafana – Breakout session (FINRA : Grafana によるデータの民主化と問題解決の高速化の実現 – ブレイクアウトセッション)
11 月 30 日、午後 2 時 30 分 (PST)、MGM Grand Chairmans 355
運用上の問題が発生した際、迅速な診断と問題箇所の修正のために、エンジニアは可能な限り素早くデータにアクセスできる必要があります。FINRA はこの課題に対応するため、Amazon Managed Grafana を使って運用に関するレポーティングと可視化を強化するプラットフォームを構築しました。このプラットフォームによって、問題解決にかかる時間の削減や顧客体験の改善、そして組織全体における運用体制の改善を実現しました。このセッションを通して、組織全体でデータにセキュアな方法でアクセスできる仕組みを構築し、より効果的で効率的な運用を実現する方法を学ぶことができます。

COP308 | Hands-on experience with AWS observability services – Workshop (AWS のオブザーバビリティに関するサービスをハンズオンで体験しよう – ワークショップ)
11 月 30 日、午後 2 時 30 分 (PST)、Caesars Forum (CSR) Academy 409
より良いオブザーバビリティの仕組みの構築は、効果的な IT の運用の実現や顧客満足度の改善、ビジネスの成長、そして俊敏性の向上にとって重要です。AWS はすぐに利用可能な、様々なオブザーバビリティのサービスやソリューションを提供しています。それらを活用し、高い信頼性を持つスケーラブルな IT インフラストラクチャを構築することが可能です。このワークショップでは、Amazon CloudWatch、AWS X-Ray、Amazon Managed Service for Prometheus、Amazon Managed Grafana、AWS Distro for OpenTelemetry を使って、Amazon EC2、Amazon EKS、Amazon ECS、AWS Lambda を含む様々なサービスのモニタリングを実現する方法を学ぶことができます。このセッションは、参加にあたってラップトップを持参する必要があります。

COP302 | Developing an observability strategy – Breakout session (オブザーバビリティの戦略を考える – ブレイクアウトセッション)
11 月 30 日、午後 4 時 (PST)、Mandalay Bay (MND) Oceanside D
オブザーバビリティを実現するための計画をお持ちですか?ステークホルダー達は、アプリケーションに対してどのような観点の観測を必要としていますか?クラウドへの移行を進めたり、クラウド上の運用を成熟させるにあたって、オブザーバビリティを最適化し、ステークホルダー達がアプリケーションの運用状況を把握できるようにすることは重要です。このセッションを通して、ステークホルダー達の要求を満たし、ビジネスの成果をあげるために、将来のオブザーバビリティの戦略をどのように決定するかを学ぶことができます。

COP317 | Observability: Best practices for modern applications – Breakout session (オブザーバビリティ : モダンアプリケーションにおけるベストプラクティス – ブレイクアウトセッション)
12 月 1 日、午後 4 時 15 分 (PST)、MGM Grand 115
アプリケーションの問題や運用上のインシデントが発生した際、顧客への影響が発生する前に可能な限り早く問題を解決することは重要です。分散型の構成をとるモダンなコンテナやサーバーレスのアプリケーションの場合、この課題はより難しいものになります。このセッションでは、モダンアプリケーションアーキテクチャにおけるオブザーバビリティのベストプラクティスを学ぶことができます。AWS のオブザーバビリティに関するサービスを使って、アプリケーションの問題を素早く特定、診断し、修復する方法を紹介します。

翻訳はソリューションアーキテクトの加藤が担当しました。原文はこちらです。

著者について

Tiffany Chen

Tiffany Chen (cwtiff@amazon.com) は AWS の CSC チームのソリューションアーキテクトです。彼女は AWS のお客様のデプロイワークロードをサポートしてきました。現在は、エンタープライズのお客様と協力して、適切に設計され、コストが最適化されたソリューションを構築しています。余暇には、旅行、ガーデニング、ベーキング、バスケットボール観戦を楽しんでいます。

Winnie Chen

Winnie Chen (winniec@amazon.com) はソリューションアーキテクトで、現在 AWS の CSC チームに所属し、新規顧客をサポートしています。彼女は、大企業や中小企業などの規模の企業だけでなく、あらゆる業界の顧客をサポートしています。彼女は AWS で 3 年以上働いており、お客様の AWS でのインフラストラクチャの移行と構築を支援してきました。余暇には、ハイキング、サイクリング、ロッククライミングなどのアクティビティを通じて、旅行や屋外での時間を楽しんでいます。