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新機能 – Redis 5.0 互換の Amazon ElastiCache
今年始め、当社は Redis 4.0 互換の Amazon ElastiCache を発表しました。その記事中、Randall がどのように Redis 用 ElastiCache クラスターがテラバイトのメモリにスケールし、毎秒数百万回の読み書きを実行できるかを説明しました! それ以外の Redis 用 Amazon ElastiCache の最近の改善点は以下のようになります。
読み取りレプリカスケーリング – Redis クラスターへのリードレプリカノードの追加/削除をサポートし、クラスター作成時間を最大 40% 短縮します。
PCI DSS 認定 – Payment Card Industry データセキュリティスタンダード (PCI DSS) 認定これにより、Redis 用 ElastiCache (エンジンバージョン 4.0.10 以降) を使用して、機密性の高い支払いカードデータを処理する、低遅延、高スループットのアプリケーション構築することが可能になります。
FedRAMP は AWS GovCloud (米国) で認可され、利用できます – 米国政府の顧客とそのパートナーは、Redis 用 ElastiCache を使用して、AWS GovCloud (米国) リージョンにおけるミッションクリティカルで、高インパクトなワークロード、および米国のその他 AWS リージョンにおける中インパクトレベルの FedRAMP システムとデータを処理して、保存することができます。詳細は、Redis 用 ElastiCache の準拠 文書をお読みください。
インプレースアップグレード – 数秒間のフェイルオーバー期間を除き、可用性を維持しながら、Redis クラスターをインプレースで新しいエンジンバージョンへのアップグレードをサポートします。
新しいインスタンスタイプ – M5 と R5 インスタンスの使用をサポートし、パフォーマンスが大幅に向上しました。
5.0 互換性
本日、Redis 5.0 互換の Redis 用 Amazon ElastiCache を発表いたします。このバージョンの Redis には、新しい ストリーム データタイプ、新しいコマンド (ZPOPMIN、ソート済みセットで使用する ZPOPMAX)、優れたメモリ最適化のサポートが含まれます。詳細については、Redis 5 の新機能を参照してください。
通常、ElastiCache コンソール、CLI、API、または CloudFormation テンプレートを使用して開始できます。コンソールを使用して、次の設定を行います。
クラスターが起動し、数分以内に次が実行されます。
前述した既存の 4.0 互換クラスターのインプレースアップグレード機能を使用することもできます。クラスターを選択し、[Modify] をクリックすると、5.0 互換エンジンが既に選択されています。その他の設定を確認し、[Modify] をクリックして続行します。
動作中のストリーム
新しいストリームデータタイプは強力です! 各ストリームには名前があり、XADD コマンドの一部として参照するだけで作成できます。スキャンと検証が必要なファイルを生成する、長時間実行するプロセスがあるとします。テスト目的で、以下のようにシェルからストリーム名 Files
に一連のファイルを追加できます。
XREAD BLOCK 1000 STREAMS Files 0
コマンドを使用して、ストリームの先頭から値を取得できます。
また、指定された ID の後にある値を読むことができます。
ほとんどの場合、コマンドラインからではなく、コードから読み書きをしています。これは、Redis 5 Streams の機能を伝える単純な例です。あなたはもっと活用できるでしょう!
今すぐ利用可能です!
すべての商用 AWS リージョンで、既存の 4.0 互換クラスターをアップグレードし、新しい 5.0 互換クラスターを作成することができるようになりました。
— Jeff;