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R5、R5d、z1d インスタンスが利用可能になりました
つい先週のことですが、私は高速なプロセッサーとより多くのメモリを使用する EC2 インスタンスを起動する計画について語りました。本日より R5、R5d、z1d インスタンスが利用開始となったことを報告させていただきます。では詳しく見てみましょう。
R5 インスタンス
メモリ最適化された R5 インスタンスは、カスタム Intel® Xeon® Platinum 8000 シリーズ (Skylake-SP) プロセッサーを使用し、持続するオールコア Turbo Boost を搭載した最大 3.1 GHz で動作します。これらは分散インメモリキャッシュ、インメモリ分析、ビッグデータ解析に最適で、6 つのサイズが利用できます。
インスタンス名 | vCPU | メモリ | EBS 最適化された帯域幅 | ネットワーク帯域幅 |
r5.large | 2 | 16 GiB | 最大 3.5 Gbps | 最大 10 Gbps |
r5.xlarge | 4 | 32 GiB | 最大 3.5 Gbps | 最大 10 Gbps |
r5.2xlarge | 8 | 64 GiB | 最大 3.5 Gbps | 最大 10 Gbps |
r5.4xlarge | 16 | 128 GiB | 3.5 Gbps | 最大 10 Gbps |
r5.12xlarge | 48 | 384 GiB | 7.0 Gbps | 10 Gbps |
r5.24xlarge | 96 | 768 GiB | 14.0 Gbps | 25 Gbps |
R5 インスタンスは米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) リージョンで本日から起動できます。詳細については、「R5 と R5d インスタンス」についての情報をお読みください。
R5d インスタンス
R5d インスタンスは R5 インスタンスとスペックを共有し、最大 3.6 TB のローカル NVMe ストレージも含まれます。サイズは次のとおりです。
インスタンス名 | vCPU | メモリ | ローカルストレージ | EBS 最適化された帯域幅 | ネットワーク帯域幅 |
r5d.large | 2 | 16 GiB | 1 x 75 GB NVMe SSD | 最大 3.5 Gbps | 最大 10 Gbps |
r5d.xlarge | 4 | 32 GiB | 1 x 150 GB NVMe SSD | 最大 3.5 Gbps | 最大 10 Gbps |
r5d.2xlarge | 8 | 64 GiB | 1 x 300 GB NVMe SSD | 最大 3.5 Gbps | 最大 10 Gbps |
r5d.4xlarge | 16 | 128 GiB | 2 x 300 GB NVMe SSD | 3.5 Gbps | 最大 10 Gbps |
r5d.12xlarge | 48 | 384 GiB | 2 x 900 GB NVMe SSD | 7.0 Gbps | 10 Gbps |
r5d.24xlarge | 96 | 768 GiB | 4 x 900 GB NVMe SSD | 14.0 Gbps | 25 Gbps |
R5d インスタンスは米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン) リージョンで利用できます。詳細については、「R5 と R5d インスタンス」についての情報をお読みください。
z1d インスタンス
高周波数の z1d インスタンスは、カスタム Intel® Xeon® スケーラブルプロセッサーを使用し、持続するオールコア Turbo Boost を搭載した最大 4.0 GHz で動作します。これはコアあたりの非常に高いパフォーマンスのメリットを享受できる EDA (Electronic Design Automation)、財務シミュレーション、リレーショナルデータベース、ゲームワークロードに最適です。これらは 6 つのサイズが利用できます。
インスタンス名 | vCPU | メモリ | ローカルストレージ | EBS 最適化された帯域幅 | ネットワーク帯域幅 |
z1d.large | 2 | 16 GiB | 1 x 75 GB NVMe SSD | 最大 2.333 Gbps | 最大 10 Gbps |
z1d.xlarge | 4 | 32 GiB | 1 x 150 GB NVMe SSD | 最大 2.333 Gbps | 最大 10 Gbps |
z1d.2xlarge | 8 | 64 GiB | 1 x 300 GB NVMe SSD | 2.333 Gbps | 最大 10 Gbps |
z1d.3xlarge | 12 | 96 GiB | 1 x 450 GB NVMe SSD | 3.5 Gbps | 最大 10 Gbps |
z1d.6xlarge | 24 | 192 GiB | 1 x 900 GB NVMe SSD | 7.0 Gbps | 10 Gbps |
z1d.12xlarge | 48 | 384 GiB | 2 x 900 GB NVMe SSD | 14.0 Gbps | 25 Gbps |
高速のコアを使用すると、既存のジョブをこれまでよりも迅速に完了することができ、コアごとにライセンスされたデータベースや EDA ツールの使用を微調整することができます。
z1d インスタンスは米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール) リージョンで本日より利用可能です。詳細については、「z1d インスタンス」についての情報をお読みください。
準備中
今後 2、3 か月以内に、R5 を使用する Amazon Relational Database Service (RDS)、Amazon ElastiCache、Amazon Aurora インスタンスを作成することができるようになります。
r5.metal、r5d.metal、z1d.metal インスタンスは近い将来に計画されており、利用可能になった時点でお知らせします。
— Jeff;