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週刊生成AI with AWS – 2025/1/6週
みなさん、こんにちは。AWS ソリューションアーキテクトの木村です。
あけましておめでとうございます。本年も週刊生成 AI with AWS と、週刊 AWS をよろしくお願いいたします。
1 月に入り AWS 公式ウェブマガジン、builders.flash の記事が公開されていますので生成 AI に関係するものをピックアップしてみます。精度評価・信頼性・セキュリティ・高度な RAG 構築などの実用的なテクニックが記載されていますので興味に合わせてご覧ください。
- Amazon Bedrockを用いた掲示板投稿監視システムの実現~株式会社ゲームエイトによる生成AI実装解説 (株式会社ゲームエイト様)
- AI技術で高校生の未来を支援する『AI-m(エイム)』~面接練習の革新 (株式会社マイナビ様)
- 生成AIセキュリティの歩き方
- Amazon Bedrock Knowledge Basesでもサポート開始(preview)した噂のGraphRAGとは一体なんなのか?!
それでは、1 月 6 日週の生成AI with AWS界隈のニュースを見ていきましょう。
さまざまなニュース
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- AWS生成AI国内事例ブログ: 三協立山株式会社様、生成 AI アシスタントを1か月でリリースし議事録作成時間を 75% 削減
三協立山株式会社様は、生成 AI 活用による生産性向上を目的とした社内向けサービス 「AI ふたば」を展開していました。プログラミングなどの一部の業務で活用されていた一方で、業務での活用シーンが不明確であることや、RAG が導入されていないことなどの理由から、会社全体での活用が進まないという課題を抱えていました。そこで、上記の課題解決に向けて Generative AI Use cases JP (以下、GenU) の導入を検討しました。GenU をカスタマイズし、業務での活用シーンに即した 50 パターンほどのプロンプトテンプレートを導入したことで社内の利用者が 1.5 ~ 2 倍程度拡大したそうです。さらに当初から要望の多かった議事録作成機能をリリースしたことで、年間で 1 万 5000 時間の業務時間削減効果が見込まれています。 - ブログ記事「Amazon Nova のご紹介: フロンティアインテリジェンスと業界をリードする料金パフォーマンス」を公開
昨年の 12 月 3 日に、 Amazon Bedrock で利用可能な基盤モデル (FM) である Amazon Nova を発表しました。Amazon Nova は最先端のインテリジェンスと業界トップクラスの価格パフォーマンスを実現します。この記事では、Amazon Nova のそれぞれのモデルの特徴・プロンプト例・呼び出し方例を紹介しています。
- AWS生成AI国内事例ブログ: 三協立山株式会社様、生成 AI アシスタントを1か月でリリースし議事録作成時間を 75% 削減
サービスアップデート
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- Amazon Q Developer が Amazon SageMaker Code Editor IDE で利用可能に
Amazon SageMaker Studio をご利用のお客様は、Code Editor(Visual Studio Code)IDE 内で Amazon Q Developer による生成AI アシスタンスを利用できるようになりました。Q Developer を使用することで、トラブルシューティングに関するガイダンスを得たり、コード生成を行ったりすることが可能になり、機械学習開発プロセスの効率化が期待できます。この機能は、SageMaker Studio が利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。
- Amazon Q Developer が Amazon SageMaker Code Editor IDE で利用可能に