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週刊生成AI with AWS – 2026/2/9週

みなさん、こんにちは。AWS ソリューションアーキテクトの木村です。
最近はフィジカル AI の動向把握に注力しています。下記で触れている「月刊 AWS 製造 2026年2月号」にもいくつか記事が取り上げられていますので是非ご覧ください。

2 月 27 日 (金)に「企業でつかうためのCoding Agent「Kiro」 オンライン勉強会」が開催されます。AI エージェントを活用した開発プロセスの効率化に関心がある方はぜひ参加ください!
また 3 月 26 日(木)には「Amazon Quick Suite で変わる業務の現場 — 活用企業・AWS社員による事例紹介」が開催されます。分析業務や定型業務の効率化に興味がある方はぜひご参加ください!

それでは、2 月 9 日週の生成 AI with AWS界隈のニュースを見ていきましょう。

さまざまなニュース

    • ブログ記事「AWS Transform custom: AI 駆動 Java モダナイゼーションで技術的負債を削減」を公開
      AWS Transform custom を使用して、Java アプリケーションのモダナイゼーションを AI で自動化する方法を紹介しています。Java 8 から Java 21 へのアップグレードを例に、AWS マネージド変換の適用手順や、組織固有のカスタム定義変換の作成方法をステップバイステップで解説しています。手動リファクタリングでは数週間かかる作業を数分で実現できるため、技術的負債の削減に取り組んでいる方はぜひご覧ください。
    • ブログ記事「Amazon、Nova モデル強化に向けプライベート AI バグバウンティプログラムを開始」を公開
      Amazon が Amazon Nova 基盤モデルを対象としたプライベート AI バグバウンティプログラムを開始しました。セキュリティ研究者やパートナー大学の専門家と連携し、プロンプトインジェクション、モデルの脆弱性、CBRN 関連の脅威検出などの領域でテストを行い、有効な脆弱性の報告に対して 200 ドルから 25,000 ドルの報奨金が支払われます。
    • ブログ記事「エンタープライズにおける AI エージェント: Amazon Bedrock AgentCore を活用したベストプラクティス」を公開
      Amazon Bedrock AgentCore を活用して本番環境で使えるエンタープライズ向け AI エージェントを構築するための 9 つのベストプラクティスを紹介しています。小さく始めてスコープを明確にすること、初めからオブザーバビリティを測定すること、計画的なツール戦略、評価の自動化、マルチエージェントアーキテクチャ、セキュリティ、継続的テストなど、初期のスコーピングから組織全体へのスケーリングまで幅広くカバーした実践的なガイドです。
    • ブログ記事「月刊 AWS 製造 2026年2月号」を公開
      製造業向けの月次アップデートブログです。今月のピックアップトピックはフィジカル AI で、AWS Japan が提供するフィジカル AI 開発支援プログラムの紹介や、VLA/VLM モデル開発の技術支援に関する情報、NVIDIA GR00T や HuggingFace LeRobot を活用したエッジからクラウドまでのフィジカル AI 環境構築、AWS Batch でのロボット学習基盤の構築方法など、フィジカル AI 関連の翻訳ブログ 5 本が紹介されています。

サービスアップデート

    • Amazon Bedrock が 6 つのフルマネージドオープンウェイトモデルを追加サポート
      Amazon Bedrock で 6 つの新しいオープンウェイトモデル (DeepSeek V3.2、MiniMax M2.1、GLM 4.7、GLM 4.7 Flash、Kimi K2.5、Qwen3 Coder Next) が利用可能になりました。これまで高コストだった高性能 AI モデルの推論が大幅に安くなり、企業でのコード生成や推論タスクが手軽に実現できます。これらのモデルは、高度なサービス品質提供を行うための新しい分散推論エンジン Project Mantle によって提供されます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。
    • Amazon Bedrock が AWS PrivateLink のサポートを拡張
      Amazon Bedrock が AWS PrivateLink のサポートを拡張し、新たに bedrock-mantle エンドポイントでもプライベートアクセスが可能になりました。従来は bedrock-runtime エンドポイントのみでしたが、今回 Project Mantle という新しい推論エンジンのエンドポイントも追加されました。これにより企業のプライベートネットワーク内から安全に AI モデルを利用でき、セキュリティを重視する企業での生成 AI アプリケーション開発が進めやすくなります。米国東部(バージニア北部)やアジアパシフィック(東京)リージョンなど 14 のリージョンで利用可能です。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。
    • Amazon Bedrock AgentCore Browser でプロキシ設定をサポート
      Amazon Bedrock AgentCore Browser でプロキシ設定がサポートされました。これにより企業のプロキシインフラを通じてブラウザセッションを実行できるようになり、地域制限のあるコンテンツアクセスやコンプライアンス要件への対応が可能です。例えば医療や金融業界などの規制業界のお客様は、セキュリティポリシーに準拠しながら重要な業務プロセスを自動化することが可能になります。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。
    • Amazon SageMaker HyperPod がコンソールからのノードアクションをサポート
      Amazon SageMaker HyperPod で、AWS コンソールから直接ノードを管理できるようになりました。従来は SSM 接続文字列の手動作成や CLI コマンドが必要でしたが、今回のアップデートでコンソール上でノードへの接続、再起動が可能になります。AI/ML ワークロード運用時のトラブルシューティングが大幅に効率化され、ダウンタイムを最小限に抑えられます。詳細はこちらのドキュメントをご覧ください。

今週は以上です。それでは、また来週お会いしましょう!

著者について

Naoto Kimura

木村 直登(Naoto Kimura)

AWS Japan のソリューションアーキテクトとして、製造業のお客様に対しクラウド活用の技術支援を行なっています。最近は AI Agent と毎日戯れており、AI Agent 無しでは生きていけなくなっています。好きなうどんは’かけ’です。