AWS JAPAN APN ブログ
AWS サービスレディプログラムに”Business Application”カテゴリー誕生！
2021年6月8日(US時間)に、AWSサービスレディプログラムの一つであるAmazon RDS サービスレディ認定に“Business Application“カテゴリーが新規追加されることが発表されました。日本ではソフトブレーン株式会社とエムオーテックス株式会社がローンチパートナー※として発表されましたのでご紹介します。
AWS サービスレディプログラムは、AWS パートナーが AWS サービスと統合された製品、もしくはAWSサービスをバックエンドとして使用する製品を多角的にAWSが検証していることを証明するプログラムです。このプログラム取得のためにAWSパートナーは製品の詳細情報やお客様のケーススターディを提供し、それらをAWS パートナーソリューションアーキテクトが技術基準に照らして検証・認定を行います。このプロセスを経ることで、AWS パートナーの製品がAWS のベストプラクティスを充足するアーキテクチャを備えているとAWSは確信をもって推奨します。
AWS サービスレディプログラムの一つとして、Amazon RDS サービスレディ認定に“Business Application”カテゴリーが新たに追加されました。お客様は、Amazon RDS と統合しながら AWS のセキュリティ、可用性、信頼性、パフォーマンス、およびその他のアーキテクチャのベストプラクティスに従ったビジネスアプリケーション製品を見つけることができます。 認定を取得したビジネスアプリケーションは、お客様のアカウント内にデプロイされるか、AWS パートナーのアカウントにデプロイされるサービスのソフトウェア（SaaS）として提供し、お客様のビジネスを実行するためのさらなる信頼性とパフォーマンスを提供します。
Globalで発表によるAPN Blogはこちら
注釈）AWS サービスレディプログラムに参加するには、AWS パートナーネットワーク（APN）の ISV パートナーパス で AWS ファンデーショナルテクニカルレビュー (FTR) に合格して Confirmedステータスを取得している必要があります。
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) は、コスト効率に優れ、サイズ変更可能な容量を提供すると同時に、ハードウェアのプロビジョニング、データベースのセットアップ、パッチ適用、バックアップなどの時間のかかる管理タスクを自動化します。
ローンチパートナーのご紹介
日本からソフトブレーン株式会社とエムオーテックス株式会社がローンチパートナー(※)としてAWS サービスレディプログラムの一つである Business Applicationカテゴリ―で Amazon RDS サービスレディ認定を取得されました。
AWS SaaS Portalにローンチパートナーインタビューのビデオもございますので、併せてご参照ください。
※ローンチパートナーとは、新しい認定の公開時に、該当認定を「グローバルで初めて取得した認定パートナー」です。
ソフトブレーン株式会社
ローンチパートナーインタビューはこちら
Q1. 貴社の事業内容と、現在のAWS を利用したクラウドビジネスの状況を教えてください。
A1. 自社開発のCRM/SFA（顧客管理・営業支援システム）「eセールスマネージャー」の販売・導入・コンサルティング・カスタマーサクセスまで、すべてワンストップで提供しています。お客様にとってより快適で利便性の高いサービスを提供するための基盤としてAWSを積極的に利活用させていただいております。
Q2. Amazon RDS サービスレディ認定 を取得した製品の概要などを教えてください。
A2. 弊社の「eセールスマネージャーRemix Cloud」は、業種、業界、規模を問わず、約5,000社を超える導入実績を誇り、ユーザー調査で4年連続総合満足度No.1(※)を獲得しているクラウドサービスです。
顧客接点情報を全てクラウド化し、データに基づく全社営業を支援する多数の機能で構成されています。企業のフォーキャストの分析はもちろんの事、日々の顧客接点情報の蓄積や、多部門での情報共有を効率化するコミュニケーション支援ツールなど全社での顧客接点の効率化を行うことができます。
※ 株式会社ESP総研による2021年4月実施のCRM/SFA（営業支援システム）に関するユーザー調査
Q3. Amazon RDS サービスレディ認定 Business Applicationカテゴリーへのお申込みのきっかけは何でしょう？
A3. 弊社はCRM/SFAの領域において、長年国産No.1(※)として「eセールスマネージャー」という使い勝手を重視したサービスの開発・提供を行ってきました。多数の様々な業種・規模のお客様にご利用いただいています。お客様により快適かつ高品質なサービスを提供する為に、アマゾン ウェブ サービス ジャパン様とも連携して機能開発をし、AWSのサービス群を利活用してきた結果声を掛けられるに至ったかと思います。
※ 株式会社ESP総研による2021年4月実施のCRM/SFA（営業支援システム）に関するユーザー調査
Q4. AWS サービスレディ認定の活用法と、AWSへ期待することがあれば教えてください。
A4. 我々はお客様にとって使い勝手のいい高品質なサービスを提供する事を使命としております。もちろん使い勝手など他社の追随を許さないほどに自信をもって提供しております。そんなサービスを提供するためにはインフラストラクチャ面においても重要なキーファクターでありますが、そちらにおいては先進的な取り組みと顧客基点を追及されるAWS様の認定を取得したという事はアプリ層とインフラ層両面で顧客基点でのサービスを提供していることを表すと思っております。今後もAWS様にはSaaSベンダーにとってベストプラクティスとなるインフラストラクチャの提供を期待しております。
Q5. 今後のAWS を利用したクラウドビジネスの展開や目標を教えてください。
A5. 我々はより一層、お客様へ使い勝手がよく高品質でベストプライスなサービスを提供するために、AWS様の様々なサービスを利活用するための活動をしております。大手中堅向けはもちろんの事、よりITリテラシーの高くない中小企業向け、また、将来には日本の高品質を世界に届ける為の海外へなど、まだまだ今回の認定範囲では収まらない活動を実施していきます。様々なお客様にとって生産性を最大化するサービスは「eセールスマネージャー」であるという立ち位置をかっこたるものにする為にも、より使い勝手のいいサービスの開発と、それを下支えするAWSサービスを利活用したビジネス展開をしていきたいと思います。
エムオーテックス株式会社
ローンチパートナーインタビューはこちら
Q1. 貴社の事業内容と、現在のAWS を利用したクラウドビジネスの状況を教えてください。
A1. 弊社は自社製品「LanScopeシリーズ」の企画・設計・開発・販売を行うメーカーです。オンプレミス製品のLanScope Catは1996年にリリース、国内市場シェア1位(※)の実績を持ちます。またLanScope Anは、PC・スマホを一元管理できるクラウドサービスとして国内6,000以上の導入実績があります。自社製品を通して、お客様のIT環境の「安全と生産性の両立」（Secure Productivity）を実現するための支援を行っております。
※富士キメラ総研 2005～2019 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧「IT資産管理ツール・2018年度」
Q2. Amazon RDS サービスレディ認定を取得した製品の概要などを教えてください。
A2. LanScope Anは2012年9月にリリースし、これまでに国内6,000社以上のお客様にご導入いただいています。リリース当初はiOS・Androidデバイスの「MDM」（モバイルデバイス管理）ツールとして、多くのお客様にご導入いただいていましたが、昨今、PCも含めた一元管理のニーズが高まっています。このような背景から、最新のLanScope Anでは、市場シェア1位(※)のIT資産管理ツール・LanScope Catのノウハウを活かし、クラウドでスマホ・タブレット・PCの一元管理を実現。Apple Business ManagerやAndroid EnterpriseなどMDMとして 必須の機能に加え、Windows管理に広く求められる操作ログの取得や記録メディア制御、ファイル配信の機能を搭載しています。
※富士キメラ総研 2005～2019 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧「IT資産管理ツール・2018年度」
Q3. Amazon RDS サービスレディ認定 Business Applicationカテゴリーへのお申込みのきっかけは何でしょう？
A３. LanScope Anは多くのお客様にご利用いただいており、継続的に安定したサービスとして提供していくことが不可欠です。今回、技術的な認定を受けられること、また認定を受けていることについてプロモーション活動にも活かせると考え申し込みました。
Q4. AWS サービスレディ認定の活用法と、AWSへ期待することがあれば教えてください。
A4. 今回、AWSサービスレディの認定を受けたことをお客様・販売パートナー様に、製品サイトや販促資料を通して、広く認知いただくことによって、製品の信頼性がこれまで以上に向上することを期待しています。
Q5. 今後のAWS を利用したクラウドビジネスの展開や目標を教えてください。
A5. 年々、お客様のクラウドへのニーズは高まっており、デバイス管理ツールも例外ではなく、オンプレミスで管理してきたPCデバイスも、クラウドで管理するニーズが高まっています。弊社ではオンプレミス型のLanScope Catで培ったノウハウを活かし、LanScope AnのPC管理の機能を強化、その上で販促・販売活動も強化して参ります。AWSサービスレディ認定はこの活動の一助になると考えており、今後もAWS様と連携し、サービスの強化を図ってまいります。
Amazon RDS パートナー は、アプリケーションでの Amazon RDS プラットフォームの使用をサポートするか、またはそれらのアプリケーション用のツールを提供するために検証された製品をお届けします。
Amazon RDS サービスレディ認定パートナーはこちら >>
AWSではISV パートナーのAWS サービスレディプログラムの取得推奨・支援を行っています。取得を検討される方はAWS担当までご連絡ください。