Amazon EBS 汎用ボリューム

gp3 ボリュームを使用すると、アプリケーションのキャパシティとパフォーマンスをプロビジョニングする際に当て推量をすべて排除できます。どのボリュームサイズでも、3,000 IOPS の持続的なベースラインパフォーマンスが得られます。つまり、IOPS をプロビジョニングしなくても、アプリケーションは最小のボリュームで一貫してこのベースラインパフォーマンスを実現できます。アプリケーションがベースラインよりも高いパフォーマンスを必要とするユースケースでは、キャパシティをさらに追加することなく、必要な IOPS またはスループットをプロビジョニングするだけで済みます。

gp3 ボリュームにより、大部分のアプリケーションの IOPS とスループットの要件を満たすことが容易になり、費用対効果が高くなります。このようなアプリケーションには、仮想デスクトップ、Microsoft SQL Server や Oracle などの中規模の単一インスタンスデータベース、Kafka および Spark などのフレームワークに基づくレイテンシーの影響を受けやすいインタラクティブなアプリケーション、開発/テスト環境などが含まれます。新しい gp3 ボリュームは、任意のボリュームサイズで 3,000 IOPS および 125 MB/秒のベースラインパフォーマンスを提供します。より高いパフォーマンスをお求めのお客様は、追加料金を支払うことで最大 16,000 IOPS および 1,000 MB/秒までスケールアップできます。

gp3 は、gp2 ボリュームよりも 20% 低い GB あたりのコストで SSD のパフォーマンスを提供します。さらに、ストレージのパフォーマンスをキャパシティから切り離すことで、追加のブロックストレージキャパシティをプロビジョニングすることなく、より高い IOPS とスループットを簡単にプロビジョニングできるため、パフォーマンスが向上し、コストが削減されます。