AWS Elemental Server

ファイルベースの動画をオンデマンド配信にオンプレミスで準備

動画処理ワークフローでは、トランスコーダーが個々の動画ファイルを処理して、元のコンテンツのサイズを縮小した圧縮バージョンを作成し、フォーマットを変更し、または幅広い動画プレイヤーに対応できるように準拠性の幅を拡げてネット接続されたテレビ、スマホ、コンピューター、タブレット、ゲームコンソールで動画再生ができるようにします。ファイルベースのコンテンツのトランスコードソリューションでは、高品質のスタジオマスターからモバイルデバイスで記録された動画まであらゆる入力ソースの動画を変換でき、視聴者に配信可能なコンテンツを作成できます。また、ファイルベースの変換ソリューションでは、統合されたデジタル著作権管理 (DRM) を使って、複数のタイプのデバイスにオンデマンドでアセットを配信する準備をすることで、コンテンツのパッケージングと保護に対応できます。しかし、オンデマンドの動画アセットをあらゆる規模で放送グレードの視聴のために作成することにはコストと時間がかかります。動画コンテンツを高信頼性で、高品質に変換するには、クラウドベースの AWS Elemental MediaConvert や AWS Elemental Server など、アプライアンスとしてオンプレミスでデプロイできるか、貴社の施設で AWS のライセンスしたソフトウェアとしてデプロイできる、効率的で高スループットのトランスコーダーソリューションが必要です。
 
多くのファイルベースのトランスコーダーソリューションがクラウドに移行していますが、ワークフローによってはネットワーク上のストレージを使う動画ワークフローなどで、ファイルベースのエンコーディングをオンプレミスで行う必要があります。オンプレミスのトランスコードを要する場合、AWS Elemental Server はオンデマンドコンテンツに対して高信頼性の動画処理を提供します。動画ファイルを多岐にわたる出力フォーマットに変換して、テレビ放送での放映やネット接続されたデバイスへのストリーミングに備えて準備します。AWS Elemental Server はソフトウェアの更新も容易で、産業標準の変化にも後れを取らず、スクリーンやデバイスの進化にも対応して、高品質の動画を継続的に配信できます。

仕組み

Elemental-Server-Workflow

カスタマーユースケース

SBS

オーストラリアの無料ネットワーク、SBS には、視聴者のエクスペリエンスが第一です。この企業では、2018 年のワールドサッカートーナメントに、視聴者の要求にあらゆる規模で応えられる新しいライブストリーミング動画ワークフローをデプロイしました。新しいワークフローには AWS Elemental からのアプライアンスソリューションを採用し、SBS はトーナメントを放映し、50 を越すライブの試合を HD で SBS テレビネットワークとデジタルプラットフォーム経由で配信しました。AWS Elemental Live のアプライアンスソリューションはトーナメントイベントホストからのライブフィードをエンコードし、AWS Elemental Server がストリームされたコンテンツを処理してライブからオンデマンド (VOD) の機能を可能にして、AWS Elemental Delta がコンテンツをパッケージして、オーストラリア中のテレビとネット接続されたデバイスでファンに配信できるようにしました。


利点

どこでもデプロイ、どこでも配信

AWS Elemental Server はネット接続されたテレビ、スマホ、コンピューター、タブレット、ゲームコンソールなどの消費者用デバイスで使われているフォーマットにコンテンツを変換します。オンプレミスに留まるワークフローにはトランスコードされたコンテンツを AWS Elemental Delta にシフトするか、または AWS Elemental Media Services に直接送ってさらなる処理、パッケージングをして AWS クラウドでの配信に備えることができます。オンプレミスで行われるべきファイルベースのトランスコーディングには、Servers はオンデマンドアセットを任意の場所にいる視聴者に対する配信用に準備します。

多岐にわたるスクリーン用に動画を準備

AWS Elemental Server では、さまざまなインターネット形式やプロフェッショナル品質のメディア形式の動画ファイルを幅広く利用できるため、あらゆるデバイスできれいに再生できる高品質の動画を出力できます。豊富な業界標準出力フォーマットと解像度を利用して、消費者のスクリーンとデバイスに合わせた視聴経験を作り出してください。内蔵のグラフィック重ね、高度な音声機能、幅広い字幕機能を適用して、視聴エクスペリエンスとアクセス性を向上してください。

変化するニーズに適応

AWS Elemental Server では、入出力フォーマットの新規業界標準を素早く取り入れて、新たなスクリーンやデバイスにすばらしいエクスペリエンスをお届けできます。4K UHD、HDR、HEVC 動画処理への高度なサポートでサービスをアップグレードし、お使いの動画ワークフローを将来に備え、同時に Common Media Application Format (CMAF) と Interoperable Master Format (IMF) などの新規コンテンツ標準にも対応できるようにしてください。ソフトウェアのアップデートは容易にでき、常に業界標準に合わせられますので、スクリーンやデバイスが進化しても高画質の動画配信を継続できます。

ワークフロー管理の簡素化

AWS Elemental Server はウェブインターフェイス経由、または REST/XML API 経由で管理して、システム設定、ワークフローの統合、ジョブのキューイング、スケジュールと優先順位付け、オンプレミスやクラウドベース、仮想ワークフローへの統合などのタスクに使用できます。ローカルストレージを使うか、 Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) に接続して、柔軟なメディアストレージオプションをご利用ください。コントロールの統一とデプロイの管理をするオプションを選択して、設定時間を短縮し、メンテナンスタスクを簡素化し、アップグレードを一元化してください。
 

高品質を配信

高品質の前処理では、動画入力を準備して幅広い出力フォーマットと解像度にわたって最高品質を達成できるようにできます。HEVC と H.264 AVC 動画エンコーディングをサポートしていますので、安定した画質、ネットワーク帯域幅の効率的な使用ができ、超高解像度と高ダイナミックレンジフォーマットもサポートしています。Quality-defined variable bitrate control (QVBR、画質定義可変ビットレートコントロール) を内蔵していますので、エンコーディングは各動画フレームの複雑さに合わせて自動的に調節され、画質と、ストリーミング帯域幅を最適化することで、ストレージと CDN 送信コストを最大 50% 削減できます。

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