概要
AWS ハイブリッドクラウドサービスは、クラウドからオンプレミス、そしてエッジまで、必要な場所で一貫した AWS Experience を提供します。コンピューティング、ネットワーク、ストレージ、セキュリティ、アイデンティティ、データ統合、管理、モニタリング、オペレーションなど、幅広いサービスから選択して、お客様固有の要件やユースケースを満たすハイブリッドアーキテクチャを構築できます。また、ハイブリッドおよびマルチクラウド向けの AWS ソリューションを使用することで、他のクラウド上のリソースとのハイブリッド環境やエッジ環境におけるリソースの管理を簡素化し、一元化することができます。
メリット
デジタルトランスフォーメーションを加速する
必要な場所にクラウドインフラストラクチャとサービスを導入し、デジタルトランスフォーメーションプロジェクトを迅速に立ち上げることができます。データレジデンシー、ローカル処理、レイテンシーなどの要件により、特定の場所で実行されているアプリケーションも含めて、AWS ですべてのアプリケーションをモダナイズして管理します。
IT とデベロッパーの生産性の向上
生産性の向上とコスト削減を実現。 デベロッパーには、アプリケーションの構築、デプロイ、管理のための共通のプラットフォームを提供し、IT 部門には、AWS、構内、エッジ、その他のクラウド上のインフラを運用するための同じサービスやツールを提供します。
差別化されたサービスとエクスペリエンスの提供
インタラクティブで応答性の高いアプリケーションを実現し、ユーザーに新しい独自のサービスを迅速に提供します。アプリケーション、インフラストラクチャ、サービスを、オンプレミス、大規模なメトロセンター付近、5G ネットワークのエッジにデプロイし、エンドユーザーに近づけることができます。
AWS ハイブリッドクラウドサービス
ユースケース
低レイテンシーアプリケーションのサポート
製造のオートメーション、コンテンツの作成、リアルタイムゲーム、金融取引プラットフォーム、拡張現実と仮想現実 (AR/VR)、自動運転車、エッジでの推論などに求められる1桁ミリ秒台のレイテンシー要件を満たします。クラウドインフラストラクチャとサービスを、データセンター、大規模なメトロセンター、モバイルネットワークエッジなど、アプリケーションやエンドユーザーが配置されている場所に物理的に近接して配置します。
ローカルでデータを処理
デジタルトランスフォーメーションの取り組みで発生する膨大な量のデータを、AWS やローカルで処理します。コスト、サイズ、帯域幅、タイミングなどの制約によりオンプレミスに留まらなければならないデータセットを含む、一貫したハイブリッドアーキテクチャを構築します。データを簡単にクラウドに移してアーカイブすることができます。
データレジデンシーに関する要件を満たす
特定の国、州、自治体にデータを保存することで、セキュリティや税務上の要件、データ主権に関する規制、地政学的な変化に対応します。データがどこにあっても、同じサービスとツールを使用して、データの管理、分析、およびアーカイブを行うことができます。
データセンターの拡張
クラウドでのバースト、ハイブリッドデータ処理、バックアップ、ディザスタリカバリなどのユースケースを含む、データセンターの拡張ニーズに対応します。オンプレミスのネットワーク、セキュリティ、ストレージ、アクセスコントロールなどのインフラストラクチャを AWS でできる限りシームレスに利用できるように設計された、幅広いサービスポートフォリオから選択できます。
エンタープライズアプリケーションのクラウド化
クラウドに適したエンタープライズアプリケーションのワークロードを、他のコンポーネントはオンプレミスのままで移行します。実績のある AWS のアプローチを利用して、オンプレミスの投資を継続してオペレーションしながら、数個 (または数千個) のアプリケーションを迅速にクラウドにデプロイすることができます。
リソース
日本語ガイド
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