投稿日: Feb 2, 2021
Amazon S3 バッチオペレーションを使用して S3 オブジェクトタグの削除のオペレーションを実行し、単一の API リクエストまたは S3 マネジメントコンソールにおける数回のクリックで、多くのオブジェクトにまたがってオブジェクトタグを削除できるようになりました。S3 バッチオペレーションを使用すると、何十億ものオブジェクトにまたがってオブジェクトをコピーしたり、タグセットを置き換えたりするなどの反復アクションまたは一括アクションを実行できます。S3 バッチオペレーションは、再試行の管理や進行状況の表示など、すべての手動作業を処理します。
オブジェクトタグはキーと値のペアであり、ストレージの分類のために用いることができます。例えば、タグを使用すると、IAM ユーザーアクセス権限を介してきめ細かいアクセス制御を行い、特定のタグベースのフィルターを使用してオブジェクトライフサイクルルールを管理し、分析用にオブジェクトをグループ化し、特定のタグに基づいて Amazon CloudWatch メトリクスをカスタマイズして情報を表示できます。これらのタグは、オブジェクトをアップロードするときに適用することも、既存のオブジェクトに追加することもできます。バッチオペレーションでの S3 オブジェクトタグの削除のサポートにより、指定されたオブジェクトのタグが不要になったときに、当該オブジェクトからタグセット全体を削除できます。
S3 バッチオペレーションは、オブジェクトのタグの削除に加えて、オブジェクトのコピー、オブジェクトのタグ付け、オブジェクトへの ACL の適用、Glacier リストア、AWS Lambda 関数、保持期間を設定した上でのオブジェクトロック、および訴訟ホールドのためのオブジェクトロックの 7 つのアクションをサポートします。S3 オブジェクトタグの削除の S3 バッチオペレーションサポートには、S3 オブジェクトタグの削除 API と同じ機能がすべて含まれています。S3 バッチオペレーションジョブで S3 オブジェクトタグの削除を使用する方法の詳細については、ユーザーガイドをご参照ください。