Amazon Web Services ブログ
Amazon Kinesis Data Analytics が大阪リージョンでご利用いただけます
みなさん、こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン、シニアエバンジェリストの亀田です。
AWS re:Invent 2021 が終わり今年も多くのアップデートが発表されました。re:Capイベントに参加された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。今年も私は現地から日本時間の昼12時からに1時間、Daily re:Capを皆さんにお届けしました。
Keynote 及び Leadershipセッションは、日本語字幕付きでオンデマンドビデオを公開予定です。現在AWSJ メンバー総出で字幕作業を行っておりますので、公開まで今しばらくお待ちくださいませ。
さて今日は、Amazon Kinesis Data Analytics が大阪リージョンでご利用いただけるようになりましたのでお知らせいたします。
Amazon Kinesis Data Analytics
Kinesis Data Analytics は動画とデータストリームのリアルタイムな収集、処理、分析を容易に実現可能な、Amazon Kinesisファミリーの1つで、Apache Flinkをベースとした、サーバーレスでフルマネージドな データの変換、分析を実現するマネージドサービスです。
このサービスを用いることで、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) や Amazon OpenSearch Service などに、必要に応じでデータを変換し配信したり、インタラクティブにデータをリアルタイムでクエリおよび分析し重要なインサイトを得ることができます。またステートフルな処理を実装することが可能であり、長時間実行されるステートフルな計算を使用して、過去のデータトレンドに基づく異常検出などのリアルタイムアクションをトリガーすることができます。
着信データストリームに含まれる任意の量のデータに対応するために、アプリケーションは伸縮自在にスケールされるため、ストリーミングアプリケーションの実行に使用されるリソースに対してのみ料金が発生します。 ストリーミングデータはミリ秒単位で配信されるため、リアルタイムで様々な処理を実装することが可能です。
Amazon Kinesis Data Analytics Studio
Kinesis Data Analytics Studio はJupyter Notebookにより構成される、ストリーミングデータ分析を行うための開発環境を提供するサービスです。今回のアップデートで大阪リージョンでもご利用いただけるようになりました。
組み込みの可視化機能を備え、1 秒未満のクエリをサポートしています。アドホックなクエリを実行して、データ ストリームをすばやく検査し、数秒で結果を表示することができます。同じ開発環境で SQL、Python、Scala をサポートし、構文の強調表示、検証、および状況依存の提案により、Apache Flink 固有の機能の組み込みサポートを利用して、ノートブック内でデータを操作できます。
– シニアエバンジェリスト 亀田