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AWS Graviton4 搭載の新しいメモリ最適化 Amazon EC2 インスタンス (R8g) のプレビューにご参加ください

次世代の Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスのプレビューを公開します。新たな Graviton4 プロセッサを搭載した新しい R8g インスタンスは、既存のメモリ最適化インスタンスよりも優れたコストパフォーマンスを実現します。R8g インスタンスは、ビッグデータ分析、高性能データベース、インメモリキャッシュなど、メモリを大量に使用する最も要求の厳しいワークロードに適しています。

Graviton の歴史
Graviton プロセッサの進化を振り返ってみましょう。

2018 年 11 月 – Graviton プロセッサは A1 インスタンスで初登場しました。パフォーマンスとコストの両方を最適化し、スケールアウトワークロードでは最大 45% のコスト削減を実現しました。

2019 年 12 月 – Graviton2 プロセッサは、M6g、M6gd、C6g、C6gd、R6g、および R6gd インスタンスの発表と共に登場し、同等の非 Graviton インスタンスと比較して最大 40% の価格性能向上を実現しました。第 2 世代プロセッサは、浮動小数点演算性能が 2 倍になるなど、第 1 世代プロセッサの最大 7 倍の性能を実現しました。

2021 年 11 月 – Graviton3 プロセッサは、コンピューティング最適化 C7g インスタンスの発表と共に登場しました。この世代のプロセッサは、演算性能が最大 25% 向上したことに加え、浮動小数点演算性能と暗号処理性能が前世代に比べて再び 2 倍になりました。

2022 年 11 月 – Hpc7g および C7gn インスタンスで使用する Graviton 3E プロセッサが発表されました。このプロセッサでは、Graviton3 よりもベクトル命令処理性能が最大 35% 向上しました。

今日、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) の上位 100 社のお客様すべてが Graviton を利用しており、150 種類以上の Graviton 搭載インスタンスの中から選択しています。

新登場の Graviton4
革新的なカスタムチップ設計シリーズの最新製品である、エネルギー効率に優れた AWS Graviton4 プロセッサをご紹介できることを嬉しく思います。

96 個の Neoverse V2 コア、1 コアあたり 2 MB の L2 キャッシュ、および 12 個の DDR5-5600 チャネルが連携し、Graviton4 は Graviton3 よりもデータベースで最大 40%、ウェブアプリケーションで 30%、大規模な Java アプリケーションで 45% 高速化しています。

Graviton4 プロセッサは、前世代のセキュリティ機能もすべてサポートしており、暗号化された高速ハードウェアインターフェイスや Branch Target Identification (BTI) などの重要な新しい機能も含まれています。

R8g インスタンスのサイズ
第 8 世代 R8g インスタンスは、Graviton3 を搭載した第 7 世代 (R7g) のメモリ最適化インスタンスの最大 3 倍の vCPU 数と 3 倍のメモリ量を備え、さまざまなサイズでご利用いただけます。

プレビューに参加する
Graviton4 プロセッサを搭載した R8g インスタンス

Jeff

原文はこちらです。