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[資料公開 & 開催報告] Amazon Q Developer & Kiro Meetup #5 を開催しました
2025 年 12 月 15 日に AWS Startup Loft Tokyo (目黒) で開催された「Amazon Q Developer & Kiro Meetup #5: AWS re:Invent アップデート速報 & お客様の活用事例紹介」のイベントの様子をレポートします。
登壇資料は こちらからダウンロード (zip) していただけます。
このイベントは、AWS re:Invent 2025 でアップデートのあった Kiro の機能紹介と、お客様による Amazon Q Developer / Kiroの実践活用事例をテーマに実施しました。まずソリューションアーキテクトの稲田から Kiro の概要と AWS re:Invent 2025 前後で発表されたアップデートをご紹介しました。続いて、株式会社ゼンリンデータコム様、株式会社NTTドコモ様から Amazon Q Developer / Kiro の社内展開や活用方法の事例を共有していただきました。最後に株式会社リクルート様に AI-DLC の導入状況について発表していただきました。
参加者の方からは「各社の取り組み、AIに対する考えを知ることができ非常に有意義でした。」などのご感想をいただきました。現地参加の方のみ、ケータリングをご用意し、ネットワーキングのための懇親会を実施しました。
登壇者の方への質問や、参加者同士の意見交換、AWS メンバーへの相談が活発におこなわれていました。
イベント概要
- 開催日時: 2025年12月15日 19:00-
- 会場: AWS Startup Loft Tokyo (目黒)、オンライン配信
- スピーカー
- 株式会社ゼンリンデータコム様「Amazon Q Developer の組織展開 ~IAM IdC × ルールファイルで実現する標準化と統制~」
- 株式会社 NTT ドコモ様「NTT ドコモにおける Amazon Q Developer 活用事例の紹介」
- 株式会社リクルート様「AI-DLC を現場にインストールしてみた:プロトタイプ開発で分かったこと・やめたこと」
- ソリューションアーキテクト 稲田 大陸 Amazon Web Services Japan G.K. 「Amazon Q Developer および Kiro のAWS re:Invent のアップデート」
Amazon Q Developer および Kiro の AWS re:Invent のアップデート
スピーカー: ソリューションアーキテクト 稲田 大陸, Amazon Web Services Japan G.K.
はじめに、ソリューションアーキテクトの稲田より、AWS re:Invent 2025 前後の Amazon Q Developer / Kiro のアップデート情報をご紹介しました。
AWS Japan 独自の Blog 連載イベント「Kiroweeeeeeek in Japan」をご案内し、Kiro の概要や Kiro がガイドする仕様駆動開発 (Spec Driven Development) についてもご説明しました。Kiro のアップデート情報として、GA (一般提供開始) や Kiro for Enterprise の提供開始、チェックポイントやプロパティベーステストの導入、Kiro CLI の提供開始をご紹介しました。
さらに、AWS が提供するフロンティアエージェントの一つである Kiro Autonomous Agent が生まれた背景や特徴についてご説明しました。Kiro powers といった新機能や新しい料金体系についてもご紹介しました。
株式会社ゼンリンデータコム様「Amazon Q Developer の組織展開 ~IAM IdC × ルールファイルで実現する標準化と統制~」
株式会社ゼンリンデータコム様からは、「Amazon Q Developer の組織展開 ~IAM IdC × ルールファイルで実現する標準化と統制~」と題して AWS 環境の管理業務に対する Amazon Q Developer / Kiro の活用と、全社展開における取り組みについて発表していただきました。
社内展開にあたって実施した、AWS IAM Identity Center によるマルチアカウント環境でのユーザ管理や、役割ベースの権限セットへの集約といった工夫についてお話しいただきました。さらに、利用者ごとのスキル差や誤操作リスクの緩和のための、独自のルールファイルを作成によるプロンプト入力の簡素化や MCP サーバーの利用についてもご説明いただきました。Kiro CLI のカスタムエージェントの活用による AWS 環境管理業務の効率化の取り組みについてもご紹介いただきました。
株式会社 NTT ドコモ様「NTT ドコモにおける Amazon Q Developer 活用事例の紹介」
株式会社 NTT ドコモ様からは、「NTT ドコモにおける Amazon Q Developer 活用事例の紹介」と題して、社内の主要 Web サービス提供基盤「POPLAR」開発における Amazon Q Developer の活用状況と利用上の工夫について発表していただきました。
まず Amazon Q Developer 採用に至る経緯についてお話しいただき、活用状況として設計・実装・テスト・運用各フェーズにおける利用状況や品質・効率面での成果についてご共有いただきました。また、POPLAR の開発における Amazon Q Developer の組織的な活用のための取り組みについて利用ガイドラインの策定・周知や利用状況の可視化といった具体例を挙げてご説明いただきました。最後に、Kiro の採用も含めた今後の展望についてご紹介いただきました。
POPLAR における Amazon Q Developer の活用状況の詳細については AWS ブログ 「NTTドコモの Web サービス基盤『 POPLAR 』開発における Amazon Q Developer 活用」もぜひご覧ください。
株式会社リクルート様「AI-DLC を現場にインストールしてみた:プロトタイプ開発で分かったこと・やめたこと」
株式会社リクルート様からは、「AI-DLCを現場にインストールしてみた:プロトタイプ開発で分かったこと・やめたこと」と題して、AI を最大限ソフトウェア開発に活用する手法として提唱されている AI-DLC (AI-Driven Development Lifecycle, AI 駆動開発ライフサイクル) の活用状況について発表していただきました。
まずソフトウェア開発フェーズやタスクの計画を AI で作成する、検討内容は AI でドキュメント化する、AI の成果物は人間がレビューし、必要に応じて AI との質疑応答を取り入れる、などのテクニックについておさらいとしてご説明いただきました。
AI-DLC を実プロジェクトに取り入れる上での各フェーズでの流れやプロンプト、アウトプットの例をご紹介いただきました。最後に AI-DLC の採用に向いているプロジェクトの要素として、求められる品質やリードタイム、既存のインプット、チームの状況といった観点からそれぞれご説明いただきました。
株式会社リクルート様の登壇資料は「AI-DLCを現場にインストールしてみた:プロトタイプ開発で分かったこと・やめたこと」からご覧いただけます。
AI-DLC の詳細については過去の開催報告 「[資料公開 & 開催報告] Amazon Q Developer Meetup #3 を開催しました」 や、AWS ブログ 「AI 駆動開発ライフサイクル:ソフトウェアエンジニアリングの再構築」 をご覧ください。
おわりに
今回の Amazon Q Developer & Kiro Meetup #5 では、AWS re:Invent 2025 でアップデートのあった Kiro の機能紹介と、お客様による Amazon Q Developer / Kiroの実践活用事例をテーマとして開催させていただきました。株式会社ゼンリンデータコム様、株式会社NTTドコモ様、株式会社リクルート様にご登壇いただき、各社での取り組みや工夫、得られた知見についてお話しいただきました。
今後も、開発者の皆様が生成 AI をより有効に活用していただくための AI-DLC をはじめとしたプラクティスや Amazon Q Developer や Kiro といったツールについて発信・アップデートをお届けします。

















