Amazon Web Services ブログ
クラウドの調達と、その導入。両面に特化した新資格の普及をAWSは支援。
今回のブログでは、 AWSジャパン・パブリックセクターより、「クラウドの調達にフォーカスした新しい知識体系と認定資格」について紹介します。ご不明の点、「Contact Us」までお問合せください。(以下、AWS Public Sector Blog に掲載の「New Axelos ITIL® 4 Extension Module develops cloud procurement and technology integration skills」と題された投稿の翻訳となります。)
調達と導入は、クラウドの両輪
Caption: 学習者は通常、ITIL® 4 Foundation 認定から始め、その後、左側にある ITIL Extension Modules に進みます。
Extension Module で
信頼の置ける知識体系に習熟。
ITIL® 4: Acquiring and Managing Cloud Services Extension Module は、クラウドリソースの購買と管理分野における重要なスキルの習得に関心のある人を対象としています。ITIL 4 Extension Module においては、クラウド業界を形成しているベンダー、コンサルタント、トレーナー、デベロッパー、ビジネスリーダー、およびプラクティショナーの知識、研究、および実世界の専門知識の組み合わせが生かされています。学習者は、競争的な「調達の演習」の一環としてクラウド フレンドリーな RFP [Request for Proposal(提案依頼書)]のドラフトを作成し、さまざまなクラウド サービス プロバイダー(CSP)を評価する方法から、CSP のオンボーディングと管理、そしてクラウド環境の最適化まで、クラウドサービスの購買と管理に関するさまざまなトピックについて、信頼の置ける情報を得ることができます。
ITIL 4 Extension Module の、「その他」のコア・トピックには以下が含まれます。
- クラウドサービスの調達と、インテグレーションを成功させるための ITIL フレームワークの適用
- クラウド サービス プロバイダーに対する客観的でベンダーニュートラルな「評価」の実施
- 最適化されたクラウド サービスの特定と選択、および実装
- 実装中および実装後におけるクラウドと ITIL ナレッジの共有と、組織内部への知識定着
ITIL® 4 フレームワークに関連する主要概念はシラバスの一部としてモジュールの対象として含まれているため、ITIL® 4: Acquiring and Managing Cloud Services Extension Module に、受講のための前提条件はありません。この ITIL 4 Extention Module には、包括的なコア・ガイダンス文書が付属しています。ITIL 4 Extention Module を修了した学習者は、 ITpreneurs、Purple Griffon、および BEYOND20 などの認定トレーニング提供機関からの世界的に認められた「プロフェッショナル認定」を、最短 3日で取得できます。ITIL® 4 Foundation Framework と Extension Module、コア・ガイダンスの購入、トレーニングの検索、または試験の予約に関する詳細情報を、ぜひハイパーリンク先からご確認ください。また、クラウドの調達に向けた準備、クラウドの調達・購買、および政府機関向けのクラウドに関する詳細も、併せてお読みください。
Learn More
■”ベンダーロックインを解きほぐしていくために。AWSからホワイトペーパーを発行。” (2022年1月)
■“米国政府機関に学ぶ、クラウド調達の4つのベスト・プラクティス” (2021年6月)
■”AWSはクラウドの”調達”に特化した無料トレーニングを3つのMOOCで同時リリース“(2021年5月)
■“IT部門「以外」のプロフェッショナル向けに、 AWS “クラウド調達”トレーニングを無料提供開始” (2021年5月)
■”AWSが加盟する欧州のクラウド推進団体が、クラウド調達時の仕様書作成に役立つホワイトペーパーを公開“ (2020年7月)
■”AWSも参加した調査研究として(社)行政情報システム研から「パブリッククラウド活用」の報告書が発表されました”(2020年6月)
■“AWS『クラウド調達に関する10の考慮事項』のホワイトペーパー和訳版を公開しました” (2019年11月)
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AWSでは、政府・公共部門、パブリックセクターの皆さまの各組織におけるミッション達成が早期に実現するよう、継続して支援して参ります。
今後ともAWS 公共部門ブログで AWS の最新ニュース・公共事例をフォローいただき、併せまして、国内外の公共部門の皆さまとの取り組みを多数紹介した過去のブログ投稿に関しても、ぜひご覧いただければ幸いです。「クラウド×公共調達」の各フェーズでお悩みの際には、お客様・パートナー各社様向けの相談の時間帯を随時設けておりますので、ぜひAWSまでご相談ください(Contact Us)。
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このブログは英文での原文ブログを参照し、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 パブリックセクター 統括本部長補佐(公共調達渉外担当)の小木郁夫が翻訳・執筆しました。
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