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OCC が AWS 上に構築したエージェンティック AI 調査ソリューションでセキュリティオペレーションを強化

本ブログは 2026 年 9 月 29 日に公開された Amazon Press Center “OCC Strengthens Security Operations with an Agentic AI Investigation Solution Built on AWS” を翻訳したものです。

米国イリノイ州シカゴ、2026 年 9 月 29 日 – 世界最大の株式デリバティブ清算機関である The Options Clearing Corporation (OCC)® は本日、Amazon Web Services の Amazon Bedrock で構築した AI 搭載のセキュリティ調査エージェント (以下「SOC エージェント」) の導入を発表しました。このソリューションは、OCC のセキュリティオペレーションセンターにおけるセキュリティアラートの調査を自動化し、説明可能かつ監査可能な結果を提供します。さらに、継続的な改善に向けて、ヒューマンインザループによるフィードバックの仕組みを構築します。

「私たちがサービスを提供する市場を守る取り組みは、強固なセキュリティオペレーションから始まります。システム上重要な金融市場インフラである OCC が運用するセキュリティオペレーションセンターでは、絶え間なく発生するセキュリティアラートを、迅速かつ一貫して、妥当性を説明できる水準で調査する必要があります」と、OCC の副最高セキュリティ責任者である Ben Le 氏は述べています。「SOC エージェントは、調査ワークフローを自動化しつつ、プロセスとその結果に対する主導権を OCC のセキュリティ専門家が確実に握り続けられるように設計されています」

SOC エージェントは、OCC の SIEM (Security Information and Event Management) プラットフォーム内のセキュリティデータに対してエージェンティックループを実行し、アナリストと同じように、調査の方針を立て、関連する証拠を取得し、得られた結果を評価し、次に調べる対象を判断しながらアラートの調査を進めます。このエージェントによって手作業の負担や調査のばらつきが軽減され、熟練したアナリストは分析、エスカレーション、そして最も複雑なケースに集中できるようになります。

「OCC が Amazon Bedrock 上で開発した SOC エージェントは、エージェンティック AI が即座にビジネス価値をもたらすことを示す好例です。このアプローチは、AI を活用して既存の調査ワークフローを強化しつつ、セキュリティに不可欠な人間による判断を維持しています」と、AWS の Financial Services Governance, Risk, and Compliance 担当ディレクターである Jeff Axelrad は述べています。

OCC について

The Options Clearing Corporation (OCC) は、世界最大の株式デリバティブ清算機関です。1973 年に設立された OCC は、オプション、先物、証券貸借取引の清算および決済サービスを提供することで、市場の安定性と健全性の促進に取り組んでいます。システム上重要な金融市場ユーティリティ (SIFMU) として、OCC は米国証券取引委員会 (SEC)、米国商品先物取引委員会 (CFTC)、連邦準備制度理事会の管轄下で事業を運営しています。OCC には 100 を超える清算会員があり、22 の取引所と取引プラットフォームに中央清算機関 (CCP) としての清算および決済サービスを提供しています。OCC の詳細については、www.theocc.com をご覧ください。

本ブログは Security Solutions Architect の 中島 章博 が翻訳しました。