AWS Elastic Disaster Recovery (AWS DRS) は、シンプルで予測可能な使用量ベースの料金設定です。AWS Elastic Disaster Recovery では、AWS にアクティブにレプリケートしているサーバーに対してのみ支払います。お客様のコストは、1 時間あたりのフラットな料金に基づいています。リソースの管理、前払い料金、最低料金は必要ありません。これにより、長期契約やサーバーの数を設定するのではなく、1 時間ごとに料金を支払うことで、復旧ソリューションを簡単に使用できる柔軟性が得られます。

料金には、継続的なデータレプリケーション、テスト起動、リカバリ起動、およびポイントインタイムリカバリが含まれます。

追加料金

AWS Elastic Disaster Recovery を使用してソースサーバーを AWS にレプリケートすると、AWS アカウントの追加リソース、主にストレージ (Amazon EBS) とコンピューティング (Amazon EC2) が消費されます。これらは、継続的なデータレプリケーションや、ドリルやリカバリインスタンスを起動する際に消費されます。各サービスの料金は、お客様の料金プランに基づいて AWS アカウントに請求されます。

AWS Elastic Disaster Recovery を本番のワークロードに使用する場合は、AWS Business Support または Enterprise Support の利用をお勧めします。

料金詳細

ソースサーバー コスト (1 サーバー/時間)
ソースサーバーごとの時間料金 0.028 USD
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AWS 料金計算ツール

AWS Elastic Disaster Recovery とアーキテクチャのコストを一回の見積もりで算出します。

料金の例

料金例 #1: 100 台のオンプレミスサーバーに対する AWS Elastic Disaster Recovery の 1 か月のレプリケーション

AWS Elastic Disaster Recovery (AWS DRS) を使用して、ビジネスクリティカルなアプリケーションを実行している 100 台のオンプレミスサーバーを、平均的な月 (730 時間) にわたってレプリケートすると仮定します。これらのサーバーには合計 200 台のディスク、合計 30 TB が搭載されており、これらのディスクの合計平均変更率は 1 日あたり 3.3% であると仮定します。

お客様の月額コストは、AWS DRS の料金と、AWS DRS が継続的なレプリケーションを維持し、ドリルやリカバリの起動を可能にするために使用する追加の AWS リソースで構成されます (下記参照)。

AWS Elastic Disaster Recovery
AWS DRS はレプリケートするサーバーごとに、1 時間ごとに課金されます。ディスクの数、ストレージのサイズ、ドリルまたはリカバリの起動回数、レプリケーション先のリージョンに関わらず、コストは同じです。

合計の AWS DRS 月額料金: 100 台のサーバー × 1 台あたり0.028 USD/時間 × 730 時間 = 2,044.00 USD

EBS ボリューム
AWS DRS は、ソースにある各ディスクに対して、「ステージングディスク」と呼ばれる同じサイズの EBS ボリュームを作成し、継続的なレプリケーションを行います。ストレージの 50% はより高性能な gp3 EBS ボリュームが必要で、残りは低コストの sc1 EBS ボリュームを使用できると仮定します。

合計の EBS ボリューム月額コスト: 1,425.00 USD

この合計の内訳は以下の通りです。
gp3: 0.08 (GB-月) × 15 TB = 1,200.00 USD
sc1: 0.015 (GB-月) × 15 TB = 225.00 USD

米国東部 (バージニア北部) リージョンの料金の例最新の EBS ボリューム料金情報については、EBS の料金ページをご参照ください。

EBS スナップショット
AWS DRS は、各ソースディスクに対して、そのディスクと同等のサイズのベーススナップショットを 1 つ使用します。さらに、AWS DRS はポイントインタイムリカバリのために増分スナップショットを保存します。スナップショットの保持期間に選択した日数は、AWS アカウントに保存される増分 EBS スナップショットの数にも影響します。

以下の合計は、デフォルトの 7 日間の保持ポリシーを想定しています。

合計の EBS スナップショット月額コスト: 0.05 USD (GB-月) × [30 TB (ベース) + [30 TB × 3.3% (日次変更率) × 7 日]] = 1,846.50 USD

米国東部 (バージニア北部) リージョンの料金の例最新の EBS スナップショットの料金情報については、EBS の料金ページをご参照ください。

EC2 インスタンス
AWS DRS は、EC2 インスタンスをレプリケーションサーバーとして使用し、継続的なデータレプリケーションを促進します。これらはデフォルトで、低コストの t3.small EC2 インスタンスです。各レプリケーションサーバーは、複数のソースサーバーからのディスクのレプリケーションを扱うことができ、最大で 15 台のステージングディスクを使用することができます。書き込み率の高いソースサーバーでは、よりパフォーマンスの高いインスタンスタイプをレプリケーションサーバーとして使用することを選択できます。レプリケーションサーバーは、必要に応じて AWS DRS によって自動的に起動および終了されます。

200 台のソースディスクをレプリケートするために、17 台のレプリケーションサーバーが必要だとします。このうち、14 台が t3.small インスタンス、3 台が m5.2xlarge インスタンスです。

合計の EC2 月額コスト: [14 (t3.small インスタンス) × 0.0208 USD (1 時間あたり)] + [3 (m5.2xlarge インスタンス) × 0.384 USD (1 時間あたり)] = 1.5056 USD × 730 (平均的な月間時間) = 1,053.54 USD

料金例は、米国東部 (バージニア北部) リージョンにレプリケートされたオンデマンドインスタンスに基づいています。最新の EC2 の料金情報については、EC2 の料金ページをご参照ください。

合計月額コスト = 6,389.03 USD

料金例 #2: 8 時間の DR ドリルのために AWS でリカバリインスタンスを起動する

例 1 と同じ 100 台のサーバーをレプリケートし、レプリケートする 100 台のサーバーすべてにリカバリインスタンスを起動する DR ドリルを実施するとします。サーバーは AWS で 8 時間起動したままとします。フルプロビジョニングされたサーバーのコストは、ドリルとリカバリの間だけ発生します。

EBS ボリューム
合計 30 TB の EBS ストレージがあるとします。  DR ドリルのためにリカバリインスタンスを起動する際、ストレージの 90% (27 TB) を gp3 EBS ボリュームタイプに、ストレージの 10% を 1,000 IOPS の io2 EBS ボリュームタイプにすると仮定します。

8 時間の DR ドリルにかかる合計の EBS コスト: 28.49 USD

この合計の内訳は以下の通りです。
gp3: 0.08 (GB-月) × 27 TB/730 (時間/月) × 8 時間 = 23.67 USD
io2: 0.125 (GB-月) × 3 TB/730 (時間/月) × 8 時間 = 4.10 USD
IOPS (io2): 0.065 USD (IOPS 月) × 1,000 IOPS × 28,800 秒/(3,600 秒/時間 × 730 時間/月) = 0.71 USD

EC2 インスタンス
ドリル用に起動した 100 台のインスタンスのうち、60 台を低コストの t3.small EC2 インスタンス、30 台をミッドレンジの m5.large、10 台を m5.4xlarge として起動するように設定するとします。

8 時間の DR ドリルにかかる合計の EC2 コスト: 94.46 USD

この合計の内訳は以下の通りです。
t3.small: 60 インスタンス × 0.0208 USD/時間 × 8 時間 = 9.98 USD
m5.large: 30インスタンス × 0.0960 USD/時間 × 8 時間 = 23.04 USD
m5.4xlarge: 10インスタンス × 0.7680 USD/時間 × 8 時間 = 61.44 USD

100 台のサーバを対象とした 8 時間の DR ドリルの合計コスト = 122.94 USD

この例では含まれていないコスト:

  • コンバージョンサーバーAWS DRS は、リカバリインスタンスを起動するたびに、コンバージョンサーバーの EC2 インスタンスも起動し、数分間稼働させます。コンバージョンサーバーのコストは、通常、起動したリカバリインスタンス 1 台あたり 0.05 USD 未満です。
  • データ転送コストDR ドリル中に転送されるデータ量と、その転送先 (リージョン内、インターネット経由など) は大きく異なり得るものです。これらのコストは、この例で説明したコストに比べれば、通常は取るに足らないものです。データ転送コストについての詳細はこちら。 

料金に関するその他のリソース

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