AWS SDK for PHP を使用して、AWS の使用を簡単に開始しましょう。この SDK は最新のオープンソース PHP ライブラリであり、PHP アプリケーションを Amazon S3、Amazon Glacier、Amazon DynamoDB といった AWS のサービスと簡単に統合できます。
AWS SDK for PHP のバージョン 3 が一般公開されました。バージョン 3 は、バージョン 2 から容易に移行できるよう、ほぼ同一の API パターンを維持しながらも、改善された機能と新機能を多く備えています。
- 非同期のリクエスト
- 効率的な拡張アーキテクチャ
- JMESPath (JSON クエリ言語) を使用したクエリで容易に結果を取得可能
- 応答ページネータ
- コマンドプール
- パフォーマンスの改善
Amazon DynamoDB JSON と Array Marshaler
Amazon DynamoDB のストレージの JSON ドキュメントと PHP 配列を整列化および非整列化できる便利な機能です。
Amazon DynamoDB Session Handler
DynamoDB にアプリケーションのセッション状態を簡単に格納することで、セッション状態のスケーリングにおけるボトルネックを取り除きます。
fopen、copy、file_get_contents など、PHP の組み込み関数を使用して、Amazon S3 に格納されたオブジェクトを操作します。
新たに起動された Amazon EC2 インスタンスが実行状態になるまで待機するなど、リソース状態の変化を自動的にポーリングします。
AWS Resource API では、AWS SDK for PHP 内で "低レベル" または RPC スタイルのインターフェイスをオブジェクト指向で抽象化するため、コーディング作業がよりシンプルにそして直観的に行えるようになります。リソースオブジェクトとは、リソースの属性とアクションをリソースオブジェクトのプロパティやメソッドとして公開する AWS リソース (Amazon EC2 インスタンスや Amazon S3 オブジェクトなど) を指しています。基盤となる HTTP API リクエストの詳細が透過的になるため、あたかもローカル PHP オブジェクトであるかのように、AWS リソースを操作できます。機能する仕組みを以下のサンプルコードで示します。サポートされるサービスには、Amazon EC2、Amazon S3、Amazon SNS、Amazon SQS、AWS IAM、Amazon Glacier、AWS CloudFormation などがあり、今後さらにサービスが追加される予定です。
// 以下のサンプルコードは、Resource API がどのように機能するかを示しています
$aws = new Aws($config);
// リソースオブジェクトのリファレンスを取得
$bucket = $aws->s3->bucket('my-bucket');
$object = $bucket->object('image/bird.jpg');
// リソースの属性にアクセス
echo $object['LastModified'];
// リソースメソッドを呼び出し、アクションを実行
$object->delete();
$bucket->delete();
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AWS SDK for PHP – バージョン 2 は、GitHub の "v2" ブランチより入手可能です。
AWS SDK for PHP – バージョン 1 は AWS SDK for PHP と並行して動作します。