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Amazon RDS for MySQL バージョン 5.5 のサポート終了のお知らせ

この投稿は、AWS フォーラムで案内されたアナウンスメントの参考和訳です。以前AWS フォーラムで案内したアナウンスメントから廃止プロセスのスケジュール、自動アップグレード先のバージョンが変更されています。


Amazon RDS は、MySQL メジャーバージョン 5.5 の廃止プロセスを延長します。UTC 協定世界時間の 2021 年 3 月 29 日 00:00:01 (JST 日本標準時間の 2021 年 3 月 29 日 09:00:01) より、Amazon RDS はスケジュールされたメンテナンスウィンドウ内で MySQL 5.5 のインスタンスを自動的に MySQL 5.6 にアップグレードします。2021 年 5 月 25 日 00:00:01 UTC (2021 年 5 月 25 日 09:00:01 JST) の時点で残りのすべての Amazon RDS for MySQL 5.5 インスタンスは、メンテナンスウィンドウ中であるかどうかに問わず、バージョン 5.6 にアップグレードされます。
以前のフォーラムで、2021 年 2 月 9 日から自動アップグレードを開始し、2021 年 3 月 9 日に残りのインスタンスをアップグレードすることをお伝えしました。今回、お客様からの延長のご要望が多かったことと、アップグレードの利便性を向上させる機会を得たことから、すべてのお客様を対象に廃止プロセスを延長することを決定しました。

お客様は、MySQL 5.5 インスタンスをこの廃止プロセスのスケジュールに先駆けて、できるだけ早く MySQL 5.6 以上にアップグレードすることを強くお勧めします。さらに、Amazon RDS for MySQL は 2021 年 8 月 3 日に MySQL 5.6 のサポートを終了します。そのため、お客様は、すべてのRDS for MySQLインスタンスをバージョン 5.7 以上にアップグレードする計画を立てることをお勧めします。MySQL コミュニティは、2018 年 12 月 3 日に MySQL 5.5 のサポートを終了し、2021 年 2 月 5 日にMySQL 5.6のサポートを終了しました。MySQL 5.7 には、以前のバージョンにあったソフトウェアの不具合の修正や、JSON データ型のネイティブサポート、ネイティブ InnoDB 空間インデックスを使用した GIS、新しい SYS スキーマを使用した新しいパフォーマンスメトリクスのパフォーマンススキーマなど、主要な機能強化が含まれています 。MySQL 8.0 には、ウインドウ関数と共通テーブル式が含まれている他、MySQL 5.7 と比較して 2 倍高いパフォーマンスを提供します。

以下は、MySQL 5.5 の更新された廃止スケジュールに関する重要なマイルストーンの概要です。

  • 現在から 2021 年 3 月 29 日 00:00:01 UTC (2021 年 3 月 29 日 09:00:01 JST) の間
    AWS コンソールまたは CLI から MySQL 5.5 の新しい RDS インスタンスを作成することはできません。この機能は2020 年 12 月 3 日に削除しました。
    Amazon RDS for MySQL 5.5 インスタンスを MySQL 5.6、5.7、8.0へいつでもアップグレードすることができます。
    2021 年 3 月 29 日まで、MySQL 5.5のスナップショットの復元や、バージョン 5.5 でリードレプリカの作成は引き続き行うことができます。
  • 2021 年 3 月 29 日 00:00:01 UTC (2021 年 3 月 29 日 09:00:01 JST)
    RDS は、スケジュールされた最も早い(次回の)メンテナンスウィンドウで、MySQL 5.5 インスタンスをバージョン 5.6 に自動的にアップグレードします。
    Amazon RDS for MySQL 5.5 のデータベーススナップショットを復元すると、Amazon RDS は復元されたデータベースを自動的にMySQL 5.6にアップグレードします。
  • 2021 年 5 月 25 日 00:00:01 UTC (2021 年 5 月 25 日 09:00:01 JST)
    RDS は、メンテナンスウィンドウ中であるかどうかに問わず、残りの MySQL 5.5 インスタンスをバージョン 5.6 に自動的にアップグレードします。

データベースがメンテナンスウィンドウ期間外で想定外に使用できなくなることを回避するため、事前にデータベースのスナップショットを作成し、アップグレードの期間を見積もるテストをすることをお勧めします。メジャーバージョンのアップグレードの詳細については、データベースバージョンのアップグレードを参照してください。バージョンアップによるダウンタイムを削減する別の一般的な手法は、AWSブログに記載されています。

ご質問やご不明な点がある場合は、AWS サポート までお問い合わせください。


変更履歴
2021/3/23 廃止スケジュール及び自動バージョンアップグレード先のバージョンが変更になったため従来のフォーラムでのアナウンスから変更をアナウンスしたフォーラムに翻訳対象を変更