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Amazon Managed Service for Grafana (プレビュー) のご紹介

今日は、Grafana Labs とのパートナーシップにより、複数ソースからのデータを視覚化して分析するためのスケーラブルでセキュアなオンデマンド Grafana ワークスペースを簡単に作成できる完全マネージド型サービス、Amazon Managed Service for Grafana (AMG) のプレビューが開始されたことをお知らせします。

Grafana は、アプリケーションのためのオブザーバビリティダッシュボードの作成に使用される、最も人気のあるオープンソーステクノロジーの 1 つです。プラグイン可能なデータソースモデルを備えており、さまざまな種類の時系列データベースとクラウドモニタリングベンダーをサポートしています。Grafana は、複数のオープンソース、クラウド、およびサードパーティーデータソースからのアプリケーションデータを一元化します。

多くのお客様が Grafana を愛用しておられますが、それを独自にホストして管理する負担は抱えたくありません。AMG は Grafana のプロビジョニング、セットアップ、スケーリング、バージョンアップグレード、およびセキュリティパッチの適用を管理するので、お客様がそれらを自分で行う必要がなくなります。AMG は、優れた可用性で何千人ものユーザーをサポートするように自動的にスケールします。

AMG では、AWS、Google、および Microsoft などのクラウドサービスを含めた複数のデータソース全体で運用メトリクス、ログ、およびトレースをクエリ、関連付け、および視覚化できる、完全に管理されたセキュアなデータ可視化サービスを利用できます。AMG は、Amazon CloudWatchAmazon Elasticsearch ServiceAWS X-RayAWS IoT SiteWiseAmazon Timestream、およびその他の AWS データソースと統合し、シンプルな方法で運用データを収集します。これに加えて、AMG は、AWS コンソールから直接 Grafana Enterprise にアップグレードすることによって、DatadogSplunkServiceNow、および New Relic などの一般的なサードパーティーデータソースに接続するプラグインも提供します。

マネージド Grafana ワークスペースの作成と設定のスクリーンショット

AMGAWS Organizations と直接統合されます。AMG ワークスペースは、AWS 組織のすべてのアカウントとリージョンにあるデータソースを検出し、アクセスすることを可能にする 1 つの AWS アカウントで定義することができます。これらの異なるデータソースのすべてを 1 か所から検出できるので、Grafana でのダッシュボードの作成は簡単です。

お客様は、ダッシュボードを簡単に作成できることから Grafana の使用を好まれます。Grafana には、新しいデータソースを追加するときに使用する組み込みダッシュボードが多数備わっており、事前構築されたダッシュボードの幅広いコミュニティを利用することもできます。たとえば、以下の画像から、私の AWS Lambda 関数のひとつから AMG が作成したすばらしいダッシュボードをご覧いただけます。

Lambda 関数のための自動ダッシュボードのスクリーンショット

AMG で私が気に入っている機能のひとつは、組み込み型のセキュリティ機能です。AWS Single Sign-On を使用してシングルサインオンを簡単に有効化し、データソースとダッシュボードへのアクセスを適切なユーザーに制限して、ホストされている Grafana ワークスペースの監査ログに AWS CloudTrail 経由でアクセスすることができます。AWS Single Sign-On では、認証と承認許可の実施に既存のコーポレートディレクトリを使用することができます。

AMG が持つもうひとつの強力な機能は、アラートのサポートです。AMGAmazon Simple Notification Service (SNS) と統合されるので、お客様は SNS を通知送信先として Grafana アラートを送信できます。この他にも、PagerDutySlackVictorOps、および OpsGenie の 4 つのアラート送信先もサポートされています。

AMG の使用に先行投資は必要なく、アクティブなユーザーライセンスの月額料金のみのお支払いとなります。これは、Grafana ワークスペースにアクセスするユーザーを大勢プロビジョニングしても、その月にログインしてワークスペースを使用するアクティブなユーザーに対する料金のみが請求されることを意味します。アクセス権を付与されたがログインしていないというユーザーがいる場合、ユーザーのその月の料金は請求されません。AWS Marketplace を利用して Grafana Enterprise にアップグレードし、Grafana Labs から直接エンタープライズプラグイン、サポート、およびトレーニングコンテンツにアクセスすることも可能です。

利用可能なリージョン

このサービスは、US East (N. Virginia) および Europe (Ireland) の各リージョンでご利用いただけます。詳細については、AMG サービスページをご覧ください。また、明日 12 月 16 日午前 8:00 から 8:30 (米国太平洋標準時) の re: Invent セッションに参加して、デモをぜひご覧ください!

AMG は現在プレビュー中です。このサービスにアクセスするには、こちらの登録フォームに記入してください。

Marcia