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AWS Summit Japan 2026 〜 広告・マーケティングブースのご案内

こんにちは。広告・マーケティング業界を担当するソリューションアーキテクトチームです。いよいよ 6 月 25 日 (木)、26 日 (金) の 2 日間、千葉・幕張メッセにて AWS Summit Japan 2026 が開催されます。基調講演や数多くの事例セッションとともに、AWS Expo のエリアでは AWS サービス・ソリューションの最新活用事例や、実際に AWS に触れられるデモを、さまざまな角度から体験いただけます。

その AWS Expo エリア内には、製造、金融、自動車、そして私たちの担当する広告・マーケティングなど、業界別に特化したソリューションをご紹介する AWS Industries Zone が設けられます。各業界をリードするお客様の AWS 活用事例や、生成 AI をはじめとする最新テクノロジーの実用的なデモを通じて、業界固有の課題解決の方法をご覧いただける場です。業界に精通したエキスパートと、具体的な活用シナリオについてじっくりご相談いただけるスペースもご用意しています。私たち広告・マーケティング業界担当チームも、このゾーンに今年ならではのテーマで展示を出展します。本ブログでは、その展示内容を一足先にご紹介します。まだ登録がお済みでない方は、ぜひ下記のリンクから。

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AWS 展示

A033:行動ログと AI による次世代パーソナライズ — 購買データだけでなく「顧客の迷い」を資産に、自律型顧客体験の実現へ

購買データという「結果」だけに頼ってパーソナライズしていませんか?閲覧、比較、カート放棄など、購入に至らなかった「顧客の迷い」にこそ本音が隠れています。この行動データを全量収集し資産化することで、顧客の真のニーズを捉えられます。本展示では、行動データの自社資産化基盤と、Agentic AI が最適なコンテンツ・タイミングを自律的に判断して届ける次世代の仕組みをご紹介します。

A035:すべての仮説を AI ペルソナで試す時代へ — ふと浮かんだアイデアを、自社データで即検証

「この層はどう反応するだろう?」ふと浮かんだ仮説をコストや時間を理由に諦めていませんか?本ソリューションは自社の購買・顧客データから AI ペルソナを生成し、思いついたアイデアをその場で検証できます。試して、直して、また試す——このサイクルが数分で回るから、今まで捨てていた “小さな思いつき” すべてをぶつけられます。カスタムプロンプトで検証シナリオも自在に調整でき、ブースで実際にお試しいただけます。ソリューションのコードは aws-samples(GitHub)で公開中 です。

お客様展示

A034:株式会社電通, 株式会社電通デジタル — AI Agent を活用した広告効果分析の効率化

電通/電通デジタルのマーケティング領域における知見をもとに生まれた新たなエージェントサービスは、広告活動に関わる分析・検証業務を対話形式で支援します。広告データ活用において、課題整理から分析実行、結果の取りまとめまでを自然言語で支援することで、専門的知識や個別担当者への依存を抑え、業務効率化と意思決定の高度化に貢献します。AWS を活用した柔軟なエージェントシステムで広告業務全体を横断的に補助し、より多くの方が直感的に高度な判断を行える環境の実現を目指します。

A036:株式会社NTTドコモ — AI エージェント「SyncMe」の基盤に AWS を活用

あなただけのパーソナル AI エージェント 「SyncMe」 は、ユーザーひとりひとりに合わせた体験を提供するために、マルチエージェントアーキテクチャと独自の記憶管理を組み合わせています。本展示では、パーソナライズを行うため「d アカウント情報に基づいたパーソナライズ」と「エージェントとの会話を重ねることによって育まれるパーソナライズ」の 2 点の取り組みが、どのような工夫で実現されているかご紹介します。

あわせて聴きたい — 関連セッションのご紹介

ブース展示をご覧いただいたあとは、ぜひ関連セッションにも足をお運びください。広告・マーケティング業務に直結するセッション、AI エージェントやデータ分析の最新動向まで、いくつかピックアップしてご紹介します。

広告・マーケティング × AI

  • AIM202|あなたの新しいエージェンティックなチームメイト、Amazon Quick を知ろう(6/25 木 11:30–12:10)
    • 私たちの多くは、情報を活用するよりも探すことに多くの時間を費やしています。Amazon Quick はそれを変えます。ドキュメント、データベース、メール、Slack のスレッド、ダッシュボード、Jira チケットなど、社内のあらゆるデータに横断的にアクセスし、検索、質問、そしてアクションの実行までを一つの場所で完結させます。Web、モバイル、Slack、Microsoft の各種ツールに対応し、マルチモデル AI を搭載。コンシューマー向けの使いやすさと、エンタープライズレベルのセキュリティおよびガバナンスを両立しています。ベンダーロックインも、ツールごとに分断されたコパイロットもありません。あなたがどこで働いていても、一緒に働いてくれる、たった一つの AI チームメイトです。
  • ANT310|AWS Analytics MCP サーバーで実現するエージェント型データエンジニアリング(6/25 木 16:30–17:10)
    • 本セッションでは、AWS Analytics Model Context Protocol (MCP) サーバーをご紹介します。Data Processing MCP Server と Amazon Redshift MCP Server を含むこれらのオープンソースツールにより、AWS Glue、Amazon EMR、Amazon Athena、Amazon Redshift を横断するエージェント型ワークフローが実現できます。AIエージェントとの自然言語による対話を通じて、複雑な分析オペレーションをどのように簡素化できるかをご説明します。MCPサーバーの実装戦略、実際のユースケース、デプロイメントのためのアーキテクチャパターン、そしてアナリティクス環境を理解し統制するインテリジェントなデータエンジニアリングワークフローを構築するための本番環境でのベストプラクティスを取り上げます。
  • AIM343|生成 AI で「売れる製品」を作る — POC 止まりを突破する 6 つのプロダクトデザイン戦略(6/26 金 13:00–13:40)
    • 生成 AI への投資額は世界で急拡大し、2029 年には約 18 兆円規模に達すると予測されています。しかし現実には、AI プロジェクトの多くが POC から本番導入に至らず廃止されており、「技術は動くが、売上にはつながらない」という課題に多くの ISV が直面しています。本セッションでは、この「POC の壁」を突破し、生成 AI を持続的な収益成長エンジンに変えるための 6 つの AI プロダクトデザイン戦略を体系的に解説します。テクノロジードリブンではなくバリュードリブンで「ゴールから逆算」するアプローチを軸に、実際に収益化に成功した ISV の具体的な設計手法をご紹介します。
  • MAM241 |「統制された自由」の実現 -電通グループ 140 社を支える AI 時代の IT ガバナンス(6/26 木 14:30–15:00)
    • 生成 AI 時代に拡大するクラウド投資とリスクをどう統制するか。電通グループが AWS のエコシステムで実践する、統制と自由を両立するグループ IT ガバナンスの具体例をご紹介します。

AI エージェント全般

  • AIM201|本番展開を見据えて:エージェンティック AI に対する実践的アプローチ(6/25 木 11:30–12:10)
    • AI 実証実験の 46 % は本番に届かず消滅する – 同じ経験をされた方も多いのではないでしょうか。本セッションでは、プロトタイプの壁を突破するために必要な 4 つの柱「運用」「データ」「信頼性」「堅牢性」を、これまで AWS が多くのお客様支援から得たナレッジをもとに体系的に解説します。既存サービスの活用判断から、オブザーバビリティ、データ整備、セキュリティ設計、評価の自動化まで、エージェントの価値を最大化するための近道をお伝えします。
  • AIM216|エージェンティック AI におけるビジネスインテリジェンスの再構築と民主化(6/25 木 12:30–13:10)
    • ビジネスインテリジェンス( BI )は、AI の進化とともに大きな転換期を迎えています。構造化・非構造化データの統合活用、ワークフロー自動化が進む一方、エンタープライズ環境ではデータサイロや管理コストといった課題が依然として残っています。本セッションではエージェンティック AI を活用した Amazon Quick による BI の再構築について解説します。Amazon 社内での活用を一例として交えながら、誰もがデータから価値を引き出せる環境の実現に向けた具体的なアプローチをご紹介します。参加者は、自社の BI 戦略にエージェンティック AI を取り入れるためのヒントをお持ち帰りいただけます

データ分析基盤

  • ANT209|データウェアハウスのモダナイズ – 事例とデモで学ぶ Amazon Redshift マルチウェアハウスアーキテクチャ(6/25 木 15:30–16:10)
    • 「ETL が走ると BI が遅くなる」「生成 AI ワークロードを追加したいがリソースが足りない」といった悩みを抱えていませんか?その課題、マルチウェアハウスアーキテクチャで解決することができます。エンタープライズ分析プラットフォームは、集中型で過負荷状態のデータウェアハウスから、分散型でガバナンスが効いた、生成 AI 対応のマルチウェアハウスアーキテクチャへと進化しています。データをコピーする必要もありません。本セッションでは、ビジネスニーズに応じてスケールするデータウェアハウスアーキテクチャの設計方法を学びます。モノリシックな Amazon Redshift クラスターから最新のマルチウェアハウスアーキテクチャへのモダナイゼーションを実事例で紹介し、ETL・BI・生成 AI それぞれを干渉なく動かすデモを通じて、具体的な実現ステップをお持ち帰りいただけます。

まとめ

広告・マーケティングブースでは、AWS 展示 2 つ、お客様展示 2 つの合計 4 ブースで皆さまをお待ちしています。行動ログ × Agentic AI による自律型パーソナライズ、AI ペルソナによる高速仮説検証、そして株式会社電通, 株式会社電通デジタル様・株式会社NTTドコモ様による最先端のお客様事例を学ぶことができます。ぜひエキスパートと直接お話しください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

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著者について

小川 翔
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
ソリューションアーキテクト

流通小売業界のお客様を中心にクラウド活用の技術支援を行っています。好きな AWS サービスは Amazon Bedrock と、Amazon Personalize です。