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AWS Weekly Roundup: AWS re:Invent 基調講演のまとめ、オンデマンド動画など (2025 年 12 月 8 日)

AWS re:Invent の翌週は、イベントのエキサイトメントとエネルギーがますます熱くなる週であり、詳細について学び、最新の発表が課題の解決にどのように役立つかを理解するすばらしい機会です。今回も、AWS re:Invent 2025 の注目の発表に関する記事をご用意しました。

すべての技術的発表の中でも私にとってとりわけ印象的だったのは、フィリピンの Rafi (Raphael Francis Quisumbing)ワーナー ヴォゲルスから Now Go Build 賞を受け取った瞬間でした。2015 年に AWS ヒーローになった Rafi は、2013 年から AWS User Group Philippines の共同主導者を務めています。この地域全体でのコミュニティの構築と開発者のエンパワーメントに対する彼の献身は、この賞の真髄を体現するものです。Rafi の詳細については、The Kernel をお読みください。おめでとう、Rafi!

基調講演のまとめ: エージェント、ルネサンス、開発者の役割
2025 年の AWS re:Invent の基調講演は、私たちが向かっている方向を明確に示していました。

マット ガーマンは、開発者が「AWS の核心」であり、20 年たった今でも「革新する自由」が AWS の中核的使命であることを強調しました。次の変曲点として AI エージェントに焦点を当てたマットは、「AI アシスタントは、ユーザーに代わってタスクを実行したり自動化したりすることができる AI エージェントへと移行し始めています。こうした移行の中で、AI 投資からの実質的なビジネス利益を目の当たりにし始めています」と述べました。

Swami Sivasubramanian は、私たちが経験している変革的瞬間を強調し、「何を達成したいのかを自然言語で説明できる、これは歴史上初めてのことです。すると、エージェントがプランを生成します。エージェントがコードを記述し、必要なツールを呼び出して、ソリューション全体を実行するのです」と話しました。 AWS は、信頼性が高く、セキュアでスケーラブルな本番環境対応インフラストラクチャを構築しています。これは、エージェントの非決定的な性質に合わせて構築されたものです。

Peter DeSantis と Dave Brown は、この AI 時代において、AWS が 20 年にわたってこだわり続けてきたコア属性であるセキュリティ、可用性、パフォーマンス、伸縮性、コスト、俊敏性がこれまで以上に重要であることを強調しました。Dave Brown は、これらの属性を大規模に実現する Graviton と AWS のカスタムシリコンイノベーションを紹介しました。

14 年の歴史に終止符を打ち、最後の基調講演を行ったワーナー ヴォゲルスは、好奇心とシステム思考を持ち、効果的にコミュニケーションを取る開発者を表す「ルネサンス開発者」という概念を紹介しました。AI と開発者の進化に関する彼のメッセージは参加者の共感を呼ぶもので、「AI は私の仕事を奪うのか? そうかもしれません。AI は私を陳腐化するのか? 皆さんが進化するのなら、それは絶対にありません」と述べました。 また、開発者は所有者でなければならないことも強調し、「仕事はあなたのものであり、ツールのものではありません。ツールを作り、所有するのはあなたです」と話しました。

基調講演、イノベーショントーク、ブレイクアウトセッションなどは、オンデマンド動画ページでもご覧いただけます。

イノベーショントーク

ブレイクアウトセッション – トピック ブレイクアウトセッション – 分野

2025 年 11 月 30 日週のリリース
以下に、私が注目したリリースで、AWS re:Invent 2025 の注目の発表記事ではまだ取り上げていないものをご紹介します。

  • Kiro Autonomous Agent – AWS は、11 月にチーム機能とともに一般提供が開始された Kiro を基礎とする自律型エージェントを発表しました。このエージェントは、セッション全体でアウェアネスを維持し、プルリクエストとフィードバックから学習して、複数のリポジトリにまたがるバグトリアージとコードカバレッジの改善に対応します。マット ガーマンは、第 1 世代の AI コーディングツールよりも「桁違いに効率的」だと言っています。現在、Kiro は Amazon 社全体での標準 AI 開発環境として使用されています。
  • Bedrock ナレッジベースのマルチモーダル検索 (一般提供) – テキスト、画像、音声、動画ファイル全体で機能する AI 駆動の検索アプリケーションや質問回答アプリケーションを構築できます。開発者は、解析、チャンク化、埋め込み、ベクトルストレージのオプションを完全に制御しながらマルチモーダルコンテンツを取り込み、テキストクエリまたは画像クエリを送信して、あらゆるメディアタイプから関連するセグメントを取得できるようになりました。
  • AWS Interconnect – マルチクラウド (プレビュー) – 専用帯域幅と組み込みのレジリエンスを用いて、Amazon VPC やその他のクラウド環境の間にセキュアかつ高速なプライベート接続をすばやく確立します。このプレビューは Google Cloud を最初のローンチパートナーとして開始され、2026 年には Microsoft Azure のサポートが追加される予定です。

この記事で取り上げられていないその他のリリースニュースについては、AWS の最新情報をご覧ください。 今週のニュースは以上です。来週月曜日の次回 Weekly Roundup もお楽しみに!

ハッピービルディング!

Donnie

この記事は、Weekly Roundup シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします!

原文はこちらです。