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AWS Builder Center で Amazon Connect Customer のサンドボックス環境を無料提供

本記事は 2026 年 9 月 17 日 に公開された「Free Sandbox Environments for Amazon Connect Customer on AWS Builder Center」を翻訳したものです。

はじめに

Amazon Connect Customer のワークショップが、AWS Builder Center の無料サンドボックス環境で利用できるようになりました。AWS アカウント・クレジットカード不要で、予期しない請求なく、あらゆる顧客接点で優れたカスタマーエクスペリエンスを実現するエージェンティック AI ソリューションの構築をハンズオンで体験できます。AI を活用したカスタマーエクスペリエンスを試したい開発者、コンタクトセンターソリューションを評価する IT リーダー、Amazon Connect Customer に関心のあるビルダー、どなたでもサンドボックス環境ですぐに始められます。

なぜ重要なのか

Amazon Connect Customer は、あらゆる規模の企業が優れたカスタマーエクスペリエンスを提供するために使用するクラウドコンタクトセンターサービスです。これまで、ワークショップで Amazon Connect Customer を試すには、自分の AWS アカウントと支払い方法の設定が必要でした。この要件が、多くのビルダーにとって最初の障壁となっていました。

2025 年 11 月に Builder Center でワークショップが公開されて以来、2026 年 8 月時点で 167,000 回以上のページビューと 12,200 人以上のビルダーによるワークショップの閲覧があり、ハンズオン学習への明確なニーズが確認できました。しかし、多くのビルダーはアカウントのセットアップで離脱しています。AWS アカウントを持っていない、支払い方法を登録できない、セットアップの手間であきらめるなどの理由です。

Builder Center の無料サンドボックス環境により、この障壁がなくなりました。事前にプロビジョニングされた実際の AWS 環境で、コンタクトフローの構築やエージェントルーティングの設定などを試すことができます。

使い方

数回のクリックで始められます。

  1. 対象ワークショップを探す — AWS Builder Center にアクセスし、サンドボックスバッジが付いた Amazon Connect Customer ワークショップを探します。
  2. サンドボックスをリクエストする — ワークショップカードの「無料サンドボックス環境をリクエスト」を選択します。アカウント作成も支払い情報も不要です。
  3. 構築を始める — 事前にプロビジョニングされた AWS 環境が 15 分以内に準備されます。8 時間、ハンズオンを利用できます。
  4. 自動クリーンアップ — セッション終了後、環境とすべてのリソースが自動的に削除されます。手動でのクリーンアップは不要です。

注意: 同時に利用できるサンドボックスは 1 つまでで、リクエストは週 1 回 (毎週日曜日にリセット) です。

無料のサンドボックスを含むワークショップの表示
図: AWS Builder Center の Amazon Connect ワークショップで表示される「Request free sandbox environment (無料サンドボックス環境をリクエスト)」ボタン。

構築できるもの

Amazon Connect Customer のサンドボックスワークショップでは、以下のような実践的なシナリオを体験できます。

  • コンタクトセンターのセットアップ — Amazon Connect Customer インスタンスの作成、電話番号の取得、営業時間の設定を行います
  • コンタクトフローの構築 — ドラッグ & ドロップのフローブロックで IVR (自動音声応答) エクスペリエンスを設計します
  • AI によるセルフサービスの追加 — Amazon Lex チャットボットを統合し、自然言語によるインタラクションを実現します
  • ルーティングの設定 — キュー、ルーティングプロファイル、エージェント割り当てを設定します
  • 分析の有効化 — 会話分析機能でリアルタイム分析や通話後分析を確認します

各ワークショップはセルフペースで進められ、ファシリテーターなしで完了できる設計になっているため、自分のスケジュールに合わせて学習できます。

対象ユーザー

  • ビルダーや開発者 — AWS アカウントなしで Amazon Connect Customer を実践的に体験したい方
  • ソリューションアーキテクト — 組織向けのコンタクトセンターアーキテクチャを評価している方
  • IT 意思決定者 — 導入の計画前に Amazon Connect Customer の実際の動作を確認したい方
  • 学生やキャリアチェンジを目指す方 — 費用負担ゼロでクラウドスキルを習得したい方

セキュアな設計: 安心して体験

サンドボックス環境はサンドボックスレベルの権限で実行されます。ワークショップを完了するのに十分なアクセス権がありながら、セキュリティを損なう操作や過剰なコストが発生する操作は防止されます。各サンドボックスには以下の特徴があります。

  • 時間制限あり — 8 時間のセッション後、自動的に削除されます
  • 分離された環境 — サンドボックスは専用の環境であり、他の環境に影響しません。本番の AWS サービスやアカウントへの接続はありません
  • コスト管理 — 引き下げられたサービス制限により、コストが予算内に収められています
  • 安全性 — すべてのワークショップは、サンドボックス有効化の前にセキュリティスキャンを通過しています
  • 一時的 — セッション中に作成されたすべてのデータは、サンドボックスの削除時に自動的に消去されます

今すぐ始めましょう

AI を活用したコンタクトセンターの構築を始めましょう。AWS Builder Center Workshops にアクセスし、サンドボックスバッジが付いた Amazon Connect Customer ワークショップを探してください。ワンクリックで無料のハンズオン学習をすぐに始められます。

AWS アカウント、クレジットカード、コストは一切不要です。すぐに構築を始められます。

関連リソース

AWS Builder Center のサンドボックス環境は一部のワークショップで利用でき、対象は随時拡大されています。最新の対象ワークショップは builder.aws.com でご確認ください。

著者について

Abhishek Pandey Abhishek Pandey は、テキサス州ヒューストンを拠点とする Amazon Web Services のワールドワイドテックリーダーです。業界を問わずビジネスイノベーションを推進するクリエイティブなソリューションの設計に情熱を注いでおり、Amazon Connect および Applied AI ポートフォリオ全般を活用したエージェンティックなカスタマーエクスペリエンスソリューションの設計・実装を専門としています。AWS 全体の技術力向上を推進するプログラムを主導し、re:Invent のコンテンツリーダーおよびスピーカーとして AWS の主要イベントに貢献しています。
Ekta Vasa Ekta Vasa は、カリフォルニア州サンフランシスコを拠点とする AWS ワールドワイドパブリックセクターチームのシニアソリューションアーキテクトです。IT 分野で 10 年以上の経験とソフトウェアエンジニアリングのバックグラウンドを持ち、カリフォルニア州政府機関のクラウドモダナイゼーションを支援しています。支援範囲は、コンタクトセンターの変革、マイグレーション、生成 AI、データ分析、ハイブリッドネットワーキングなど多岐にわたります。Amazon Connect および AWS エコシステム全般を活用した AI 搭載コンタクトセンターソリューションの実装に専門知識を持っています。Ekta は、お客様が AWS クラウド上でセキュアかつスケーラブルでコスト効率の高いソリューションを構築できるよう支援することに情熱を注いでいます。
Vijay Chauhan Vijay Chauhan は、イギリス・ロンドンを拠点とする AWS Applied AI のシニアワールドワイドソリューションアーキテクトです。コンタクトセンターの変革、AI を活用したカスタマーエクスペリエンス、エンタープライズ CX アーキテクチャに深い専門知識を持ち、EMEA の大手金融サービス企業が Amazon Connect を活用したインテリジェントな顧客エンゲージメントソリューションを設計・実装できるよう支援しています。Vijay は、クラウドネイティブな CX の適用範囲を従来のテレフォニーを超えて、エージェンティック AI、バックオフィスの自動化、オムニチャネルイノベーション (ビデオバンキング、チャット、支店内の録音分析など) へと拡大することに情熱を注いでいます。

この記事はテクニカルアカウントマネージャーの高橋が翻訳しました。