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【Inter BEE 2021登壇事例】株式会社 NTTぷらら「AWSで実現するスポーツコンテンツ管理と機械学習の活用」

AWSは2021年11月17日−19日にて開催のInter BEE 2021にオンライン出展しました。今回は Inter BEE 2021 出展社セミナーで登壇いただいた内容をBlogでお伝えします。本Blogでは、株式会社NTTぷらら様、ソニーマーケティング株式会社様にご登壇いただいた 「AWSで実現するスポーツコンテンツ管理と機械学習の活用」の概要について簡単にご紹介させていただきます。

本セッションも含めた、2021年11月18日のInter BEE内のAWS出展社セミナーのアジェンダは以下の通りです。

本ブログではセミナー発表の中から、株式会社NTTぷらら様、ソニーマーケティング株式会社様 による「AWSで実現するスポーツコンテンツ管理と機械学習の活用」について紹介させていただきます。

AWSで実現するスポーツコンテンツ管理と機械学習の活用

選手の体調管理やトレーニング、スタジアム内のソリューション、ファンエンゲージメント、リモート制作、データレイクとそれと連携する機械学習と分析、実際の放送・配信、マネタイズやパーソナライズ広告など、様々なスポーツコンテンツのワークロードでAWSが日々利用されています。本セッションでは、事例を中心にAWSで実現するスポーツコンテンツの管理と機械学習の活用についてご紹介しています。

登壇者一覧

株式会社NTTぷらら
映像戦略部 映像技術担当
担当部長
中川 伸朗 氏

ソニーマーケティング株式会社
B2Bプロダクツ&ソリューション本部
B2Bビジネス部
今泉 彰太 氏

アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
シニア・インダストリー ソリューションアーキテクト
斎藤 兼一

セッション概要

  • 動画視聴・登壇資料: [リンク]
  • Inter BEE 2021 AWSオンラインページ: [リンク]
  • Inter BEE出展者セミナー: [リンク]

本セッションの冒頭では、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社の斎藤より、なぜAWSがスポーツの分野で注目されているのかご紹介したのち、お客様事例を中心にどのようにAWSが活用されているかをご紹介しています。

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お客様事例の紹介パートでは、株式会社NTTぷららの中川様から、T.LEAGUEでのAIを活用した先進的な取り組みについてご紹介頂きました。ソニーのAIプラットフォームである Media Analytics Portal を活用し、映像スコア変動・音声ラリー区間・音声盛り上がりを検出した後、検出結果を元に自動で短尺や長尺といった種類別にダイジェスト動画を生成するまでの流れをご紹介いただいております。実際にAIが作成したダイジェスト動画もご紹介頂き、人の手で編集したものと遜色ないダイジェスト動画をAIを用いて生成が可能なことをご確認いただけます。

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続いて、ソニーマーケティング株式会社の今泉様からは、上述のシステムで利用されている、Media Analytics Portal、Media Backbone NavigatorX のテクニカル面についてご紹介いただいております。また、様々なマイクロサービスを組合わせて柔軟にシステムを構成できるようにする Media Solutions Toolkit のコンセプトについてご説明頂き、今回の取り組みがこのコンセプトを先取りしたことをご紹介いただいております。

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これらの AI 解析やトランスコードなど、映像の処理を行うにあたり大量のコンピューティングリソースが必要になります。スポーツを始めとする映像制作のシーンでは試合が実際に行われる週末など、一時的にコンピューティングリソースが必要になるケースが多く、大量のコンピューティングリソースを使う時と全く使わない時があるといったケースがあり、クラウドのリソースを柔軟に増減してコストを最適化できる可能性についてもご紹介いただいております。

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終わりに

本Blogでは、2021年11月17日−19日にて開催のInter BEE 2021出展社セミナーの中から、株式会社NTTぷらら様、ソニーマーケティング株式会社様にご登壇いただいた「AWSで実現するスポーツコンテンツ管理と機械学習の活用」の概要について簡単にご紹介させていただきました。

このBlogは SA 鈴木が担当しました。


参考リンク

AWS Media Services
AWS Media & Entertainment Blog (日本語)
AWS Media & Entertainment Blog (英語)

AWSのメディアチームの問い合わせ先: awsmedia@amazon.co.jp
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