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新規 – 第 2 世代 AMD EPYC™ プロセッサを搭載した Amazon EC2 C5a インスタンス
過去 18 か月間において、当社は、お客様に汎用およびメモリ集約型のワークロードを実行するための追加の選択肢を提供するため、AMD を搭載した M5a と R5a/M5ad と R5ad、および T3a インスタンスをリリースしました。AWS Nitro System 上に構築されたこれらのインスタンスは、カスタムの第 1 世代 AMD EPYC™ プロセッサを搭載しています。これらのインスタンスは、同等の EC2 M5、R5、および T3 インスタンスよりも 10% 低い料金で利用可能で、コストとパフォーマンスに基づいてインスタンスミックスのバランスをとるためのオプションを提供します。
本日より、最大 3.3 GHz の周波数で動作する、第 2 世代 AMD EPYC™ プロセッサを搭載したコンピューティング最適化 C5a インスタンスの一般提供が開始されます。C5a インスタンスは、Amazon EC2 のコンピューティング最適化 (C5) インスタンスファミリーのバリアントであり、同等のインスタンスよりも 10% 低いコストで高性能な処理を提供します。C5a インスタンスは、バッチ処理、分散分析、データ変換、ログ分析、ウェブアプリケーションなど、コンピューティングを多用する幅広いワークロードに最適です。
現在、C5a インスタンスは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (シドニー)、およびアジアパシフィック (シンガポール) リージョンにおいて、オンデマンド、スポット、およびリザーブドインスタンス、または Savings Plan の一部として、8 つのサイズで起動できます。仕様は以下のとおりです。
インスタンス名 | vCPU | RAM | EBS 最適化帯域幅 | ネットワーク帯域幅 |
c5a.large |
2 | 4 GiB | 最大 3.170 Gbps | 最大 10 Gbps |
c5a.xlarge |
4 | 8 GiB | 最大 3.170 Gbps | 最大 10 Gbps |
c5a.2xlarge |
8 | 16 GiB | 最大 3.170 Gbps | 最大 10 Gbps |
c5a.4xlarge |
16 | 32 GiB | 最大 3.170 Gbps | 最大 10 Gbps |
c5a.8xlarge |
32 | 64 GiB | 3.170 Gbps | 10 Gbps |
c5a.12xlarge |
48 | 96 GiB | 4.750 Gbps | 12 Gbps |
c5a.16xlarge |
64 | 128 GiB | 6.3 Gbps | 20 Gbps |
c5a.24xlarge |
96 | 192 GiB | 9.5 Gbps | 20 Gbps |
これだけではありません! 高速のローカル NVMe インスタンスストレージが付属するディスクバリアント C5ad、およびベアメタルバリアントである C5an.metal と C5adn.metal が間もなく登場します。
C5a インスタンスは、AWS Batch、Amazon EMR、Elastic Container Service (ECS)、Elastic Kubernetes Service (EKS) など、現在 C5 をサポートする幅広い AWS のサービスでサポートされます。C5a は完全に互換性のある 64 ビット x86 であり、Amazon EC2 全体で使用されているのと同じ Nitro プラットフォームによって管理されます。繰り返しとなりますが、これらのインスタンスは C5 インスタンスと類似したサイズで利用でき、どちらでも AMI が動作するので、ぜひ両方とも試してみてください!
詳細については、AMD インスタンスページにアクセスして、ec2-amd-customer-feedback@amazon.com、EC2 の AWS フォーラム、または通常の AWS サポートの連絡先にフィードバックを送信してください。
— Channy;