Amazon Web Services ブログ

料金/パフォーマンスが 30% 改善した耐久性の高い Amazon OpenSearch Service クラスターのご紹介

新しい OR1 インスタンスを使用すると、プライマリストレージとして Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) を利用する Amazon OpenSearch Service クラスターを作成できます。想像できる限りのあらゆる量のデータを取り込み、保存し、インデックスを付けて、アクセスできると同時に、既存のインスタンスタイプと比較して 30% の料金/パフォーマンスの改善、イレブンナインのデータ耐久性、ゼロタイムの目標復旧時点 (RPO) の恩恵を享受できます。これを使用して、インタラクティブなログ分析を実行したり、アプリケーションをリアルタイムでモニタリングしたりできます。

新しい OR1 インスタンス
これらのすべての利点は、新しい OR1 インスタンスによって可能となります。OR1 インスタンスは、8 種類のサイズで提供されており、クラスターのデータノードのために使用されます。

インスタンス名 vCPU
メモリ
EBS Storage Max (gp3)
or1.medium.search 1 8 GiB 400 GiB
or1.large.search 2 16 GiB 800 GiB
or1.xlarge.search 4 32 GiB 1.5 TiB
or1.2xlarge.search 8 64 GiB 3 TiB
or1.4xlarge.search 16 128 GiB 6 TiB
or1.8xlarge.search 32 256 GiB 12 TiB
or1.12xlarge.search 48 384 GiB 18 TiB
or1.16xlarge.search 64 512 GiB 24 TiB

適切なインスタンスサイズを選択するには、「Amazon OpenSearch Service ドメインのサイジング」をお読みください。

Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームはプライマリストレージとして使用され、データは到達時に S3 に同期的にコピーされます。S3 のデータは、レプリカを作成したり、ノード障害または定期的なリバランスオペレーションの結果としてシャードがインスタンス間で移動された後に EBS を再ハイドレートしたりするために使用されます。これは、OpenSearch 用に最近リリースされたリモートバックアップストレージ機能とセグメントレプリケーション機能によって可能になりました。

ドメインの作成
ドメインを作成するために、Amazon OpenSearch Service コンソールを開き、[マネージドクラスター] を選択し、[ドメインを作成] をクリックします。

ドメインの名前 (my-domain) を入力し、[標準作成] を選択して、[本番] テンプレートを使用します。

その後、[スタンバイが有効のドメイン] デプロイオプションを選択します。このオプションでは、2 つのアベイラビリティーゾーンにアクティブなデータノードが作成され、3 つ目のアベイラビリティーゾーンにスタンバイ状態のデータノードが作成されます。最新のエンジンバージョンも選択します。

その後、OR1 インスタンスファミリーを選択し、(私のユースケースでは) データノードごとに 500 GiB の EBS ストレージを設定します。

必要に応じて他の設定を行い、[作成] をクリックして続行します。

簡単な昼休みをとり、戻ってくるとドメインの準備ができています。

知っておくべきこと
この新しいストレージオプションについて知っておくべきことがいくつかあります。

エンジンのバージョン – Amazon OpenSearch Service エンジンのバージョン 2.11 以降は、OR1 インスタンスをサポートしています。

リージョン – OR1 インスタンスファミリーは、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ、シンガポール、シドニー、東京)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、スペイン、ストックホルム) の AWS リージョンにおいて、OpenSearch でご利用いただけます。

料金 – データノードについてのオンデマンド料金またはリザーブド料金をお支払いいただくほか、EBS ストレージについての料金もお支払いいただきます。詳細については、「Amazon OpenSearch Service の料金」ページをご覧ください。

Jeff;

原文はこちらです。