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新しい Amazon EC2 C7gn インスタンス: Graviton3E プロセッサと最大 200 Gbps のネットワーク帯域幅

2022年プレビューした C7gn インスタンスが利用可能になり、6月20日から使用を開始できます。このインスタンスは、ネットワーク負荷が非常に高いワークロード (ファイアウォール、仮想ルーター、ロードバランサーなど)、データ分析、および密結合クラスターコンピューティングジョブ向けに設計されています。AWS Graviton3E プロセッサを搭載し、最大 200 Gbps のネットワーク帯域幅をサポートします。

仕様は以下のとおりです。

インスタンス名 vCPU
メモリ
ネットワーク帯域幅
EBS 帯域幅
c7gn.medium 1 2 GiB 最大 25 Gbps 最大 10 Gbps
c7gn.large 2 4 GiB 最大 30 Gbps 最大 10 Gbps
c7gn.xlarge 4 8 GiB 最大 40 Gbps 最大 10 Gbps
c7gn.2xlarge 8 16 GiB 最大 50 Gbps 最大 10 Gbps
c7gn.4xlarge 16 32 GiB 50 Gbps 最大 10 Gbps
c7gn.8xlarge 32 64 GiB 100 Gbps 最大 20 Gbps
c7gn.12xlarge 48 96 GiB 150 Gbps 最大 30 Gbps
c7gn.16xlarge 64 128 GiB 200 Gbps 最大 40 Gbps

ネットワーク帯域幅の拡大は、新しい第 5 世代 AWS Nitro Card によって可能になりました。もう 1 つの利点として、これらのインスタンスは、現在の EC2 インスタンスの中で最も低い Elastic Fabric Adapter (EFA) レイテンシーを提供しています。

C7gn インスタンスと Graviton3E プロセッサが以前のインスタンスとプロセッサとどのように比較されるかを示す簡単なインフォグラフィックを次に示します:

ご覧のとおり、Graviton3E プロセッサは、Graviton2 プロセッサよりもメモリ帯域幅と計算性能が大幅に向上し、Graviton3 プロセッサよりもベクトル命令の性能も高くなっています。

C7gn インスタンスは、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、および欧州 (アイルランド) の各 AWS リージョンにおいて、オンデマンドリザーブドインスタンススポット、および Savings Plan 形式で利用できます。専有インスタンス専有ホストも利用できます。

Jeff;

原文はこちらです。