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自然言語を使用した AWS Glue の新しいチャットエクスペリエンス – AWS Glue の Amazon Q データ統合 (プレビュー)
1月30日は、データ統合ジョブのオーサリングとトラブルシューティングに自然言語を使用することができる AWS Glue の新しいチャットエクスペリエンスをプレビューします。
AWS Glue の Amazon Q データ統合は、AWS Glue のデータ統合エンジンを使用したデータ統合ジョブの学習、構築、および実行に必要な時間と労力を削減します。ジョブのオーサリングや問題のトラブルシューティングを実行したり、AWS Glue とデータ統合に関するあらゆる質問への回答を瞬時に得たりすることができます。チャットエクスペリエンスには Amazon Bedrock が使用されます。
データ統合ワークロードを説明すると、Amazon Q が完全な ETL スクリプトを生成します。エラーを説明し、解決策を提案するよう Amazon Q に要求することで、ジョブをトラブルシューティングできます。Amazon Q は、データ統合ワークフローの全体を通じて詳しいガイダンスを提供します。Amazon Q は、AWS Glue を使用したデータ統合ジョブの学習と構築を助け、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon Redshift、および Amazon DynamoDB などの一般的な AWS リソースへの接続を助けることもできます。
では、AWS Glue の Amazon Q データ統合の機能をいくつかご紹介しましょう。
1.会話形式の Q&A 機能
この機能の使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールの右側にある Amazon Q アイコンを選択します。
例えば、「AWS Glue って何?」とたずねると、Amazon Q が簡潔な説明とともに、質問のフォローアップやガイダンスの検証に使用できる参照ドキュメントを提供してくれます。
Amazon Q では、ユースケースをより詳しく説明することでコンテキストを提供できます。例えば、Amazon Q に「AWS Glue ジョブを作成する方法を教えて」とたずねることができます。
次に、「AWS Glue ジョブのメモリ管理を最適化する方法を教えて」と Amazon Q にたずねます。
2.AWS Glue ジョブの作成
この機能を使用するには、Amazon Q に「Redshift から読み込み、null フィールドをドロップし、Parquet ファイルとして S3 に書き込む Glue ETL ジョブを作成して」と指示することができます。
コピーボタンをクリックするだけで、コードをスクリプトエディタやノートブックにコピーできます。また、Amazon Q に「DynamoDB テーブルを読み込み、フィールドをマップして、結果を Parquet 形式で Amazon S3 に書き込む Glue ジョブの作成を手伝って」と指示することも可能です。
Amazon Q の使用を今すぐ開始する
Amazon Q では、質問に答え、コードをすばやく記述し、問題のトラブルシューティングやワークロードの最適化を行うだけでなく、新しい機能のコーディングさえも助けてくれる人工知能 (AI) エキスパートがそばについていてくれます。これらの機能は、AWS でのアプリケーション構築のすべての段階を簡素化します。AWS Glue の Amazon Q データ統合は、Amazon Q がサポートされているすべてのリージョンで利用できます。詳細については、「 Amazon Q pricing」ページを参照してください。
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– Irshad
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