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週刊生成AI with AWS – 2026/7/27週
みなさん、こんにちは。AWS ソリューションアーキテクトの木村です。
いよいよ 8 月、夏本番ですね。連日の暑さに負けず、今週も生成 AI 界隈のアップデートをキャッチアップしていきましょう。
8 月の builders.flash 記事が出ていますので生成AI関連のものをピックアップしてみます。今月も多くの生成AIに関する記事が出ています。
- AWS Summit Japan 2026 Builders’ Fair 人気投票第 1 位「ペン字見ます ! ~ AI Agent 先生の辛口査定 ~」の裏側 !
- 少量のレガシー言語プログラムを Amazon Quick で解読してみた
- Amazon Bedrock AgentCore harness と AWS Step Functions を組み合わせて安全に AI エージェントを構築してみよう !
- Kiro、1 歳。コードを書く IDE から、仕事を任せるチームへ
どの記事も実践的かつ生成AI活用の観点が異なっており参考になりますね。
また新しい AWS Black Belt オンラインセミナー資料・動画も続々と出ています。生成 AI 関連では「Amazon Bedrock AgentCore Runtime Dive Deep」と「AWS FinOps Agent (preview)」の資料が公開されています。是非チェックしてみてください。
「AWS ジャパン生成 AI 実用化推進プログラム」も引き続き募集中ですのでよろしくお願いします。
それでは、7 月 27 日週の生成 AI with AWS界隈のニュースを見ていきましょう。
さまざまなニュース
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- ブログ記事「全従業員の行動変容を目指すAstemo が自己破壊を経て見つけたAI駆動開発の実効性」を公開
Astemo 様は、自動車部品・システムを手がけるグローバルメガサプライヤーです。自動車のソフトウェア定義化 (SDV) が進む中、全従業員の行動変容を目指し、44 名・7 チームが実業務テーマで AI 駆動開発ライフサイクル (AI-DLC) を 3 日間体験しました。人間はレビューと意思決定に集中するスタイルで、3 日間で 9 マイクロサービス / 4,500 行超を開発し、開発スピードは約 200% 向上しています。7 チーム全てがデモ可能なプロトタイプを完成させ、あるチームは翌週に本番リリースまで到達しました。 - ブログ記事「Outpost VFX が ビジュアルエフェクト向けに AI モデルのトレーニングを AWS で加速した方法」を公開
Outpost VFX 様は、英国、カナダ、インドにスタジオを構える VFX 制作会社です。フェイスリプレースメント用 AI モデルの学習がシングル GPU の制約で 1〜2 週間かかり、制作のボトルネックになっていました。AWS Generative AI Innovation Center と連携し、Amazon EC2 P5 インスタンスでの分散トレーニングへ移行した結果、学習速度は最大 8 倍に向上しています。初回レビュー用の納品期間も 1〜2 週間から 2 日間へ短縮されました。 - ブログ記事「【開催報告】AWS Summit Japan 2026 物流業界向けブース展示「スマートグラス×生成AIエージェントで倉庫業務を革新」」を公開
AWS Summit Japan 2026 の物流業界向けブースで展示した、スマートグラスと生成 AI エージェントによる倉庫ピッキング支援デモの解説記事です。「ピッキングリストをください」と話しかけるだけで、Amazon Nova 2 Sonic が音声のまま理解して WMS から作業リストを取得し、QR スキャンで完了記録まで自動化します。1 会話あたり約 8.9 円というコスト試算まで公開されているのが実践的です。 - ブログ記事「【開催報告】AWS Summit Japan 2026 〜 流通小売・消費財・飲食業界向けブース」を公開
「AI エージェントが業務の主役になる日」をテーマにした流通小売・消費財・飲食業界向けブースの開催報告です。バーチャル AI エキスパートから Agentic Commerce まで 6 テーマ 7 デモに加え、株式会社ユナイテッドアローズ様と株式会社カインズ様の事例展示も紹介されています。各デモの詳細解説ブログへのリンク集としても便利です。 - ブログ記事「AWS Summit Japan 2026:完全自律型 AI Agent が変える SaaS の世界」を公開
AWS Summit Japan 2026 で展示した、Amazon Bedrock AgentCore を活用したマルチテナント AI CRM デモの解説記事です。メールの分類から回答生成、担当者アサインまでを 6 種類の Agent が協働で処理し、人間は承認のみを行うことで、従来 2 時間かかっていた対応が 5 分以内で完了します。「Agent を取り込む SaaS」設計の 4 つのポイントが整理されており、SaaS 事業者の方におすすめです。 - ブログ記事「エージェンティック AI と AWS Transform でメインフレームアプリケーションを再構想 (reimagine) する」を公開
メインフレームのレガシーアプリケーションを、エージェンティック AI でクラウドネイティブに作り変える reimagine パターンの解説記事です。AWS Transform for mainframe が COBOL からビジネスロジックを抽出し、Kiro がマイクロサービス仕様とコードを生成する 3 フェーズの方法論を紹介しています。Human in the Loop の検証を挟み、スピードとリスク低減を両立させる考え方が参考になります。 - ブログ記事「Amazon GuardDuty 調査エージェントのご紹介: オンデマンドの AI を活用した脅威評価」を公開
Amazon GuardDuty の調査エージェント (パブリックプレビュー) の紹介記事です。AI がセキュリティ検出結果の調査を自動化し、数時間かかっていた調査を数分に短縮します。リスクレベルや MITRE ATT&CK マッピング、推奨アクションが構造化された形で得られ、AWS MCP サーバー経由で AI ワークフローにも統合できます。 - ブログ記事「Security Hub が AI ワークロード保護と Microsoft Azure 対応のマルチクラウドサポートを追加」を公開
AWS Security Hub の 2 つの大きな拡張が発表されました。AI ワークロード保護として、異常なモデル呼び出しやコストハーベスティングを検出する GuardDuty AI Protection、調査を自動化する AI-powered investigations、AI 資産を可視化する Security Hub AI inventory が加わります。マルチクラウド対応では、Microsoft Azure の検出結果を AWS と並べて優先順位付けできるようになりました。 - ブログ記事「オープンソースサプライチェーン攻撃の背後にいる北朝鮮のハッカーグループを Amazon が特定」を公開
Amazon Threat Intelligence が、axios、debug、chalk、typo-crypto という人気 NPM パッケージの侵害が同一の北朝鮮関連脅威アクターによるものと初めて特定した調査記事です。生成 AI で悪意のあるパッケージの「見た目の不自然さ」が消えつつあることや、スロップスクワッティングといった新たな脅威も解説されています。OSS に依存する全ての開発者に関係する内容です。
- ブログ記事「全従業員の行動変容を目指すAstemo が自己破壊を経て見つけたAI駆動開発の実効性」を公開
サービスアップデート
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- Amazon Bedrock が OpenAI GPT-5.6 モデルの最大 80% 値下げを発表
Amazon Bedrock 上の OpenAI GPT-5.6 のオンデマンド推論価格が値下げされました。高速・低コストの Luna は 80%、バランス型の Terra は 20% の値下げで、設定変更なしで新価格が自動適用されます (Sol は据え置き)。あわせて Kiro でも GPT-5.6 のクレジット倍率が引き下げられました (Luna 0.6x → 0.1x、Terra 1.2x → 1.0x)。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - Grok 4.3 が AWS GovCloud (US-West) の Amazon Bedrock で利用可能に
xAI の Grok 4.3 が AWS GovCloud (US-West) の Amazon Bedrock で利用可能になりました。GovCloud への xAI モデルの提供は今回が初めてです。推論の深さを 4 段階で設定でき、ツール利用と指示追従、トークン効率に強みがあります。 - Gemma 4 モデルが AWS GovCloud (US-West) の Amazon Bedrock で利用可能に
Google DeepMind のオープンウェイトモデル Gemma 4 ファミリーが AWS GovCloud (US-West) の Amazon Bedrock で利用可能になりました。256K トークンコンテキストの 31B、コスト重視の MoE 構成 26B-A4B、低遅延の E2B の 3 バリアント構成です。35 以上の言語と、テキスト・画像・動画・音声のマルチモーダル入力に対応します。 - Amazon SageMaker Unified Studio が全プロジェクトツールで Git バージョン管理を強化
Amazon SageMaker Unified Studio の全プロジェクトツール (Query Editor、Visual ETL、Workflows、Notebooks) で、ファイルレベルの Git バージョン管理が利用できるようになりました。これまで Git 非対応だった Notebooks も対象になり、ブランチ作成や競合解決までプロジェクト内で完結します。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - Amazon OpenSearch Service が OpenSearch 3.7 をサポート
Amazon OpenSearch Service で OpenSearch 3.7 が利用可能になりました。1-bit スカラー量子化により、検索精度を維持しながらベクトルワークロードのストレージとメモリ使用量を削減できます。RAG の検索基盤のコストとパフォーマンスに効くアップデートです。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - AWS Security Hub MCP App がプレビュー公開
Security Hub のエクスポージャー検出結果を Claude Desktop から直接扱える、ローカル実行の MCP サーバーがプレビューになりました。自然言語で上位のエクスポージャーを確認し、攻撃パスの掘り下げから修復の推奨事項まで得られます。全ツールが読み取り専用のため、環境に変更が加わる心配なく試せます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - Kiro CLI 2.16.0 / 2.15.0 と IDE 1.0.242 が公開
Kiro CLI 2.16.0 では、会話履歴を引き継いだままサイド会話に分岐できる /tangent コマンドと、/context のツール別トークン内訳表示が追加されました。CLI 2.15.0 では /spec new のガイド付きステップと、Plan モードでの承認後の自動実行が入っています。IDE 1.0.242 では、右クリックメニューの Kiro サブメニューや、エラーに対する「Ask Kiro to Fix」クイックフィックスが加わりました。
- Amazon Bedrock が OpenAI GPT-5.6 モデルの最大 80% 値下げを発表
- 今週は以上です。それでは、また来週お会いしましょう!