Amazon S3 はインターネット用のストレージサービスです。開発者がより楽にウェブスケールでのコンピュータ作業をできるように設計されています。
Amazon S3 ならシンプルなウェブサービス・インターフェイスをご提供できます。いつでも、ウェブ上のどこからでも容量に関係なくデータを格納・取得できるのです。これによって、開発者は拡張可能で信頼性が高く、安全で、高速でありながら安価なインフラストラクチャを利用することが可能になります。このシステムは、Amazon が使用しているウェブサイトのグローバルネットワークと同じものです。
このサービスの目的は規模のメリットを最大化で開発者に提供することです。
Amazon S3 は必要な機能に絞ってご提供しています。
Amazon S3 へ格納されたデータはデフォルトでセキュリティに保護されています。バケットとオブジェクトの所有者のみが、自分が作成した Amazon S3 のリソースへアクセスすることができます。Amazon S3 は、複数のアクセスコントロールメカニズムだけでなく、ディスク上での安全な転送と安全な格納の両方のために暗号化をサポートしています。
Amazon S3 のデータ保護機能により、意図しないユーザーアクション、アプリケーションエラー、インフラストラクチャ障害によるデータ損失に対して、論理的・物理的の両面の障害からデータを保護することができます。PCI や HIPAA などの規制基準を遵守しなければならないお客様には、Amazon S3 のデータ保護機能を、コンプライアンス達成における全体的な戦略の一部としてご利用いただけます。
Amazon S3 が提供する様々なデータのセキュリティおよび信頼性に関する機能は下に詳細な説明があります。
Amazon S3 は、お客様のデータに誰が、どのように、いつ、どこでアクセスすることができるかをコントロールできる柔軟性を提供するいくつかのメカニズムをサポートしています。Amazon S3 は、4種類のアクセスコントロールメカニズムを提供しています: Identity and Access Management(IAM)ポリシー、アクセスコントロールリスト(ACL)、バケットポリシー、およびクエリ文字列認証です。
IAM により、複数の従業員がいる組織は、単一の AWS アカウントの下で複数のユーザーを作成・管理することができます。IAM ポリシーにより、お客様は Amazon S3 バケットやオブジェクトに対して細かく分けられたコントロールを IAM ユーザーに付与することができます。ACL を使用して、個々のオブジェクトに特定のアクセス許可を選択的に追加(付与)することができます。
Amazon S3 バケットポリシーは、単一のバケット内のオブジェクトの一部またはすべてにわたってアクセス許可を追加・拒否するのに使用することができます。クエリ文字列の認証を使用して、事前定義された期限に有効な URL を通して Amazon S3 のオブジェクトを共有することができます。
HTTPS プロトコルを使用して SSL の暗号化されたエンドポイント経由で、Amazon S3 にデータを安全にアップロード/ダウンロードすることができます。Amazon S3 ではまた、格納されているデータの暗号化における複数のオプションをご用意しています。
独自の暗号化キーを管理したい場合は、Amazon S3 の暗号化クライアントのようなクライアント暗号化ライブラリを使用して、Amazon S3 にアップロードする前にデータを暗号化することができます。または、Amazon S3 に暗号化キーの管理をまかせたい場合は、Amazon S3 のサーバー側の暗号化(SSE)を使用することができます。Amazon S3 の SSE により、オブジェクトを書き込む際に追加のリクエストヘッダーを単純に追加するだけで、アップロード時にデータを暗号化することができます。データが取得された時に、自動的に復号化が行われます。
Amazon S3 はまた、お客様の Amazon S3 リソースに対して行われたリクエストのロギングをサポートしています。それに対して行われたリクエストのアクセスログレコードを作成するように Amazon S3 バケットを設定することができます。これらのサーバーアクセスログは、バケットやその中のオブジェクトに対して行われたすべてのリクエストをキャプチャするので、これは監査目的に使用することができます。
Amazon S3 で利用できるセキュリティ機能の詳細については、Amazon S3 開発者ガイドのアクセスコントロールおよびデータの暗号化のトピックをご参照ください。Amazon S3 を含む AWS のセキュリティ概要については、Amazon Web Services: セキュリティプロセスの概要の資料をご参照ください。
Amazon S3 は、ミッションクリティカルで重要なデータストレージのための設計された、極めて堅牢なストレージインフラストラクチャです。オブジェクトは、Amazon S3 のリージョン内で、複数の施設にまたがって、複数のデバイス上で冗長的に格納されます。
堅牢性を高めるため、Amazon S3 PUT および COPY オペレーションは、複数の施設で同期をとりながらデータを格納し、その後 SUCCESS を返します。一旦格納されると、Amazon S3 は、冗長性の喪失があればすばやそれを検出して修復することによって、オブジェクトの堅牢性を維持します。
Amazon S3 は、チェックサムを用いて、格納されているデータの完全性を定期的に検証しています。破損が検出されると、冗長データを使用して修復されます。さらに Amazon S3 は、ネットワークの全トラフィックに対してチェックサムを計算し、データの格納または取得時のデータパケットの損傷を検出しています。
Amazon S3 はバージョニングを通じて、さらなる保護能力提供しています。バージョニングを使用して、Amazon S3 バケットに格納されたあらゆるオブジェクトのあらゆるバージョンを、格納、取得、復元することができます。これによって、意図せぬユーザーアクションやアプリケーションの障害から、簡単に回復することができます。
デフォルトでは、リクエストは最も新しく書き込まれたバージョンを取得するようになっています。リクエストでバージョンを指定することによって、オブジェクトの旧バージョンを取得することができます。
ストレージ料金は、格納される各バージョンに対して適用されます。
使用料金は従量課金制となっています。最低料金は不要です。AWS Simple Monthly Calculator を使って月額料金をお見積りください。コストが低ければ請求額も低くなります。そのため、価格は選択する Amazon S3 バケットのロケーションによって異なります。
AWS 無料使用範囲*
AWS の無料使用範囲の一環として、Amazon S3 を無料で開始していただけます。サインアップしていただくと、AWS の新規お客様は、Amazon S3 ストレージ 5 GB、20,000 Get リクエスト、2,000 Put リクエスト、データ送信 15 GB を毎月1年間ご利用いただけます。
データの「受信(イン)」および「送信(アウト)」転送とは、Amazon S3 リージョンへの転送、および Amazon S3 リージョンからの転送という意味です。コピーリクエストを通じて、Amazon S3 リージョン内でデータを転送させた場合は、転送料は請求いたしません。
コピーリクエストを通じてリージョン間でデータを転送した場合、定額料金を請求させていただきます。同じリージョン内にある Amazon EC 2と Amazon S3 間、もしくは米国東部の Amazon EC2 と米国スタンダードの Amazon S3 間でデータ転送を行った場合、請求は発生しません。他のリージョン間で Amazon EC2 と Amazon S3 間(例えば米国西部の Amazon EC2 と米国スタンダードの Amazon S3 間)でデータ転送した場合、両方のリージョンでデータ転送料が発生します。
ストレージおよび帯域幅サイズにはすべてのファイルのオーバーヘッドデータが含まれています。
料金範囲は、Amazon EC2、Amazon S3、Amazon RDS、Amazon SimpleDB、Amazon SQS、Amazon SNS、Amazon DynamoDB、AWS Storage Gateway、および Amazon VPC 全体での、データ送信の利用合計量で決まります。
AWS GovCloud は、米国政府関連機関や業者が、その特定の規制およびコンプライアンス要件に対処して、機密扱いの作業負荷をクラウドに移行できるように設計された AWS リージョンです。価格設定と新しい AWS GovCloud リージョンの詳細については、AWS GovCloud のウェブページをご覧ください。
* 無料範囲の使用量は、AWS GovCloud リージョンを除くすべてのリージョンが毎月計算され、自動的に請求額に適用されます。未使用分は持ち越されません。適用される規制の詳細については、提供規約をご覧ください。
(Amazon S3 は Amazon Web Services LLC. によって販売されています)
AWS Management Console を使用して簡単かつ安全に、バケットを作成し、オブジェクトをアップロードし、アクセスコントロールを設定することができます。Amazon S3 のお客様の全リソースにアクセスして管理するために、コンソールはポイント・アンド・クリック型の、ウェブベースのインターフェイスを提供します。
Amazon S3 入門ガイドには、コンソールから Amazon S3 を開始する方法について記載されています。アプリケーションの開発者は、.NET 用 AWS SDK、Java 用 AWS SDK、またはその他のプラットフォームと言語のために、様々な種類のサードパーティのライブラリを使用することができます。
AWS Import/Export により、転送用のポータブル記憶装置を用いて、AWS 内外への大容量データの転送を高速化できます。
AWS なら、Amazon の高速内部ネットワークを駆使し、インターネットを使うことなく、お客様のデータを直接記憶装置に転送できます。重要なデータ設定を行う場合、AWS Import/Export のほうがインターネット転送より高速ですし、自社のネットワーク環境をアップグレードするより経済的にお得な場合が多々あります。
AWS Import/Export を使用して、データをクラウドに移行し、コンテンツをカスタマーに配信して、バックアップを AWS に送信し、障害から復旧することができます。
Amazon S3 は様々な利用要件をサポートするために使用できます。これには例えば次のものがあります。
| 開発者用リソース |
Amazon S3 は高品質なインターネット・ベースの格納サービスを普及させようという考えに基づいています。これによって開発者がデータの格納方法(安全性、容量など)について悩まなくて済むわけです。現行のストレージサーバーを維持するコストに加え、自身がストレージソリューションをセットアップするための出費も不要なのです。
Amazon S3 の機能性はシンプルで強固: いかなる容量のデータも安価でしかも安全に格納でき、必要な時にいつでもデータを回収できます。
Amazon S3 があれば、開発者はデータの格納方法をあれこれ考えずに自分の作業に集中できるのです。
Amazon S3 は、以下の設計要件を満たすために作られました:
設計用の強制機能があれば、Amazon S3 を1つシステムに加えるだけで Amazon の内部アプリケーションも外部の開発者のアプリケーションも両方サポートできます。これによって Amazon.com のウェブサイトを運用するのに十分な、高速で信頼性の高い性能が入手できます。その一方で、他の開発者がデータストレージのためにそれを使うこともできます。