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AWS Week in Review – 2023 年 4 月 24 日: Amazon CodeCatalyst、Snowball Edge での Amazon S3 など
いつものように、4月24日週も多くのニュースがあります。Amazon CodeCatalyst の一般提供が開始され、Amazon S3 が Snowball Edge デバイスで利用可能になり、AWS Amplify Flutter のバージョン 1.0.0 がリリースされました。他にもたくさんのお知らせがあります。早速見ていきましょう。
4月17日週のリリース
4月24日週、私が注目したいくつかのリリースをご紹介します。
Amazon CodeCatalyst – 当初、re:Invent においてプレビュー形式で発表された (「Announcing Amazon CodeCatalyst, a Unified Software Development Service」(統合ソフトウェア開発サービスである Amazon CodeCatalyst の発表)) この統合ソフトウェア開発および配信サービスの一般提供が開始されました。Steve がプレビューについて執筆した記事で述べているように、「Amazon CodeCatalyst を使用すると、ソフトウェア開発チームは AWS 上でアプリケーションを迅速かつ簡単に計画、開発、コラボレーション、構築、および配信できるため、開発ライフサイクル全体でフリクションが軽減されます」。 プレビュー中に、CI/CD ワークフローとデプロイ環境向けに AWS Graviton2 を使用する機能が他の新機能とともに追加されました。詳細については、「新着情報」をご覧ください。
Snowball Edge での Amazon S3 – 2 年前、AWS Snow ファミリーのデバイスで S3 バケットを作成したり、オブジェクトを PUT および GET したりできるようになりました。この新しいリリースにより、Channy が述べているように、「…Amazon S3 API の拡張セットを使用して AWS でアプリケーションを簡単に構築し、Snowball Edge Compute Optimized デバイスにデプロイ」できます。 このリリースにより、AWS OpsHub を使用してストレージを管理したり、接続が拒否される、中断する、断続的になる、制限される (DDIL) 複数のユースケースに対応したりできるようになりました。詳細については、「Amazon S3 Compatible Storage on AWS Snowball Edge Compute Optimized Devices Now Generally Available」(AWS Snowball Edge Compute Optimized デバイスでの Amazon S3 互換ストレージの一般提供を開始) をお読みください。
Amazon Redshift の更新 – Amazon Redshift の複数の更新を発表しました。これには、一連の DML ステートメントを 1 つのステートメントにまとめることを可能にする MERGE SQL
コマンド、Amazon Redshift データウェアハウス内の機密データを保護するプロセスを簡素化する動的データマスキング、AWS Lake Formation を使用したデータ共有のための一元的なアクセスコントロールが含まれます。
AWS Amplify – 単一のコードベースを使用して、一貫したユーザーエクスペリエンスで、iOS、Android、ウェブ、デスクトップをターゲットとするクロスプラットフォームの Flutter アプリを構築できるようになりました。詳細と開始方法については、「Amplify Flutter announces general availability for web and desktop support」(Amplify Flutter がウェブおよびデスクトップサポートの一般提供の開始を発表) をお読みください。GA に加えて、「AWS Amplify supports Push Notifications for Android, Swift, React Native, and Flutter apps」(AWS Amplify が Android、Swift、React Native、Flutter の各アプリ向けにプッシュ通知をサポート) することも発表しました。
X in Y – 次のとおり、既存のサービスを他のリージョンや場所でも利用できるようにしました。
- Direct Connect ロケーション: メキシコのケレタロ。
- Migration Hub Refactor Spaces: 7 つの追加リージョン。
- AWS Backup for Amazon S3: 南米 (サンパウロ) および GovCloud (米国) リージョン。
- AWS Backup: アジアパシフィック (メルボルン)。
- Amazon ECS Service Connect: 欧州 (チューリッヒ) および中東 (UAE)。
- Amazon GuardDuty: アジアパシフィック (メルボルン)。
- Amazon VPC Prefix Lists: アジアパシフィック (ハイデラバード、メルボルン) および欧州 (スペイン)。
- AWS Control Tower: 7 つの追加リージョン。
- Amazon WorkSpaces Web Access with WSP: AWS GovCloud (米国西部)。
AWS の発表の詳細なリストについては、「AWS の最新情報」ページをご覧いただき、そのページの RSS フィードの購読をご検討ください。さらに詳しい情報が必要な場合は、「Subscribe to AWS Daily Feature Updates via Amazon SNS」(Amazon SNS 経由で AWS Daily Feature Updates をサブスクライブ) できます。
興味深いブログ記事
その他の AWS ブログ – 他の AWS ブログの新しい記事をいくつかご紹介します。
- Increased visibility of your carbon emissions data with AWS Customer Carbon Footprint Tool (AWS Customer Carbon Footprint Tool により、二酸化炭素排出量データの可視性が向上)。
- Identify objections in customer conversations using Amazon Comprehend to enhance customer experience without ML expertise (ML の専門知識なしで、Amazon Comprehend を使用して顧客との会話における異議を特定し、カスタマーエクスペリエンスを強化)。
- Create a CI/CD pipeline for .NET Lambda functions with AWS CDK Pipelines (AWS CDK Pipelines を使用して .NET Lambda 関数用の CI/CD パイプラインを作成)。
- Exploring new ETL and ELT capabilities for Amazon Redshift from the AWS Glue Studio visual editor (AWS Glue Studio ビジュアルエディタの Amazon Redshift の新しい ETL および ELT 機能の詳細)。
- Analyze customer satisfaction scores with post-contact surveys using Amazon Connect Tasks (Amazon Connect Tasks を使用して問い合わせ後のアンケートを実施し、顧客満足度スコアを分析)。
- Understanding techniques to reduce AWS Lambda costs in serverless applications (サーバーレスアプリケーションの AWS Lambda コストを削減するテクニックを理解する)。
- Power microservices architectures with Amazon MemoryDB for Redis (Amazon MemoryDB for Redis でマイクロサービスアーキテクチャを強化)。
- Amazon SageMaker Data Wrangler for dimensionality reduction (次元削減のための Amazon SageMaker Data Wrangler)。
- Efficient truck routing with Amazon Location Service (Amazon Location Service を使用した効率的なトラックルーティング)。
- Use IAM roles to connect GitHub Actions to actions in AWS (IAM ロールを使用して GitHub アクションを AWS のアクションに接続)。
- Protect Your Web Applications with AWS WAF Ready Partners (AWS WAF Ready パートナーを利用してウェブアプリケーションを保護)。
AWS オープンソース – 同僚の Ricardo は、AWS コミュニティの新しいオープンソースプロジェクト、ツール、デモをご紹介するニュースレターを毎週執筆しています。詳細については、エディション 154 をお読みください。
AWS Graviton Weekly – Marcos Ortiz が週刊ニュースレターを執筆し、AWS カスタムシリコンの最新動向をご紹介しています。「AWS Graviton Weekly #33」で最新情報をご覧ください。
今後のイベント
お客様に興味を持っていただけそうな今後のライブイベントとオンラインイベントをいくつかご紹介します。
AWS Community Day Turkey は 5 月 6 日にイスタンブールで開催されます。私がその基調講演を行います。ぜひチケットを入手してください。お会いできるのを楽しみにしています。
AWS Summit は、ベルリン (5 月 4 日)、ワシントン DC (6 月 7 日、6 月 8 日)、ロンドン (6 月 7 日)、トロント (6 月 14 日) で開催されます。これらのイベントには無料でご参加いただけますが、事前登録を強くお勧めします。
.NET Enterprise Developer Day EMEA は、1 日間の無料バーチャルカンファレンスであり、4 月 25 日に開催されます。今すぐご登録ください。
AWS Developer Innovation Day もバーチャルで、4 月 26 日に開催されます (詳細については、「Discover Building without Limits at AWS Developer Innovation Day」(AWS Developer Innovation Day で無制限の構築を知る) をお読みください)。私は 1 日を通じて視聴し、最後にライブのまとめを共有します。詳細をご覧ください。お会いできることを楽しみにしています。
4月24日週はここまでです。
– Jeff;
原文はこちらです。