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只今準備中 – スペインの AWS リージョン
当社では、1 年未満の間にスウェーデン、香港、バーレーンで AWS リージョンをオープンさせ、現在ではインドネシアのジャカルタ、南アフリカのケープタウン、イタリアのミラノにおけるリージョンのオープンに取り組んでいます。
今度はスペインに
本日は、AWS 欧州 (スペイン) リージョンのオープン準備に入りましたことをお知らせいたします。2022 年後半もしくは 2023 年初頭に、3 つのアベイラビリティーゾーンを備えてオープン予定です。ダブリン、フランクフルト、ロンドン、パリ、ストックホルムで稼働中のリージョン、並びに 2020 年初頭にオープン予定のミラノリージョンに続き、ヨーロッパで 7 番目のリージョンとなります (詳細については AWS グローバルインフラストラクチャのページをご覧ください)。
AWS ではすでに、世界中の 22 のリージョンで 69 のアベイラビリティーゾーンが活用されています。本日の発表により、グローバルリージョン (稼働中および準備中) の合計数は 26 に引き上げられることになりました。
先月スペインにいたのですが、そこで私はマドリードとバルセロナの開発者と会うことができました。彼らのアプリケーションは印象的で多岐にわたるものでした (小売管理、エンターテイメント、オンライン広告の分析、投資の推奨、ソーシャルスコアリングなど)。
中にはクラウドで発生したスタートアップ企業もあり、そのすべての企業が、AWS Lambda や AWS CloudFormation とともに、AWS の各種データベースサービス (Amazon Redshift はよく耳にするかと思います) を全般的に多用していました。国内市場向けとグローバル市場向け、両方が提供されているのですが、どちらにしてもすべてが、この新しいリージョンの恩恵を受けることができるであろうと確信しています。
当社では 2013 年にスペインで AWS Activate をローンチし、これによりスタートアップ企業がガイダンスや AWS のエキスパートによる 1 対 1 でのサポートを利用できるようになったほか、ウェブベースのトレーニング、セルフペースラボ、カスタマーサポート、サードパーティーからのオファー、および最大で 100,000 USD の AWS サービスクレジットも利用できるようになりました。また、当社は VC コミュニティ (Caixa Risk Capital や KFund)、およびスタートアップアクセラレーター数社 (Seedrocket や Wayra) との連携も行っています。
スペインの AWS
当社は長きにわたりイベリア半島への投資を進めてきましたが、こちらでオープン予定のリージョンは、その中における最新の取り組みです。当社は 2012 年にマドリードにエッジロケーションをオープンさせ、2014 年には同じくマドリードにオフィスを開設しました。2016 年に 1 つ目の Direct Connect ロケーションを追加し、2017 年にはさらにもう 1 つを追加しています。これらはすべて、このエリアにおける AWS の急成長をサポートするためのものです。現在、マドリードには 2 つのエッジロケーションがあり、オフィスはバルセロナにもあります。
AWS Activate によるスタートアップ企業へのサポートに加えて、AWS Academy および AWS Educate でもトレーニングを提供しています。これらのプログラムはどちらも、クラウドコンピューティングの知識とスキルの習得を目的として設計されており、スペイン語で利用可能です。現在では、スペイン内の大学およびビジネススクール数百校で、こうしたプログラムが大いに活用されています。
(つい先日の旅行で訪問した) マドリードの AWS オフィスには、アカウントマネージャー、ビジネス開発マネージャー、カスタマーサービス担当者、パートナーマネージャー、プロフェッショナルサービスコンサルタント、ソリューションアーキテクト、テクニカルアカウントマネージャーといった、充実した人材が勤務しています。チームの輪に入って世間話をすることができたのですが、私がお伝えできるのは、チームのメンバーは (すべての Amazon 社員同様) 100% 顧客第一であり、皆様をあらゆる方法で成功に導く準備ができているということです。
— Jeff;