Amazon Web Services ブログ
週刊生成AI with AWS – 2026/5/25週
みなさん、こんにちは。AWS ソリューションアーキテクトの木村です。
AWS Summit Japan が開催される 6 月 25 – 26 日 まで 1 ヶ月を切りましたね。登録がまだの方はこちらから登録しぜひ来場ください!様々なコンテンツをご用意してお待ちしております!
また最近気軽に参加いただける勉強会として「昼休みの 30 分」を活用した Amazon Quick 勉強会が開催されています。6 月 3 日、6 月 10 日に予定されていますのでぜひご参加ください!
「AWS ジャパン生成 AI 実用化推進プログラム」も引き続き募集中ですのでよろしくお願いします。
それでは、5 月 25 日週の生成 AI with AWS界隈のニュースを見ていきましょう。
さまざまなニュース
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- AWS生成AI国内事例ブログ「寄稿:生成 AI で”探せなかった開示情報”を見つけ出す 〜 JPX の AI 開示情報検索サービス J-LENS〜」を公開
日本取引所グループ(JPX)傘下の JPX 総研様が開発した、上場企業の適時開示情報を対象とした AI 検索サービス「J-LENS」の技術的な仕組みと成果を紹介する寄稿記事です。Amazon Bedrock と Amazon OpenSearch Service を基盤に、クエリ解析・ベクトル検索・リランキングなど多層的な工夫を組み合わせることで、キーワード検索では見つけられなかった情報を自然文で発見できるセマンティック検索を実現しています。 - ブログ記事「Physical AIのためのデータ収集基盤を構築する①:模倣学習データの完全性を保証させるエッジシステム」を公開
株式会社 APTO 様が AWS 上に構築している双腕遠隔操作ロボット向け Physical AI データ基盤について、3部作の第1回としてエッジ側の「収集」レイヤーを解説しています。VLA モデルのファインチューニングに使う模倣学習データを、エッジ側で品質を確定させてから Amazon S3 に送る仕組みや、不完全データの排除、S3 Event Notifications によるイベント駆動設計など、Physical AI / ロボティクス分野のデータパイプラインを構築する際の実践的なアーキテクチャが紹介されています。 - ブログ記事「AI ツールで実現する継続収益ビジネス 〜開発力を資産に変える〜 – AWS Local Executive Roadshow 名古屋編(#4/8)開催レポート」を公開
2026 年 4 月 23 日に名古屋で開催された、IT 企業エグゼクティブ向けイベントのレポートです。製造業 SI を行うエスツーアイ株式会社様が Kiro の仕様駆動開発を活用して上流工程の課題を解決した事例と、i Smart Technologies 株式会社様が Amazon Bedrock を使い IoT データを現場の意思決定に活かす「AI 製造部長」を開発した事例を紹介しています。AI を「パートナー」として自社のドメイン知識と掛け合わせる発想が印象的です。 - ブログ記事「Kiro アンバサダープログラムのご紹介」を公開
AWS が提供する AI 開発ツール「Kiro」のコミュニティアンバサダープログラムが発表されました。アンバサダーには無償サブスクリプションや未公開機能への早期アクセス、プロダクトチームとの直接コミュニケーションなどの特典があり、月 3〜4 時間程度の活動が期待されます。Kiro を日常的に使っている開発者にとって、製品の方向性に直接影響を与えられる機会です。応募は kiro.dev から随時受付中です。 - ブログ記事「満員御礼! Claude Code による開発体験ワークショップ【イベントレポート】」を公開
2026 年 5 月に NHN テコラス主催で開催された Claude Code のハンズオンワークショップのレポートです。Agentic Coding の基礎から、CLAUDE.md による設定、Plan Mode、MCP の活用までを座学で学んだ後、Excalidraw のコードベースへ実際に Claude Code で機能追加を体験する内容です。ワークショップコンテンツは公開されており自身の AWS アカウントで取り組めるので、Claude Code を始めてみたい方はぜひ参考にしてみてください。
- AWS生成AI国内事例ブログ「寄稿:生成 AI で”探せなかった開示情報”を見つけ出す 〜 JPX の AI 開示情報検索サービス J-LENS〜」を公開
サービスアップデート
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- Kiro で Claude Opus 4.8 が利用可能に
- Kiro の IDE、CLI、Web で Claude Opus 4.8 が利用可能になりました。自己検証機能の強化、より効率的なツール呼び出し、長期プロジェクトでのフォロースルー改善が特徴です。Pro、Pro+、Power プランで利用でき、CLI ユーザーは v2.5.0 以上へのアップデートが必要です。
- Amazon Connect が生成 AI を使用してセルフサービスインタラクションを自動評価
Amazon Connect で、AI エージェントによるセルフサービス対応の品質を生成 AI が自動評価する機能が追加されました。マネージャーが自然言語で評価基準を定義すると、生成 AI がその基準に基づいてインタラクションを評価し、詳細な理由付けとトランスクリプトからの参照ポイントを提供します。東京リージョンを含む 7 リージョンで利用可能です。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - Amazon Connect の生成 AI 搭載コンタクト後サマリーが 8 つの新しい言語に対応
Amazon Connect で生成 AI を活用したコンタクト後の要約機能が、新たに日本語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・中国語・韓国語の 8 言語に対応しました。会話の言語に合わせて自動的にサマリーが生成されるようになり、多言語サポートを提供するグローバル組織でもコンタクト内容を効率的に把握できます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - Amazon Bedrock が Service Quotas のサポートを拡大
Amazon Bedrock の bedrock-mantle エンドポイントに対する推論クォータ(input-tokens-per-minute / output-tokens-per-minute)が AWS Service Quotasコンソールから確認可能になりました。クォータの可視化により本番スケールの事前計画が容易になり、標準的なプロセスでクォータ増加をリクエストできます。東京リージョンを含む複数リージョンで利用可能です。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - Claude Opus 4.8 が AWS で利用可能になりました
Anthropic 社の最新モデル Claude Opus 4.8 が AWS 上で利用可能になりました。エージェント型コーディング、自律的タスク実行、複雑な知識労働において優れた性能を発揮し、長い自律実行セッションでもコンテキストを保持しながら深い推論を行えます。Amazon Bedrock および Claude Platform on AWS からアクセスできます。詳細はこちらの Amazon Bedrock ページをご参照ください。 - Amazon SageMaker HyperPod Slurm クラスターが継続的プロビジョニングでの最小キャパシティ要件の指定をサポート
Amazon SageMaker HyperPod の Slurmクラスターで、継続的プロビジョニング利用時に最小キャパシティ要件(MinCount)を指定できるようになりました。固定数のノードを必要とする分散学習フレームワーク(PyTorch FSDP、Megatron-LM等)で、最小閾値が満たされるまでクラスターが待機するため、不完全な状態でのジョブ開始を防止できます。HyperPod対応の全リージョンで利用可能です。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - P5.48xl インスタンスが SageMaker ノートブックインスタンスで東京リージョンに拡大
NVIDIA H100 GPU 搭載の P5.48xl インスタンスが、SageMaker ノートブックインスタンスにおいて東京リージョンで利用可能になりました。前世代比で処理時間を最大 4倍短縮し、トレーニングコストを最大 40% 削減できます。LLM や拡散モデルのトレーニングなど生成 AI 開発に活用できます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - P4de インスタンスが SageMaker ノートブックインスタンスで東京リージョンに拡大
NVIDIA A100 GPU 8 基搭載(合計 640 GB GPU メモリ)の P4de インスタンスが、SageMaker ノートブックインスタンスにおいて東京リージョンで利用可能になりました。P4d 比で MLトレーニング性能が最大 60% 向上し、コストを 20% 削減できます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。 - P6-B200 インスタンスが SageMaker ノートブックインスタンスでバージニア北部リージョンに拡大
NVIDIA Blackwell GPU 8 基搭載(1440 GB GPU メモリ)の P6-B200 インスタンスが、SageMaker ノートブックインスタンスにおいてバージニア北部リージョンで利用可能になりました。P5en 比で最大2 倍の AI トレーニング性能を提供し、大規模基盤モデルのインタラクティブな開発やファインチューニングに最適です。 - 次世代 Amazon OpenSearch Serverless が一般提供開始
Amazon OpenSearch Serverless の次世代版が一般提供開始されました。エージェント構築向けに設計され、前世代比 20 倍速いオートスケーリング、スケール・トゥ・ゼロによる最大 60%のコスト削減、コンピュートとストレージの完全分離を実現しています。Kiro や Claude Code などとのネイティブ統合も提供されます。詳細はこちらのドキュメントをご参照ください。
- 今週は以上です。それでは、また来週お会いしましょう!