Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)

Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) とは、クラウド内で規模の変更が可能なコンピュータ処理能力を提供するウェブサービスです。そして、ウェブスケールな処理能力を開発者が簡単に利用できるよう設計されています。

Amazon EC2 のシンプルなウェブサービス インターフェイスによって、手間をかけず、必要な機能を設定して利用することができます。お客様のコンピュートリソースに対して、高機能なコントロールが提供され、Amazon の実績あるインフラストラクチャ上で実行できます。
Amazon EC2 は、わずか数分間で新規サーバーインスタンスを取得して起動することを可能にします。これにより、コンピューティング要件の変化に合わせて、素早く能力を拡張または縮小することができます。

実際に使用した分だけ料金を払えばよいので、Amazon EC2 は、コンピューティングの経済性も変革します。Amazon EC2 は、開発者にツールを提供して、障害に耐性のあるアプリケーションの構築と、一般的障害シナリオからの脱却を可能にします。

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Amazon EC2 の機能性

Amazon EC2 は、真に仮想的なコンピューティング環境を提供します。これにより、ウェブサービスのインターフェイスを使用して、様々なオペレーティングシステムのインスタンスを起動し、それらをお客様のカスタマイズされたアプリケーション環境に読み込み、ネットワークのアクセス権限を管理し、どんな大きさのシステムでもイメージ通り実行することが可能となります。

Amazon EC2 を使用するには、以下の手順に従うだけです。

  • あらかじめ設定されたテンプレートイメージを選択し、すぐに立ち上げて実行します。またはアプリケーション、ライブラリ、データ、関連設定を含む Amazon Machine Image(AMI)を作成します。
  • Amazon EC2 上でセキュリティやネットワークアクセスを設定します。
  • 希望のインスタンスタイプやオペレーティングシステムを選択し、ウェブサービス API または提供される様々な管理ツールを使用して、AMI インスタンスを、必要な分だけ開始、終了、監視します。
  • インスタンスに対して、複数のロケーションで実行したいのか、固定IPのエンドポイントを利用するのか、または堅牢なブロックストレージを追加するのか等を決定します。
  • 利用料金は、インスタンス稼働時間またはデータ転送のような、お客様が実際に消費するリソースに対してのみ発生します。

サービス概要

弾力性 – Amazon EC2 は、数時間や数日ではなく、数分以内に能力を増減させることができます。
一から数百、または数千のサーバーインスタンスさえ、同時に作動させることができます。もちろん、これはすべてウェブサービス API によってコントロールされているため、アプリケーションは、必要に応じてその規模を自動的に拡大、縮小させることができます。

完全なコントロール – インスタンスを完全にコントロールすることができます。各インスタンスに対してルートアクセス権があり、それらを任意のマシンでやり取りすることができます。
ブートパーティション上でデータを保持していれば、インスタンスを停止したり、ウェブサービス API 経由で同一のインスタンスを再起動することができます。ウェブサービス API を使用すれば、リモートでインスタンスをリブートすることができます。また、インスタンスのコンソール出力にアクセスすることもできます。

柔軟性 – 複数のインスタンスタイプ、オペレーティングシステム、ソフトウェアパッケージを選択することができます。
Amazon EC2 によって、お客様が選択するオペレーティングシステムやアプリケーションに最適な、メモリ設定、CPU、インスタンスストレージ、ブートパーティションサイズを選ぶことができます。例えば、オペレーティングシステムの選択肢には、数多くの Linux ディストリビューション、Microsoft Windows Server が含まれています。

他の Amazon Web Services との統合 – Amazon EC2 は、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)、Amazon SimpleDB、および Amazon Simple Queue Service(Amazon SQS)と連携し、多様なアプリケーションのために、コンピューティング、クエリ処理、ストレージの完全なソリューションを提供します。

信頼性 – Amazon EC2 は、極めて信頼性の高い環境であり、代わりのインスタンスを速やかに、また期待通りに実行することができます。
このサービスは、Amazon の実績あるネットワーク インフラストラクチャやデータセンター内で稼動しています。Amazon EC2 のサービスレベル利用規約は、各 Amazon EC2 の提供リージョンにおいて、99.95 %の可用性を誇っています。

セキュリティ – Amazon EC2 は、お客様のコンピュートリソースを守るために、数多くのメカニズムを提供しています。
  • Amazon EC2 には、インスタンスグループへの、またインスタンス間でのネットワークアクセスをコントロールする、ファイアウォールを設定するためのウェブサービス インターフェイスが含まれています。
  • Amazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)内で Amazon EC2 リソースを起動する際、使用したい IP 幅を指定してコンピュートインスタンスを隔離し、業界標準の IPsecVPN を使用して、既存の IT インフラストラクチャに接続することができます。また、VPC に専用インスタンスを起動することもできます。
    専用インスタンスとは、さらなる分離を目的とした単一のカスタマーに専用のハードウェア上で実行される Amazon EC2 インスタンスです。
  • Amazon EC2 のセキュリティの詳細については、当社の Amazon Web Services: セキュリティプロセス文書をご参照ください。
安価 – Amazon EC2 は、Amazon が持つ規模の経済的メリットをお客様にもたらします。実際に使用するコンピュート能力に対してのみ、大変低額な料金をお支払いいただきます。
より詳細な説明については、Amazon EC2 インスタンス購入オプションをご参照ください。
  • オンデマンドインスタンス – オンデマンドインスタンスでは、長期間の契約なく、時間単位で、コンピュート能力に対して料金を支払います。これは、ハードウェアのプランニング、購入、管理のコストや複雑性からお客様を解放し、一般的には高額の固定費となるものを、ずっと低額の変動費へと変換します。
    オンデマンドインスタンスはまた、定期的なトラフィックの急上昇を処理するための、余剰設備を購入する必要性も排除します。
  • リザーブドインスタンス – リザーブドインスタンスとは、お客様が予約したい各インスタンスについて、事前に低額の予約金をお支払いいただき、その見返りとして、そのインスタンスの時間当たり料金の大幅な割引をご提供するというものです。
    リザーブドインスタンスには 3 つのタイプ(軽度使用、中度使用、重度使用リザーブドインスタンス)があるため、先払いする金額と実際の時間当たり価格とのバランスを取ることができます。
  • スポットインスタンス – スポットインスタンスとは、お客様が未使用の Amazon EC2 リソースにオークションのように値段をつけることができるものです。そしてその値段が現在のスポット価格を上回る限り、これらのインスタンスをご利用いただけます。
    スポット価格は、需要と供給の関係に基づいて、定期的に変化します。また入札価格が実価格に適合、または超過しているお客様は、利用可能なスポットインスタンスにアクセスすることができます。アプリケーションの実行時間を柔軟に変更できる場合には、スポットインスタンスで Amazon EC2 のコストを大幅に削減することができます。
    スポットインスタンスの詳細については、こちらをご参照ください。

特徴

Amazon EC2 は、拡張性や障害耐性があり、大企業クラスのアプリケーション構築のために、数多くのパワフルな機能を提供します。これには以下のものがあります:

  • Amazon Elastic Block Store – Amazon Elastic Block Store(EBS)は、Amazon EC2 インスタンスのために堅牢なストレージを提供します。
    Amazon EBS ボリュームは、インスタンスの寿命とは無関係に永続性のあるストレージを提供します。Amazon EBS ボリュームは、可用性と信頼性の高いボリュームであり、Amazon EC2 インスタンスのブートパーティションとして利用したり、標準のブロックデバイスとして、実行中の Amazon EC2 インスタンスに添付することができます。
    ブートパーティションとして使用される場合、Amazon EC2 インスタンスを停止し、続けて再起動することができます。これによって、インスタンスの状態を管理する間、使用されるストレージリソースの分にだけ料金を支払うことができます。
    Amazon EBS ボリュームは、ローカルの Amazon EC2 インスタンスストア上で、大きく改善された堅牢性を提供します。これは、Amazon EBS ボリュームが、自動的にバックエンド(単一の Availability Zone)でレプリケーションされるためです。
    さらなる堅牢性を望む方のためには、Amazon EBS は、ボリュームについて常に一定時点のスナップショットを作成することができます。これはその後 Amazon S3 に格納され、複数の Availability Zone で自動的にレプリケーションされます。これらのスナップショットは、新しい Amazon EBS ボリュームのための開始点として使用することができ、長期的堅牢性のためにデータを保護することができます。これらのスナップショットを、同僚やその他の AWS 開発者と簡単に共有することもできます。
    この機能についての詳細は、Amazon Elastic Block Store をご参照ください。
  • 複数のロケーション – Amazon EC2 は、複数のロケーションにインスタンスを配置する能力を提供します。Amazon EC2 のロケーションは、リージョンと Availability Zone から構成されています。
    Availability Zone は、他のゾ-ンからの影響を受けないようにそれぞれ独立したロケーションであり、利用は安価で、同一リージョンの他の Availability Zone に対して待ち時間の短いネットワーク接続を提供します。独立した Availability Zone でインスタンスを起動することにより、単独のロケーションにおける障害から、アプリケーションを保護することができます。リージョンは、複数の Availability Zone から構成され、それぞれ別々のエリアまたは国に分散して、存在しています。
    Amazon EC2 サービスレベル利用規約は、各 Amazon EC2 リージョンにおいて、99.95%の可用性を誇っています。Amazon EC2 は現在 8 リージョンで利用可能です。そのリージョンとは、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、欧州(アイルランド)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(東京)、南米(サンパウロ)、および AWS GovCloud です。
  • Elastic IP アドレス – Elastic IP アドレスは、ダイナミッククラウド コンピューティングのためにデザインされた、固定IPアドレスサービスです。Elastic IP アドレスは、特定のインスタンスではないお客様のアカウントと対応しており、明示的に解放するまで、このアドレスをコントロールすることができます。
    従来の静的な IP アドレスとは異なり、Elastic IP アドレスでは、パブリックな IP アドレスをお客様のアカウントの任意のインスタンスにプログラム的に再マッピングすることにより、インスタンスまたは可用性の障害にマスクをかけることができます。データ技術者がホスティングの再設定や置換を行うのを待つのではなく、また DNS がお客様の全カスタマーへ通知するのを待つのではなく、Amazon EC2 は、お客様の Elastic IP アドレスを代わりのインスタンスに素早く再マッピングすることによって、インスタンスまたはソフトウェアの問題を修正することができます。
    さらに、このフォームにご記入いただけば、お客様の Elastic IP アドレスの任意のリバース DNS レコードを、オプションで設定することができます。
  • Amazon Virtual Private Cloud – Amazon VPC は、企業の既存のITインフラと AWS クラウドをつなぐ、安全かつシームレスなブリッジです。Amazon VPC を利用すれば、企業は彼らの既存のインフラストラクチャを、Virtual Private Network(VPN)接続を経由して、クラウド上の AWS コンピュートリソースと統合することができます。またセキュリティサービス、ファイアウォール、侵入検出システムのような既存の管理機能を、AWS リソースに拡張することができます。
    詳細については、Amazon Virtual Private Cloud をご参照ください。
  • Amazon CloudWatch – Amazon CloudWatch は、AWS クラウドリソースおよび Amazon EC2 で開始するアプリケーションのモニタリングを提供するウェブサービスです。これはリソースの使用状況に対する視認性、運用上のパフォーマンス、そして、CPU 使用状況、ディスク読み込みや書き込み、ネットワークトラフィックなど、需要パターン全体に関するメトリックスを提供します。統計を得る、グラフを見る、メトリックスデータに対するアラームを設定することができます。
    Amazon CloudWatch を使用するには、単に監視したい Amazon EC2 インスタンスを選択します。また、独自のビジネスまたはアプリケーションメトリックスデータを提供することもできます。Amazon CloudWatch がモニタリングのデータの集約・格納を開始します。これらには、ウェブサービス API またはコマンドラインツールを使用してアクセスすることができます。
    詳細については、Amazon CloudWatch をご参照ください。
  • Auto Scaling – Auto Scaling では、お客様が定義する状況に応じて、Amazon EC2 の能力を、自動的に拡大、縮小することができます。Auto Scaling では、お客様が使用中の Amazon EC2 インスタンスの数を、需要が急上昇した時はシームレスに増やしてパフォーマンスを維持し、需要が弱まる時に自動的に減らすことにより、コストを最小化することができます。Auto Scaling は特に、使用量が時間、日、週ごとに変化するアプリケーションに最適です。
    Auto Scaling は、Amazon CloudWatch で有効にすることができ、Amazon CloudWatch の料金を超える追加料金は発生しません。詳細については、Auto Scaling をご参照ください。
  • Elastic Load Balancing – Elastic Load Balancing は、複数の Amazon EC2 インスタンスにおいて、着信するアプリケーショントラフィックを自動的に配分します。これは耐障害性に優れたアプリケーション運用を可能にし、流入するアプリケーショントラフィックに対応した負荷分散能力を、シームレスに提供するものです。
    Elastic Load Balancing はプール内で問題のあるインスタンスを検出し、その問題のあるインスタンスが復旧するまで、自動的にトラフィック経路を正常なインスタンスに変更します。単一の Availability Zone 内で Elastic Load Balancing を有効にできますが、さらに安定したアプリケーションパフォーマンスのために、複数のゾーンで有効にすることもできます。Amazon CloudWatch を使用して、リクエストカウントやリクエスト待ち時間など、特定の Elastic Load Balancer の運用上のメトリックスを捕捉することができます。
    Elastic Load Balancing の料金の他に追加料金は発生しません。詳細については、Elastic Load Balancing をご参照ください。
  • 高性能コンピューティング(HPC)クラスタ – 密結合の並列処理やネットワーク性能に敏感なアプリケーションなど、複雑な計算処理ワークロードが必要なお客様は、Amazon EC2 の弾力性、柔軟性、コスト優位性の恩恵を受けつつ、カスタムに構築されたインフラストラクチャが提供する同様の高い計算力とネットワーク性能を達成できます。
    クラスタコンピュートとクラスタ GPU インスタンスは、特に高性能ネットワークを提供するように設計されおり、プログラムでクラスタに起動することができます。これにより、密結合ノード間通信に必要な少ない待ち時間のネットワーク性能をアプリケーションに備えることができます。さらにクラスタコンピュートおよびクラスタ GPU インスタンスは、大幅に向上したネットワーク スループットを提供することにより、ネットワークに負荷が集中する操作を実行する必要があるお客様のアプリケーションに最適です。
    クラスタコンピュートおよびクラスタ GPU インスタンスのみでなく、HPC アプリケーションに使えるその他の AWS サービスについての詳細はこちらをご覧ください。
  • VM Import – VM Import を使うと、既存の環境から Amazon EC2 インスタンスに仮想マシンのイメージを簡単にインポートできます。VM Import を使うと、IT セキュリティ、構成管理、すぐに使えるインスタンスとして仮想マシンをシームレスに Amazon EC2 に移行させるためのコンプライアンス要件を満たすためにこれまでに行った仮想マシンに対する作業を活用できます。
    この機能は、Amazon EC2 および Amazon S3 に対する基本料金の範囲内で利用可能です。
    VM Import についての詳細はこちらをご覧ください。

インスタンスタイプ

スタンダード インスタンス

このファミリーのインスタンスは、ほとんどのアプリケーションに適しています。

  • スモール インスタンス(デフォルト)、1.7 GB メモリ、1 ECU(1 ECU × 1 仮想コア)160 GB のローカルインスタンス ストレージ、32 ビットまたは 64 ビットのプラットフォーム
  • ミディアム インスタンス、3.75 GB メモリ、2 ECU(2 ECU × 1 仮想コア)、410 GB のローカルインスタンス ストレージ、32 ビットまたは 64 ビットのプラットフォーム
  • ラージインスタンス、7.5 GB メモリ、4 ECU(2 ECU × 2 仮想コア)、850 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム
  • エクストララージ インスタンス、15 GB メモリ、8 ECU(2 ECU × 4 仮想コア)、1,690 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム

マイクロインスタンス

マイクロインスタンス(t1.micro)は、少量かつ一定量の CPU リソースをご提供するプランです。追加サイクルが利用可能であるときは、CPU 処理能力を短期バーストとして増大させることができます。このタイプが適しているのは、低スループットのアプリケーションやウェブサイトがときどき追加コンピュートサイクルを必要とする場合です。マイクロインスタンスの使い方と、このインスタンスが適しているアプリケーションについては、Amazon EC2 のドキュメントをご覧ください。

  • マイクロインスタンス、613 MB メモリ、最大2 ECU(短期ブースト)、EBS ストレージのみ、32ビッドまたは64ビットプラットフォーム

ハイメモリ インスタンス

このインスタンスファミリーは、データベースやメモリキャッシング アプリケーションなど、高スループットアプリケーションのために、大容量メモリを提供します。

  • ハイメモリ エクストララージ インスタンス、17.1 GB メモリ、6.5 ECU(3.25 ECU × 2 仮想コア)、420 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム
  • ハイメモリ ダブル エクストララージ インスタンス、34.2 GB メモリ、13 ECU(3.25 ECU × 4 仮想コア)、850 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム
  • ハイメモリ クアドラプル エクストララージ インスタンス、68.4 GB メモリ、26 ECU(3.25 ECU × 8 仮想コア)、1,690 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム

ハイ CPU インスタンス

このファミリーのインスタンスは、比率的にメモリ(RAM)よりも多くのCPUリソースを持ちます。

  • ハイ CPU ミディアム インスタンス、1.7 GB メモリ、5 ECU(2.5 ECU × 2 仮想コア)、350 GB のローカルインスタンス ストレージ、32 ビットまたは 64 ビットのプラットフォーム
  • ハイ CPU エクストララージ インスタンス、7 GB メモリ、20 ECU(2.5 ECU × 8 仮想コア)、1,690 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム

クラスタコンピュート インスタンス

このファミリーのインスタンスは、ネットワークパフォーマンスの向上に合わせて比較的高い CPU リソースを提供するため、高性能コンピュート(HPC)アプリケーションやその他の要件の厳しいネットワークバウンド アプリケーションに最適です。クラスタインスタンスの詳しい概念については、Amazon EC2 のドキュメントをご覧ください。HPC の具体的な利用事例とクラスタ管理のオプションについては、HPC ソリューションページをご覧ください。

  • クラスタコンピュートクアドラプルエクストララージ、23 GB メモリ、33.5 ECU、1,690 GB のローカルインスタンスストレージ、64 ビットプラットフォーム、10 ギガビットイーサネット
  • クラスタコンピュート エイト エクストララージ、60.5 GB メモリ、88 ECU、3370 GB のローカル インスタンス ストレージ、64 ビットプラットフォーム、10 ギガバイト イーサネット

クラスタ GPU インスタンス

このファミリーのインスタンスは、比較的に高性能 CPU と、HPC、レンダリング、およびメディア処理アプリケーションを含む高性能の並列処理を使った高性能のネットワーク性能を備えた汎用グラフィック処理ユニット(GPU)を提供します。
クラスタコンピュート インスタンスが短い待ち時間で高スループットのネットワークに接続されるクラスタを作る一方で、クラスタ GPU インスタンスは、追加オプションを提供します。従来のプロセッサ以上の GPU による並列処理の効率性を得ることができます。
このタイプのインスタンスの HPC アプリケーションへの使用について詳細はこちらをご覧ください。

  • クラスタ GPU クアドラプル エクストララージ、22 GB メモリ、33.5 ECU、2 x NVIDIA Tesla “Fermi” M2050 GPU、1,690 GB のローカル インスタンス ストレージ、64 ビットプラットフォーム、10 ギガバイト イーサネット

EC2 Compute Unit(ECU)- 1 EC2 Compute Unit(ECU)は、1.0-1.2 GHz 2007 Opteron または 2007 Xeon プロセッサのCPU能力と同等の能力を提供します。

各インスタンスタイプのコスト詳細については、Amazon EC2 料金表をご参照ください。

利用可能なインスタンスタイプ間の違いの詳細な説明、およびEC2 Compute Unit(ECU)の完全な説明については、Amazon EC2 インスタンスタイプをご参照ください。


オペレーティングシステムおよびソフトウェア

オペレーティングシステム

Amazon Machine Images(AMI)は、あらかじめ設定されたオペレーティングシステムの一覧で、さらにその数を増やし続けています。当社はパートナーやコミュニティと連携し、最も幅広い選択肢を提供するようにしています。当社の同梱ツールを使用して、お客様独自のオペレーティングシステムをアップロードすることもできます。Amazon EC2 インスタンスで現在利用可能なオペレーティングシステムには、以下のものがあります。

オペレーティングシステム    
Red Hat Enterprise Linux Windows Server Oracle Enterprise Linux
SUSE Linux Enterprise Amazon Linux AMI Ubuntu Linux
Fedora Gentoo Linux Debian

ソフトウェア

Amazon EC2 によって、当社のパートナーとカスタマーは、彼らのニーズを基準にしたソフトウェアで、Amazon Machine Images(AMIs)を構築してカスタマイズすることができます。お客様が使用できる無料または有料の AMI を、当社は何百と所有しています。Amazon EC2 内で現在使用可能なソフトウェア例のごく一部には、以下のものがあります。

データベース リソース管理 ウェブホスティング
IBM DB2 StackIQ Rocks+ Apache HTTP
IBM Informix Dynamic Server Hadoop IIS/Asp.Net
Microsoft SQL Server Standard Condor IBM Lotus Web Content Management
MySQL Enterprise   IBM WebSphere Portal Server
Oracle Database 11g    


アプリケーション開発環境 アプリケーションサーバー 動画エンコード&ストリーミング
IBM sMash IBM WebSphere Application Server Wowza Media Server Pro
JBoss Enterprise Application Platform Java Application Server Windows Media Server
Ruby on Rails Oracle WebLogic Server  



価格

使用料金は従量課金制となっています。最低料金は不要です。AWS Simple Monthly Calculator を使用して、月々の請求額をお見積りください。掲載されている価格は、お客様のインスタンスが稼動しているリージョンを基にしています。オンデマンドインスタンス、リザーブドインスタンス、スポットインスタンス間の比較詳細については、Amazon EC2 インスタンス購入オプションをご覧ください。

無料使用範囲*

AWS の無料使用範囲の一環として、AWS の新規お客様は Amazon EC2 を無料で開始していただけます。サインアップしていただくと、AWS の新規お客様は、以下の EC2 の月間サービスを1年間ご利用いただけます。

  • Linux/Unix を実行する EC2 のマイクロインスタンス使用 750 時間。
  • Microsoft Windows Server を実行する EC2 のマイクロインスタンス使用 750 時間。
  • 15 GB データ処理を加えた Elastic Load Balancing 750時間。
  • 100 万 IO を加えた Amazon Elastic Block Storage (EBS) 30 GB およびスナップショット ストレージ 2 GB。
  • すべての AWS サービスを総合して、帯域幅「送信(アウト)」15 GB。
  • リージョンのデータ転送 1 GB

オンデマンドインスタンス

オンデマンドインスタンスでは、長期間の契約なく、時間単位で、計算処理能力に対して料金を支払うというものです。これは、ハードウェアのプランニング、購入、管理のコストや複雑性からお客様を解放し、一般的には高額の固定費となるものを、ずっと低額の変動費へと変換します。

以下の価格には、指定されたオペレーティングシステム上でプライベートやパブリックな AMI を稼動させるためのコストが含まれています(Windows インスタンスの使用料は、Windows Server® 2003 R2、2008、2008 R2 に適用されます)。また Amazon は、異なる料金系の SQL Server で Microsoft Windows を実行する Amazon EC2SUSE Linux Enterprise Serverを実行する Amazon EC2Red Hat Enterprise Linux を実行する Amazon EC2、および IBM を実行する Amazon EC2 用に、追加のインスタンスを提供しています。

価格は、インスタンスが開始してから、それが終了するまでの、各インスタンスについて消費されるインスタンス時間当たりの料金です。1時間未満の各インスタンス時間は、1時間分として請求されます。

リザーブドインスタンス

リザーブドインスタンスとは、予約したい各インスタンスに対して、低額の予約金を支払うオプションを提供し、そのインスタンスに対する時間当たりの使用料金について、大幅な割引を受けられるようにするものです。リザーブドインスタンスには3つのタイプ(軽度使用、中度使用、重度使用リザーブドインスタンス)があるため、これらの効果的な時間単位価格によって先払い料金とのバランスを取ることができます。

以下の表は、リザーブドインスタンスの価格を表示したものです。以下に指定された Linux/UNIX および Windows オペレーティングシステム用のリザーブドインスタンスに加え、SUSE Linux Enterprise Server を実行する Amazon EC2 および Microsoft SQL Server を実行する Amazon EC2 用のリザーブドインスタンスも提供しています。専用リザーブドインスタンスも提供されています。

Linux

軽度使用リザーブドインスタンス

Windows

軽度使用リザーブドインスタンス

Linux

中度使用リザーブドインスタンス

Windows

中度使用リザーブドインスタンス

Linux

重度使用リザーブドインスタンス

Windows

重度使用リザーブドインスタンス

リザーブドインスタンスは、1年間または3年間分購入できます。インスタンスに対する予約金は、返金できません。
軽度・中度使用リザーブドインスタンスは、インスタンスが実行状態にあるインスタンス時間に対しての請求となります。1時間インスタンスを実行しない場合は、使用料はゼロとなります。1時間未満のインスタンス時間は1時間分として請求されます。
重度使用リザーブドインスタンスは、リザーブドインスタンス期間全体における時間に対しての請求となります(これは、時間内に使用が発生したかどうかに関わりなく、時間料金がお客様に課金されることを意味しています)。

Microsoft が Windows のライセンス料金を値上げした場合、当社はそれに応じて、以前購入された Windows 向けリザーブドインスタンスの時間当たりの使用料金を値上げする可能性があります。この状況では、リザーブドインスタンスの最初の一括払いは影響を受けません。このような変更は12月1日から1月31日の間に行われる予定であり、少なくとも30日前に通知がなされます。
1時間当たりの利用料金が値上げされる場合、新しい時間当たりの利用料金で Windows 用リザーブドインスタンスの使用を継続するか、Windows 用リザーブドインスタンスを Linux 用リザーブドインスタンスに変換するか、または Windows 用リザーブドインスタンスのために支払った前払い金を日割りで返金させていただきます。

リザーブドインスタンスは、Linux/UNIX、Windows、および SUSE Linux Enterprise のオペレーティングシステムでご利用いただけます。上記と同価格で、オプションとして Amazon VPC にインスタンスを予約することができます。リザーブドインスタンスの詳細については、ここをクリックしてください。

リザーブドインスタンスの従量制割引

ある AWS Region 内で一定量のリザーブドインスタンスを購入された場合、同じ AWS Region 内でのその後のリザーブドインスタンスの前払い料金および使用料金に自動的に割引が適用されます。リザーブドインスタンスの段階は、該当する AWS Region でのアクティブなリザーブドインスタンスの前払い料金の割引非適用の出品価格総計によって決定されます。リザーブドインスタンスの段階一覧については、下記を参照してください:


リザーブドインスタンスの従量制割引

リザーブドインスタンス総計

前払い料金割引

時間単価割引
250,000ドル未満
0%
0%
250,000 USD~2,000,000 USD
10%
10%
2,000,000 USD~5,000,000 USD
20%
20%
5,000,000ドル以上


例えば、単一の AWS Region 内でアクティブなリザーブドインスタンスの出品価格総計の前払い金が 250,000 USD を超えた場合、同じ AWS Region での今後のリザーブドインスタンスの購入について、前払いおよび時間単価の双方の料金に自動的に 10% の割引が適用されます。この割引は、購入額がその割引適用対象額を維持する限り、新規のリザーブドインスタンスの購入にも継続して適用されます。

例えば、us-east-1 内で 200,000 USD 相当のアクティブなリザーブドインスタンスを持っていると想定しましょう。単価 1000 USD のリザーブドインスタンスを 75 購入します。総計は 75,000 USD です。この購入額のうち、50,000 USD には割引は適用されません。残り 25,000 USD には 10 パーセントの割引が適用されるため、支払い総計は 22,500 USD になり、これらのリザーブドインスタンスについては、時間単価にも割引が適用されます。

リザーブドインスタンスの段階の詳細については、Amazon EC2 ユーザーガイド「リザーブドインスタンスの段階について理解する」の項を参照してください。

スポットインスタンス

スポットインスタンスにより、使用されていない Amazon EC2 リソースに値段をつけることができます。インスタンスはスポット価格で課金されます。これは Amazon EC2 によって設定され、スポットインスタンスの容量に対する需要と供給に応じて、定期的に変動します。
スポットインスタンスを使用するには、スポットインスタンス申請を行い、インスタンスの種類、希望する Availability Zone、実行したいスポットインスタンス数、インスタンス時間当たりで支払いたい最大価格を指定します。最大価格を過去のスポット価格と比較するために、Amazon EC2 API や AWS Management Console で、スポット価格履歴をご覧になれます。お客様の最大価格が、現在のスポット価格を超過する場合、リクエストが約定され、お客様がインスタンスを終了するか、またはスポット価格がお客様の最大価格を超過するまで(どちらか早い方の時点まで)、インスタンスが稼動します。

スポットインスタンスの詳細については、ここをクリックしてください。開始方法についての情報は、ここをクリックしてください。

以下の表には、リージョンごとのスポットの最低価格とインスタンスの種類が表示されています。(5分ごとに更新)Linux/UNIX および Windows に加え、SUSE Linux Enterprise Server を実行する Amazon EC2 のスポットインスタンスも提供しています。

最新のスポットインスタンス価格についてすぐに閲覧したい場合は、次の手順に従います。

  1. AWS Management Console にログインし、[Amazon EC2] タブをクリックします。
  2. 左側のナビゲーションペインで [スポットリクエスト] をクリックします。
  3. [価格履歴] をクリックし、インスタンスタイプごとに選択可能な価格ビューを開きます。

データ転送**

インターネットデータ転送

以下の価格は、Amazon EC2 に「受信(イン)」「送信(アウト)」されるデータ転送量を基にしています。

Amazon Elastic Block Store

Elastic IP Address

Amazon CloudWatch

Amazon EC2 の詳細モニタリングには、メトリックスごとの月額 $0.50 の標準 Amazon CloudWatch の料金が適用されます。各インスタンスには、月額合計$3.50で、7つのメトリックスが含まれます。1ヵ月未満の場合は、時間の日割り計算、約$0.005/インスタンス時間で課金されます。

注意: 詳細モニタリングのこの新しい価格は(現在の価格から68%低下)2011年6月1日をもって有効となります。それまでは、価格は、インスタンス時間または1時間未満当たり$0.015のままとなります。Amazon CloudWatch のカスタムメトリックの価格は2011年6月1日をもって有効となります。それまでは、(お客様が Amazon CloudWatch の監視に送る)カスタムメトリックスは無料です。

Amazon Cloudwatch の詳細はこちら。

Auto Scaling

Auto Scaling は、Amazon CloudWatch で有効にすることができますが、追加料金は発生しません。Auto Scaling で起動される各インスタンスは、モニタリングが自動的に有効になり、当該の Amazon CloudWatch 料金が適用されます。

Elastic Load Balancing

AWS GovCloud リージョン

AWS GovCloud は、米国政府関連機関や業者が、その特定の規制およびコンプライアンス要件に対処して、機密扱いの作業負荷をクラウドに移行できるように設計された AWS リージョンです。価格設定と新しい AWS GovCloud リージョンの詳細については、AWS GovCloud のウェブページをご覧ください。


* 無料範囲の使用量は、AWS GovCloud リージョンを除くすべてのリージョンが毎月計算され、自動的に請求額に適用されます。未使用分は持ち越されません。SUSE Linux Enterprise Server を実行する Amazon EC2、IBM を実行する Amazon EC2、および AWS GovCloud Region は含まれません。詳細とその他の規制については、提供規約をご覧ください。
** AWS 無料使用範囲の一環として、AWS の新規お客様は、AWS GovCloud リージョンを除き、すべての AWS サービスを総合して、1ヵ月に付き、15 GB のデータ送信を1年間無料でご利用いただけます。
*** Rate tiers take into account your aggregate Data Transfer Out usage across Amazon EC2, Amazon S3, Amazon RDS, Amazon SimpleDB, Amazon SQS, Amazon SNS, AWS Storage Gateway, Amazon DynamoDB and Amazon VPC.

(Amazon EC2 は Amazon Web Services LLC. によって販売されています。)


詳しい説明

Amazon EC2 でインスタンスを実行

Amazon EC2 では、オペレーティングシステムからアプリケーションに至るまで、インスタンスに関するあらゆることをセットアップして設定することができます。

Amazon Machine Image(AMI)は、シンプルなパッケージ環境であり、インスタンスをセットアップして起動するのに必要なものはすべて含まれています。AMI は、インスタンスのデプロイのユニットです。1つの AMI のみを保有することもでき、また複数の AMI(例: ウェブサーバー、アプリケーションサーバー、データベース)をシステムの構成要素として構築してもかまいません。Amazon EC2 は、数多くのツールを提供しており、AWS Management Console などの AMI を簡単に作成することができます。

また、便利なインスタンスを提供する、世界中で利用可能な AMI のライブラリから選択することもできます。例えば、シンプルな Linux サーバーのみを望む場合は、標準 Linux ディストリビューション AMI の1つを選択することができます。アカウントをセットアップして AMI をアップロードしたら、インスタンスの起動準備が整っています。RunInstances API を呼び出すことによって、任意のインスタンス数と種類で、AMI を開始することができます。

20個以上のオンデマンドもしくはリザーブドインスタンス、またはの100スポットインスタンスを実行したい、5,000個以上の EBS ボリュームを作成したい、5個以上の Elastic IP アドレスまたは Elastic Load Balancer を必要とする場合、もしくはお客様の EC2 アカウントから大量のEメールを送信する必要がある場合、それぞれ AmazonEC2 インスタンス申請フォームAmazon EBS ボリューム申請フォームElastic IP 申請フォームElastic Load Balancers、またはEメール申請フォームにご記入ください。その後、お客様の申請を検討させていただきます。

従量課金制

実際に消費された分の EC2 リソースに対して、各月末にお支払いいただきます。

例えば、ある時点において、時間当たり$0.085のスモールタイプのインスタンスを100起動すると想定してみてください。インスタンスはすぐにブートを開始しますが、それらのすべてが必ずしも同時に開始するわけではありません。各インスタンスはその実際の起動時刻を格納します。そのため、各インスタンスは、それが起動した時刻に対応する各時間の開始時から実行された分の時間に対して課金されます。
各インスタンスは、以下の1つが発生するまで稼動します。TerminateInstances API 呼び出し(または同等のツール)によるインスタンスの終了、インスタンスがそれ自体シャットダウンする(例: UNIX「shutdown」コマンド)、またはソフトウェアもしくはハードウェアの障害により、ホストが終了する消費される1時間未満のインスタンス時間は、1時間分として請求されます。

使用開始

Amazon EC2 を理解するのに最善の方法は、当社の技術文書の一部である、入門ガイドをお読みいただくことです。数分以内に、お客様自身のインスタンスにログインして利用を開始することができます!


使用目的と制約

このサービスのご利用には、Amazon Web Services カスタマーアグリーメントが適用されます。








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この SharePoint on AWS 参照アーキテクチャ白書では、これらのサービスの使用方法に関する全般的な概念を説明するとともに、SharePoint Server ファームを AWS 上で構成、デプロイ、実行する方法に関する詳細な技術的ガイダンスを示します。

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