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AWS Week in Review – 2022 年 11 月 14 日

ラスベガスで開催される AWS re: Invent まで、あとわずか 2 週間となりました。ニュースブログでも AWS 全体でも、この大きなイベントに向けて、全員がさらに忙しく準備を進めています。 この投稿の下部には、共有していただくリンクやその他の情報があります、皆様には、このイベントに参加していただければと思います。その前にまず、AWS からの今週のニュースと発表を振り返っていきましょう。

先週のリリース
初めはいつものように、先週行われたリリースの概要について、もう一度皆さんにお伝えしていきます。

スイスでの新しいリージョン – 何といっても一番最初に挙げられるのは、AWS の新しいリージョンが、今回はスイスに開設されたということです。このリリースをアナウンスした、Seb によるニュースブログ投稿をご確認ください。

AWS Resource Explorer の発表 – AWS アカウント内、特に複数のリージョン間で、特定のリソースを探すのに時間がかかってしまったという経験がある人は、Danilo によるこちらの記事で、新しい AWS Resource Explorer の説明をぜひご覧ください。この機能を有効にすると、アカウント内にリソースのインデックスが作成され、維持されます (どのリソースをインデックス化するかはユーザーによる制御が可能です)。インデックスを作成しておけば、異なるリージョン間や、マネジメントコンソール内のサービスダッシュボード間を行き来することなく、クエリを実行して必要なリソースにより素早くたどり着けます。

Amazon Lightsail でのドメイン登録と DNS 自動設定Amazon Lightsail のユーザーは、新たに、DNS レコードの自動設定を通じたドメイン名の登録に関するサポートを、利用していただけるようになりました。今後は、Lightsail コンソールで数回クリックするだけで、Amazon Route 53 ドメインの作成と登録が行えます。

Amazon SageMaker JumpStart 用の新しいモデルAmazon SageMaker JumpStart 用として、新たに最先端のモデルが 2 種類リリースされました。SageMaker JumpStart には、事前トレーニング済みで多様な種類の問題に対応した、オープンソースのモデルが用意されており、機械学習を使用開始する際に役立ちます。今回の新しいモデルの 1 つ目 Bloom は、46 の異なる言語で文章を完成させたり、長い段落のテキストを生成したりするためのものです。2 つ目のモデルである Stable Diffusion は、与えられたテキストを基にリアルな画像を生成します。これら新しいモデルの詳細については、こちらの新着情報記事を参照してください。

Mac インスタンスと macOS Ventura – 今回、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) において、macOS の最新バージョンである Ventura (13.0) を EC2 x86 Mac インスタンスと EC2 M1 Mac インスタンスの両方で実行できるようになりました。これらのインスタンスにより、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、および Safari 用のアプリケーションを作成するデベロッパーは、macOS 環境を AWS クラウドでプロビジョニングして実行することができます。

AWS のお知らせの詳細なリストについては、What’s New at AWS page ページをご覧ください。

AWS のその他のニュース
また、以下も、皆さんにお知らせしておくべきニュースです。

AWS オープンソースのニュースと更新 – 毎週公開されているこのブログから、今回はインストール 135 が公開されています。このリリースは、AWS コミュニティからの新しいオープンソースプロジェクトやツールそしてデモに関するものです。

AWS の今後のイベント
AWS re: Invent 2022 – この記事の冒頭で述べたように、本イベントの開催まであと2週間と迫りました。 11 月 28 日から 12 月 2 日までラスベガスで開催されるイベントの現場で、基調講演、トレーニングと認定を受ける機会、さらに 1,500 を超えるテクニカルセッションなどに是非ご参加ください。参加する場合は、かならず re: Invent 2022 参加者ガイドを確認してください。このガイドは、AWS ヒーロー、AWS 業界チ ーム、そして AWS パートナーごとに内容がまとめられています。

ラスベガスでのイベントに直接参加できない方は、基調講演やリーダーシップセッションを視聴できるオンラインでご参加ください。私と、AWS on Air ショーに参加している共同司会者たちも、イベントの様子をライブストリーミングで毎日配信し、すべてのリリースと発表についてサービスチームや特別ゲストとの対談をお伝えします。私たちの様子は、Twitch.tv (イベント開催中はフロントページに表示されます)、LinkedIn Live の AWS チャンネル、Twitter.com/awsonair、および YouTube Live の各メディアを通じてご覧になれます。

そしてイベントに関する最後のお知らせ – .NET デベロッパーの方は、カンファレンスで用意されている 7 つの分科会、3 つのチョークトーク、ワークショップの詳細について、セッションカタログの XNT トラックで是非ご確認ください。

re: Invent 開始前、最後の週のレビューとなる来週の月曜日も、この記事のチェックを忘れなく!

— Steve

この記事は、Week in Review シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします。

原文はこちらです。