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AWS Weekly Roundup: AWS Builder Center 1 周年、セキュリティハブにおけるネットワークスキャン、Loom for AWS など (2026 年 7 月 13 日)
AWS Builder Center は 2026年 7 月 6 日週、提供開始から 1 周年を迎えました。2025 年 7 月 9 日にリリースされたこのプラットフォームは、ウィッシュリストの投票、コミュニティプロファイル、ツールボックスを備えたコミュニティハブから、サンドボックス環境、ワークショップ、スペース、Builders’ Library を備えた完全なエコシステムへと発展を遂げました。この度、1 周年を記念して、Rick Suttles が過去 1 年間にリリースされた全機能を網羅した機能タイムラインを公開しました。内容としては、リージョン別の AWS 機能 (37 のリージョンにおける 1,500 以上のサービスに対応)、スペース (コミュニティの目的に応じて作成できるグループ)、ワークショップのフィルター機能 (カテゴリーや難易度で検索可能)、バッジとストリーク、記事シリーズ、視聴回数、保存済みアイテム、学生ステータス、可用性通知、GitHub と Amazon へのサインイン、サンドボックス環境などが挙げられます。

Jeff Barr は、Builder Center の 1 年を総括するレトロスペクティブを公開しました。リリース以降、5,548 人の著者が計 6,448 本の記事を公開しており、合計ページビュー数は 1,040 万回を超えています。2026 年 3 月にバッジシステムが導入されて以降、ビルダーが獲得したバッジの総数は 99,226 個に達しています。また、コミュニティメンバーからは 565 件のウィッシュが提出され、そのうち 10 件はすでに実装されており、さらに 20 件が直近のロードマップに組み込まれています。
コミュニティのトップ記事である「Building an AWS Study Buddy with MCP + Strands Agents SDK」(Dineshraj Dhanapathy 著) は、5 万回以上閲覧されています。これに続き、「Migrating an EOL Linux Server to AWS in 8 Hours with Kiro」(Chris Miller 著) は 4 万 5,000 回以上、さらに「AIdeas: NeuroVoice – Multimodal AI for Early Screening of Neurological Diseases」(Yash Aggarwal 著) は 3 万 8,000 回以上閲覧されています。
7 月 13 日週の目玉となる追加機能は、サンドボックス環境 (Rick Suttles 著) です。サンドボックスでは、事前にプロビジョニングされた AWS アカウントを無料で利用して、ワークショップの演習を実施することができます。サンドボックス環境の有効期間はそれぞれ 8 時間であり、その後アカウントとそのすべてのリソースが自動的にプロビジョニング解除されます。アクティブにできるサンドボックスは一度に 1 つまでで、リクエストできるのは週に 1 回までです。個人の AWS アカウントやクレジットカード、手動によるクリーンアップは不要です。
2026年 7 月 6 日週のリリース
その他、7 月 13 日週に発表された事項をご紹介します。
- AWS Security Hub でのネットワークスキャン導入 – Security Hub にネットワークスキャンが導入されました。これは、パブリックインターネットからアクセス可能な環境内のリソースを特定する機能です。ネットワークスキャンは、インターネットからリソースを調査して実際の到達可能性を検出することで、リソースがアクセス可能になり得る設定を特定する、Security Hub における従来のネットワーク到達可能性の検出結果を補完するものです。この機能では、AWS および Azure 環境全体におけるパブリック IP アドレス、仮想マシン、ロードバランサーが検出され、アクセス可能なポートと、その背後で実行されているサービスが特定されます。アクセス可能なポートが見つかるたびに、検出されたポートとサービスの証拠を含む Security Hub の検出結果が生成されます。その後、Security Hub Exposure (露出) でこれらの検出結果が他の検出結果やリソース設定と自動的に関連付けられ、広範なリスクが特定されます。既存のお客様は、個々のアカウントやリージョン、または組織全体 (設定ポリシー経由) でネットワークスキャンを有効にできます。新規のお客様の場合、ネットワークスキャンはデフォルトで有効になっています。この機能は Security Hub Essentials に含まれており、追加料金なしでご利用いただけます。
- Security Hub の統合セキュリティ管理が Microsoft Azure にも拡張 – Security Hub で Microsoft Azure のリソースをモニタリングできるようになり、両方のクラウドで一貫したポスチャ管理、脆弱性管理、セキュリティ対応が提供されるようになりました。これにより、Azure VM、コンテナイメージ、Function Apps、アイデンティティが自動的に検出され、設定ミスやインターネットへのエクスポージャー、ソフトウェアの脆弱性の有無が評価されます。AWS と Azure の検出結果は、同一の優先順位付けされたビューに、共通のフォーマットと自動化ワークフローで表示されます。
- Amazon SageMaker Studio と Hugging Face の統合により、ワンクリックでのモデルデプロイとカスタマイズが可能に – Hugging Face でのモデル発見から SageMaker Studio でのモデル活用までをワンクリックで行えるようになりました。Hugging Face でサポート対象の任意のモデルを選択し、[Customize on SageMaker AI] (SageMaker AI でカスタマイズ) または [Deploy on SageMaker AI] (SageMaker AI にデプロイ) を選択すると、そのモデルがプリロードされた状態で、対応するワークフローページに直接アクセスできます。新規のお客様については、サーバーレスモデルカスタマイズ (強化学習用のカスタム報酬関数によるファインチューニングなど)、モデル評価、SageMaker や Bedrock エンドポイントへのデプロイ向けの権限が事前設定された Studio 環境が数秒で作成されます。検証済みのお客様は、クォータの引き上げをリクエストすることなく、デフォルトの GPU インスタンス (G5、G6、G4dn) を利用できます。また、クォータの利用状況は Studio 環境内で直接確認することができます。
- Amazon EKS Auto Mode と Amazon ECS マネージドインスタンスの GPU 管理料金が最大 60% 引き下げ – 2026 年 7 月 1 日より、EKS Auto Mode および ECS マネージドインスタンスにおいて、アクセラレーテッドインスタンスタイプの管理料金が引き下げられます。G シリーズの料金は 35%、P シリーズおよび AWS Trainium の料金は 60% の引き下げとなります。値下げは既存のクラスターに自動的に適用されるため、お客様による対応は一切必要ありません。どちらのサービスにも、ワークロードを高速化するための機能が組み込まれています。EKS Auto Mode は、ローカル NVMe ストレージを備えた GPU インスタンス上での自動並列イメージプルや、アクセラレータ対応ノード修復を提供します。ECS マネージドインスタンスは、Amazon CloudWatch Container Insights を通じた GPU メトリクスの提供や、GPU ハードウェア障害の自動ヘルスモニタリングを備えています。
- Amazon Aurora DSQL 変更データキャプチャ (CDC) の一般提供を開始 – Aurora DSQL CDC は、挿入、更新、削除操作の結果を変更イベントとして Amazon Kinesis Data Streams にストリーミングする機能です。これにより、マイクロサービス間でのデータ同期、Lambda 関数のトリガーのほか、Amazon Data Firehose を介した S3、Redshift、OpenSearch Service への変更データの転送が可能になります。CDC ストリーミングは、データベースのワークロードパフォーマンスに影響を与えないように設計されており、インフラストラクチャを管理する必要も一切ありません。
AWS のお知らせに関する詳しいリストについては、「AWS の最新情報」ページをご覧ください。
AWS のその他のニュース
お客様に役立つ可能性のある記事をさらにいくつかご紹介します。
- 「Building secure AI agents at scale: Introducing Loom for AWS」– Loom は、AWS Strands Agents を使用してエージェントを構築し、Amazon Bedrock AgentCore Runtime 上にデプロイするための、オープンソースのエンタープライズプラットフォームです。ID プロバイダーの統合、スコープベースの認可、マルチペルソナのナビゲーション、そしてエージェント、メモリ、MCP サーバー、エージェント間連携の完全なライフサイクル管理を備えた、統合管理 UI およびバックエンド API を提供します。さらに Loom は、自動リソースタグ付けによるコスト配分、マルチテナントセキュリティのための RBAC および ABAC の実装、標準化されたブループリントに基づくエージェントデプロイ、委任アクターチェーンによる ID 伝播の管理、AWS Agent Registry との統合による検出とガバナンスを実現するほか、機密性の高いアクションを実行する前の人間参加型レビューをサポートします。プロジェクトは GitHub の AWS ラボで公開されています。
- 「Introducing Claude apps gateway for AWS」– Claude アプリゲートウェイは、組織が Claude Code や Claude Desktop のアクセス、コスト、ポリシーを一元管理できるようにするセルフホスト型のコントロールプレーンです。このゲートウェイは、任意の OIDC 準拠の ID プロバイダーに接続し、すべてのリクエストに対してマネージド設定を適用します。また、推論を Amazon Bedrock または Claude Platform on AWS にルーティングするほか、ユーザーやグループごとに、利用料金の上限を設定できます。ゲートウェイは、プライベートネットワーク内でステートレスコンテナとして動作し、PostgreSQL データベースを基盤として一時的なサインイン状態を実現します。開発者のマシンに存続期間の長いシークレットが保存されることはありません。Amazon Bedrock を通じてデプロイすることでデータを AWS のセキュリティ境界内に保持することも、Claude Platform on AWS を通じてネイティブな Claude プラットフォームエクスペリエンスを得ることも可能です。
- 「Introducing OAuth support for AWS MCP Server」– AWS コンソールや CLI で使用するのと同じ認証情報を使用して、ブラウザベースの OAuth 経由でエージェントを AWS MCP サーバーに接続できるようになりました。この新しいサインインパスは、IAM フェデレーション、AWS IAM アイデンティティセンターのほか、ルートユーザーや IAM ユーザーをサポートしています。AWS サインインでは、有効期間の短いアクセストークンと更新トークンが発行され、トークン管理が自動的に行われるため、開発者は再起動後も認証状態を維持することができます。ヘッドレスのユースケースでは、非インタラクティブなフローにより、既存の AWS 認証情報を持つアプリケーションであれば
create-oauth2-token-with-iamAPI を通じて OAuth アクセストークンを取得できます。新たなガバナンスコントロールには、OAuth 固有の IAM 条件キー、トークンのイントロスペクションと取り消し、動的クライアント登録、CloudTrail の監査要素が含まれます。
AWS のブログ記事一覧については、AWS ブログページをご確認ください。
近日開催予定の AWS イベント
カレンダーを確認して、近日開催予定の AWS イベントにサインアップしましょう。
- AWS Summit – ビルダーやイノベーターが学び、発想を広げ、新たなつながりを築くための無料の対面イベント。開催予定: 台北 (7 月 15 日)、ボゴタ (7 月 30 日)、ジャカルタ (8 月 6 日)、シウダー・デ・メヒコ (8 月 12 日)、ヨハネスブルグ (8 月 19 日)、チューリッヒ (9月2日)。
- AWS Community Days – コミュニティリーダーが企画および提供するコミュニティ主導のカンファレンス。イベント開催予定: カメルーン、ヤウンデ (7 月 25 日)、インド、アフマダーバード (7 月 25 日)、ブラジル、ベロオリゾンテ (8 月 22 日)、カナダ、オタワ (8 月 22 日)、米国、タルサ (8 月 22 日)、カナダ、トロント (8 月 29 日)。
AWS Builder Center にアクセスして、他のビルダーと交流したり、ソリューションを提供したり、構築を継続するのに役立つリソースを見つけたりしましょう。
充実した素敵な夏休みをお過ごしください。開発、学習、そしてリフレッシュ。皆様がそのすべてを満喫できるよう願っています。ちなみに私は、数週間スカンジナビアで過ごし、暑さを逃れて涼しい気候と白夜を楽しむつもりです。7 月 20 日週もまた新しいニュースをお届けしますので、お楽しみに。
原文はこちらです。