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AWS Weekly Roundup: AWS Control Tower、Amazon Bedrock、Amazon OpenSearch Service など (2023 年 10 月 9 日)
北半球は美しい初秋の季節です。米国では地元のファーマーズマーケットやコーヒーショップがパンプキンに占領されています。re: Invent 2023まで後 50 日です。 Pre:Invent の公式シーズンの前に、10月2日週のエキサイティングなニュースや発表をいくつか見てみましょう。
10月2日週のリリース
私が注目したリリースを以下に記載しました。
AWS Control Tower – AWS Control Tower は、お客様の規制要件を満たし、転送中のデータの暗号化、保管中のデータの暗号化、強力な認証の使用などの統制目標を満たすために役立つ 22 のプロアクティブコントロールと 10 のAWS Security Hub 発見的コントロールをリリースしました。コントロールの詳細とリストについては、AWS Control Tower ユーザーガイドを参照してください。
Amazon Bedrock – 米国東部 (バージニア北部) と米国西部 (オレゴン) の AWS リージョンで Amazon Bedrock の提供が開始されてからわずか 1 週間後、Amazon Bedrock はアジアパシフィック (東京) の AWS リージョンで利用可能になりました。基盤モデルで生成系 AI アプリケーションの構築とスケーリングを開始するには、Amazon Bedrock ドキュメントを参照して、community.aws の生成系 AI スペースを探索し、Amazon Bedrock ワークショップの演習を利用してください。
Amazon OpenSearch Service – 検索、オブザーバビリティ、セキュリティ分析、機械学習 (ML) 機能が強化された OpenSearch バージョン 2.9 を Amazon OpenSearch Service で実行できるようになりました。OpenSearch Service は、バージョン 2.9 で地理空間集約サポートを拡張し、傾向とパターンの高レベルの概要のインサイトを収集してデータ内の相関関係を確立できるようになりました。OpenSearch Service 2.9 には、OpenTelemetry などの新しいスキーマ標準を活用するための OpenSearch Service Integrations も付属するようになりました。また、ダッシュボードでのアラートと異常の管理、および視覚化折れ線グラフへのオーバーレイが可能になりました。
Amazon SageMaker – SageMaker 特徴量ストアが、完全マネージド型のインメモリオンラインストアをサポートするようになり、高スループットの ML アプリケーション用のモデル提供に必要な特徴量をリアルタイムで取得できます。新しいオンラインストアは、オープンソースの Redis 上に構築されたインメモリデータストアである ElastiCache for Redis を利用しています。詳細については、SageMaker デベロッパーガイドを参照してください。
また、SageMaker Model Registry はプライベートモデルリポジトリのサポートを追加しました。プライベート Docker リポジトリに保存されているモデルを登録し、複数のプライベート AWS モデル リポジトリと AWS 以外のモデルリポジトリにわたるすべてのモデルを 1 つの中央のサービスで追跡できるようになったので、スケールでの ML 運用 (MLOps) と ML ガバナンスを簡素化できます。使用を開始する方法については、SageMaker デベロッパーガイドを参照してください。
Amazon SageMaker Canvas – SageMaker Canvas のサポートが拡張され、すぐに使えるモデルに基盤モデル (FM) が含まれるようになりました。ノーコードのチャットインターフェースから、Claude 2、Amazon Titan、Jurassic-2 (Amazon Bedrock 搭載) などの FM だけでなく、Falcon や MPT (SageMaker JumpStart 搭載) などの公開されているモデルにもアクセスできるようになりました。詳細については、SageMaker デベロッパーガイドを参照してください。
AWS のお知らせの完全なリストについては、「AWS の最新情報」ページをご覧ください。
その他の AWS のニュース
興味深いと思われるその他のブログ投稿とニュース項目をいくつかご紹介いたします。
オープンソースデータベースへの AWS の貢献の舞台裏 – この投稿では、過去 2 年間に AWS がアップストリームのデータベースに対して行ってきた重要なオープンソースの貢献をいくつか紹介するとともに主要な貢献者を紹介し、AWS がデータベースサービスのアップストリーム作業にどのように取り組んでいるかを紹介します。
AWS Trainium による迅速で費用対効果の高い Llama 2 の微調整 – この記事では、LLM トレーニング専用のアクセラレータである AWS Trainium で Meta の Llama 2 モデルを微調整してトレーニング時間とコストを削減する方法を紹介します。
Meta の Code Llama コード生成モデルが Amazon SageMaker JumpStart で利用可能に – Meta が開発した Code Llama FM を ワンクリックで SageMaker JumpStart にデプロイできるようになりました。この投稿では、詳細が手順ごとに説明されています。
AWS の今後のイベント
カレンダーを確認して、これらの AWS イベントにサインアップしましょう。
Build On Generative AI – 生成系 AI のすべてを網羅した週刊 Twitch ショーのシーズン 2 が盛り上がりを見せています。 毎週月曜日 9:00 (米国太平洋標準時) に同僚の Emily と Darko が AWS の新しい技術的および科学的パターンについて考察し、ゲストスピーカーを招いてその作業のデモを行い、生成系 AI の状態を改善するために構築されたものを紹介します。今日のエピソードでは、Emily と Darko が非構造化ドキュメントを構造化データに変換する方法について解説しました。ショーのノートとエピソードの完全なリストについては、community.aws をチェックしてください。
AWS Community Days – お住まいの地域の AWS ユーザーグループリーダーたちが主催するコミュニティ主導のカンファレンスにご参加ください: DMV (DC、メリーランド、バージニア) (10 月 13 日)、イタリア (10 月 18 日)、UAE (10 月 21 日)、ジャイプル (11 月 4 日)、ヴァドーダラー (11 月 4 日)、ブラジル (11 月 4 日)。
AWS Innovate: Every Application Edition – 無料のオンラインカンファレンスに参加して、セキュリティと信頼性の強化、予算内でのパフォーマンスの最適化、アプリケーション開発のスピードアップ、生成系 AI でのアプリケーションの革新を実現する最先端の方法を探索してください。10 月 19 日の AWS Innovate Online アメリカ地区 と EMEA、および 10 月 26 日の AWS Innovate Online アジアパシフィックと日本に登録してください。
AWS re:Invent (11 月 27 日~12 月 1 日) – ぜひご参加ください。AWS の最新情報を聞き、専門家から学び、グローバルなクラウドコミュニティとつながりましょう。セッションカタログと参加者ガイドを参照して、生成系 AI の re:Invent のハイライトをチェックしてください。
近日開催予定の実地イベントやバーチャルイベントをすべてご覧いただけます。
10月9日週はここまでです。10月16日週に再びアクセスして、新たな Weekly Roundup をぜひお読みください。
– Antje
この記事は、Weekly Roundup シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします!
原文はこちらです。