Amazon Web Services ブログ
明けましておめでとうございます! AWS Week In Review – 2023 年 1 月 9 日
明けましておめでとうございます! 2023 年の幕開けにあたり、皆さんの新年における準備に役立つように、AWS のリーダーたちによる 2023 年の予測をいくつかご紹介します。
- Five Tech Predictions for 2023 and Beyond (2023 年以降のテクノロジーに関する 5 つの予測) (Amazon.com の CTO、Wener Vogels) – これらのテクノロジーとトレンドが今後どのように融合し、人類が抱える極めて困難な問題の解決に役立つようになるかをお読みください。
- Six Security Predictions in 2023 and Beyond (2023 年以降のセキュリティに関する 6 つの予測) (Amazon Web Services の CISO、CJ Moses) – セキュリティ業界で今後何が起こると当社が考えているか、および一歩先を行くためのいくつかの概要レベルの指針をご覧ください。
また、1月1日週開催された Consumer Electronics Show (CES) 2023 で Amazon が発表した 9 つのすばらしい項目や AWS for Automotive では、テクノロジーの最前線での迅速なイノベーションや新しいカスタマーエクスペリエンスの創出に役立つ Amazon および AWS の最新の製品やサービスについてお読みいただけます。
昨年末のリリース
2022 年 12 月 19 日に公開された前回の Week In Review から 3 週間が経過しました。その間に行われたリリースの中から、重要なものをいくつかご紹介します。
- AWS IoT Core の Protocol Protobuf に関するサポート – AWS IoT Core Rules Engine を使用して、業界の IoT のお客様の間で広く用いられているメッセージング形式である Protobuf でエンコードされたメッセージを JavaScript Object Notation (JSON) 形式にデコードできるようになりました。デコードするために Lambda 関数を呼び出す必要はありません。
- Amazon MemoryDB for Redis 用リザーブドノード – リザーブドノードを利用することで、1 年間または 3 年間の使用契約と引き換えに、オンデマンドノードの料金を最大 55% 節約できます。リザーブドノードは MemoryDB オンデマンドノードを補完するものであり、ビジネスに柔軟性をもたらし、コスト削減を支援します。
- Amazon Connect の更新 – Microsoft Edge Chromium ブラウザとチャットメッセージにおける JSON コンテンツタイプのサポート、コンタクトセンターのマネージャーが進行中の通話に参加できる機能、アイドル状態のチャットを自動的に終了するためのチャットタイムアウトの設定、チャットエクスペリエンス内におけるメッセージ受信の表示、DID 番号と通話料無料の番号がさらに 6 か国で利用可能になったことなど、多くの機能を追加しました。
1月1日週のリリース
いつものように、皆さんに思い出していただきたい1月1日週のリリースをいくつか見てみましょう。
- Amazon S3 がデフォルトで新しいオブジェクトを暗号化 – Amazon S3 は、デフォルトですべての新しいオブジェクトを暗号化します。これで、別の暗号化オプションを指定しない限り、S3 は新しいオブジェクトごとに自動的にサーバー側の暗号化 (SSE-S3) を適用します。デフォルトのオブジェクトレベルの暗号化には、追加コストはかかりません。
- Amazon Aurora MySQL バージョン 3 のバックトラックのサポート – バックトラックを使用することで、バックアップから復元することなく、MySQL 8.0 互換の Aurora データベースを以前のポイントインタイムに移動できます。また、大規模なデータベースであっても、これは数秒以内に完了します。
- Amazon EMR Serverless カスタムイメージ – Amazon EMR Serverless では、Apache Spark および Hive 向けにイメージをカスタマイズできるようになりました。これは、アプリケーションの依存関係やカスタムコードをイメージにパッケージ化でき、Spark や Hive のワークロードの実行が簡素化されることを意味します。
- Graph Explorer (オープンソースのローコードビジュアル探索ツール) – Amazon Neptune は、グラフクエリを作成することなく、ユーザーがプロパティグラフと Resource Description Framework (RDF) データの両方を視覚化し、データ間の接続を詳しく確認できるようにする React ベースのウェブアプリケーションである graph-explorer を発表しました。AWS でのオープンソースアップデートの詳細については、Ricardo の OSS ニュースレターをご覧ください。
AWS のお知らせの詳細なリストについては、「AWS の最新情報」ページを定期的にご確認ください。
AWS のその他のニュース
興味深いと思われるその他の新年のニュース項目をいくつかご紹介いたします。
- AWS Collective on Stack Overflow – AWS Collective on Stack Overflow にぜひご参加ください。このサイトでは、この大規模なデベロッパーのコミュニティに参加し、そこから学ぶための厳選されたスペースをビルダーに提供しています。
- AWS Fundamentals Book – この近日公開予定の AWS オンラインブックは、現実世界における AWS の利用に焦点を当てることを目的としており、サービスごとのすばらしいインフォグラフィックを使用して深掘りします。
- AWS Security Events Workshops – AWS Customer Incident Response Team (CIRT) は、AWS CIRT が使用するツールや手順を学ぶのに役立つ、サーバー側のリクエストフォージェリ、ランサムウェア、クリプトマイナーベースのセキュリティイベントなどのセキュリティイベントをシミュレートする 5 つの現実世界を念頭に置いたワークショップをリリースしています。
AWS の今後のイベント
カレンダーを確認して、新年に開催予定の次の AWS イベントにサインアップしましょう。
- 1 月 18 日に開催予定のAWS Builders Online Series – このオンラインカンファレンスでは、AWS の中核的なコンセプトと、ステップバイステップのアーキテクチャのベストプラクティスをお客様に学んでいただくことを目的として設計されています。これには、AWS の利用を開始し、成功を加速させるのに役立つデモンストレーションが含まれます。
- 1 月 28 日に開催予定の AWS Community Day Singapore – AWS User Group Singapore 初の AWS Community Day (コミュニティ主導の AWS ユーザー向けカンファレンス) にぜひご参加ください。AWS と AWS コミュニティが主催するデベロッパーイベントについては、「デベロッパー向けのイベント」をご覧ください。
- 1~2 月の AWS Cloud Practitioner Essentials Day – このオンラインワークショップは、クラウドのコンセプト、AWS のサービス、セキュリティ、アーキテクチャ、料金、サポートの詳細な概要を提供します。このコースは、AWS Certified Cloud Practitioner 試験の準備にも役立ちます。
近日開催予定の実地イベントやバーチャルイベントをすべてご覧いただけます。
今週はここまでです。次週の月曜日に再びアクセスして、新たな Week in Review をぜひお読みください!
– Channy
この投稿は、Week in Review シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします!
原文はこちらです。