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AWS Weekly Roundup: Anthropic Claude 3.7、JAWS Days、クロスアカウントアクセスなど (2025 年 3 月 3 日)

私には、昨年 9 月に AWS GenAI Loft London でライブアプリケーションを構築したときの素敵な思い出があります。今般、AWS GenAI Loft は、コラボレーションスペースと没入型エクスペリエンスをスタートアップやデベロッパーに提供し続けるために、サンフランシスコやベルリンなどの場所に戻ってきました。お近くの Loft を検索して、見逃せない AI 製品やサービスのイベント、ワークショップ、ネットワーキングの機会を実際に体験しましょう!

2 月 24 日週のリリース
2 月 24 日週のリリースの中から、私の目に留まったリリースをいくつかご紹介します。

AWS でクロスアカウントアクセスを付与する 4 つの方法 – 状況によっては、複数の AWS アカウント間で一元化されたオペレーションを有効にしたり、チーム間またはチーム内のプロジェクト間でリソースを共有したりする必要がある場合があります。このような場合、このクロスアカウントアクセスの付与におけるセキュリティ、可用性、または管理性について懸念が生じることがあります。当社は、AWS でクロスアカウントアクセスを付与する 4 つの方法と、それぞれの方法およびその固有のトレードオフの詳細を発表しました。

Amazon ECS が IAM 条件キーのサポートをさらに追加Identity and Access Management (IAM) 用の 8 つの新しいサービス固有の条件キーをリリースしました。これらの新しい条件キーを使用すると、IAM ポリシーとサービスコントロールポリシー (SCP) を作成して、コンテナ化された環境で組織のポリシーをより適切に強制適用できます。IAM 条件キーを使用すると、API リクエストのコンテキストに基づいてアクセスコントロールを強制適用するポリシーを作成できます。

AWS Chatbot の名称が Amazon Q Developer に – AWS Chatbot の名称が Amazon Q Developer に変更されました。これは、生成 AI を使用する機能を通じた、デベロッパーの生産性向上機能の強化を反映するものです。さらに、このアップデートはチャットベースの DevOps 機能の強化です。AWS Chatbot の実績ある機能と Amazon Q の生成 AI 機能を組み合わせることで、クラウドリソース管理のためのより直感的で効率的なツールをデベロッパーに提供します。

Anthropic の Claude 3.7 Sonnet ハイブリッド推論モデルが Amazon Bedrock で使用可能に – 当社は、Amazon Bedrock の基盤モデル (FM) オファリングを拡大しており、Anthropic の Claude 3.7 Sonnet 基盤モデルが Amazon Bedrock で使用可能になったことを発表しました。Claude 3.7 Sonnet は、これまでで最もインテリジェントな Anthropic のモデルです。迅速な応答や拡張的な思考を生み出すことができる最初のハイブリッド推論モデルとして際立っています。つまり、慎重なステップバイステップの推論を使用して難しい問題を解決できるということです。

AWS のその他のニュース
JAWS UG (日本の AWS ユーザーグループ) は世界最大の AWS ユーザーグループで、毎年 JAWS Days を開催しており、日本、韓国、台湾、香港から 1,000 人を超える人々が参加しています。3 月 1 日のイベントは、Jeff Barr (VP of AWS Evangelism) による次世代開発に関する基調講演で始まり、100 を超える技術およびコミュニティ体験セッション、ライトニングトーク、Game Days、Builders Card Challenges、ネットワーキングパーティーなどのワークショップが行われました。世界で最も活発な AWS コミュニティイベントを体験したい方は、来年の参加をお勧めします。



Amazon SageMaker Canvas で Amazon Q Developer の一般提供を開始AWS reinvent 2024 ではプレビュー版が利用可能であることを発表していましたが、今般、Amazon SageMaker Canvas での Amazon Q Developer の一般提供の開始を発表しました。これは、自然言語を使用した機械学習 (ML) モデルの構築に役立ちます。

2025 年の AWS クラウドクラブキャプテンプログラムへの申し込みは、3 月 6 日まで受け付けています。AWS クラウドクラブは、18 歳以上の第 3 期教育レベルの学生および自主研究を行なっている学生を対象とした、学生主導のグループです。Meetup ページでお近くのクラブを検索してください。

community.aws より
community.aws からの私のお気に入りの記事をいくつかご紹介します:

DevSecOps on AWS: Secure, Automate, and Have a Laugh Along the Way – 最初のコミットから本番へのデプロイまでセキュリティを統合することで、DevSecOps on AWS が開発パイプラインをどのように変革するのかをご覧ください (著者: Ahmed Mohamed)。

100% 無料の AWS 認定バウチャーを取得する方法については、Anand Joshi が公開したこの記事をお読みください。

記事「Boost SaaS Onboarding & Retention with AWS AI & Automation」では、Kaumudi Tiwari が、新しい SaaS プラットフォームにサインアップする際の、無数のフォーム、一般的なガイド、雑然としたインターフェイスにどのように対応すべきかについて詳しく説明しています。

私の同僚である Dennis Traub が、C#/.NETJavaJavaScript、または Python アプリケーションで Claude 3.7 Sonnet の推論機能を使用する方法について、役立つステップバイステップのガイドを公開しています。これらの記事と、他の生成 AI 関連のコンテンツは、community.aws の Gen AI Space でご覧いただけます。

近日開催予定の AWS イベント
カレンダーを確認して、近日開催予定の AWS イベントにサインアップしましょう:

AWS Community Day – 世界中の AWS エキスパートユーザーや業界リーダーが主導する技術的なディスカッション、ワークショップ、ハンズオンラボを特徴とする、コミュニティ主導のカンファレンスにご参加ください: ミラノ (イタリア) (4 月 2 日)、ベイエリア – セキュリティエディション (4 月 4 日)、ティミショアラ (ルーマニア) (4 月 10 日)、プラハ (チェコ共和国) (4 月 29 日)。

AWS Innovate: 生成 AI + データ – 生成 AI とデータイノベーションに焦点を当てた無料のオンラインカンファレンスにご参加ください。このカンファレンスは、APJC および EMEA (3 月 6 日)、北米 (3 月 13 日)、大中華圏 (3 月 14 日)、ラテンアメリカ (4 月 8 日) の複数の地域で開催されます。

AWS Summit – クラウドコンピューティングコミュニティがつながり、コラボレートし、AWS について学ぶために一堂に会する無料のオンラインおよび対面イベントに参加しましょう。最寄りの都市のイベントにご登録ください: パリ (4 月 9 日)、アムステルダム (4 月 16 日)、ロンドン (4 月 30 日)、ポーランド (5 月 5 日)。

AWS re:Inforce – ペンシルバニア州フィラデルフィアで開催される AWS re:Inforce (6 月 16~18 日) は、AWS クラウドセキュリティのすべてに焦点を当てた年次学習イベントです。登録は 3 月に開始されます。5,000 人を超えるセキュリティビルダーやリーダーとともにご参加ください。

AWS DevDays は、デベロッパーがクラウドコンピューティングの極めてホットなトピックのいくつかについて学べる無料の技術イベントです。DevDays では、ハンズオンワークショップ、技術セッション、ライブデモ、AWS の技術エキスパートや同僚とのネットワーキングが提供されます。ぜひご登録いただき、オンデマンドで AWS DevDays セッションにアクセスしてください。

AWS ビルダー ID を作成し、エイリアスをご予約ください。ビルダー ID はユニバーサルログイン認証情報です。これにより、ユーザーは、AWS マネジメントコンソールだけでなく、600 を超える無料トレーニングコース、コミュニティ機能、Amazon Q Developer などのデベロッパーツールを含む AWS ツールやリソースにアクセスできます。

AWS トレーニングと認定では、オンラインと対面の両方で無料のトレーニングイベントを開催しており、AWS クラウドを最大限に活用するのに役立ちます。ぜひご登録いただき、クラウドの基礎知識を習得したり、技術分野を深く掘り下げたりしてください。AWS エキスパートと一緒に、AWS Discovery Days、対面、AWS スキルセンター (ケープタウンのセンターを含む) での仮想イベントなど、目標に合ったトレーニングイベントにご参加ください。

近日中に開催されるすべての対面およびバーチャルイベントは、こちらで閲覧できます

3 月 3 日週のニュースは以上です。3 月 10 日週の Weekly Roundup もお楽しみに!

Veliswa

この記事は、Weekly Roundup シリーズの一部です。毎週、AWS からの興味深いニュースや発表を簡単にまとめてお知らせします!

原文はこちらです。