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新着情報 – 最新世代のインテル Xeon スケーラブルプロセッサを搭載した Amazon EC2 M6i インスタンス

昨年、当社は、AWS が設計した Graviton2 プロセッサを搭載した第 6 世代の EC2 インスタンスをリリースしました。現在、x86 ベースのインスタンスを含め、x86 命令に依存するワークロードのためにコストパフォーマンス上のメリットをもたらせるよう、第 6 世代を拡張しています。

本日、新しい汎用 Amazon EC2 M6i インスタンスが利用可能になったことをお知らせします。このインスタンスでは、同等の第 5 世代インスタンスと比較して、コストパフォーマンスが最大 15% 向上しています。新しいインスタンスは、3.5 GHz のオールコアのターボ周波数を持つ最新世代のインテル Xeon スケーラブルプロセッサ (コードネーム Ice Lake) を搭載しています。

インスタンスがインテルプロセッサを使用していることを示すためにインスタンスタイプ名の末尾に「i」を付けたことにお気付きかもしれません。AMD プロセッサの場合は「a」(M5a インスタンスなど)、Graviton プロセッサの場合は「g」(M6g インスタンスなど) を既に使用しています。

インテルプロセッサを使用する M5 インスタンスと比較すると、この新しいインスタンスタイプでは以下が提供されます。

  • 128 vCPU と 512 GiB のメモリを備えた、より大きなインスタンスサイズ (m6i.32xlarge)。これにより、ワークロードの統合とアプリケーションのスケールアップがより簡単かつコスト効率が高いものとなります。
  • 最大 15% 向上したコンピューティングのコストパフォーマンス
  • 最大 20% 高いメモリ帯域幅
  • 最大 40 Gbps (Amazon Elastic Block Store (EBS) の場合)、および 50 Gbps (ネットワークの場合)。
  • 常時オンのメモリ暗号化

M6i インスタンスは、ウェブサーバー、アプリケーションサーバー、コンテナ化されたアプリケーション、マイクロサービス、小規模データストアなどの汎用ワークロードを実行するのに適しています。高いメモリ帯域幅は、SAP HANA などのエンタープライズアプリケーションや、数値流体力学 (CFD) などのハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) ワークロードに特に役立ちます。

M6i インスタンスも SAP 認定されています。8 年を超える期間にわたって、SAP のお客様は、ミッションクリティカルな SAP ワークロードのために Amazon EC2 M ファミリーのインスタンスを利用してきました。M6i インスタンスを使用すると、お客様は M5 インスタンスと比較して、SAP アプリケーションのコストパフォーマンスを最大 15% 向上させることができます。

M6i インスタンスは 9 つのサイズで提供されます (m6i.metal サイズは近日リリース予定)。

名前 vCPU メモリ
(GiB)
ネットワーク帯域幅
(Gbps)
EBS スループット
(Gbps)
m6i.large 2 8 最大 12.5 最大 10
m6i.xlarge 4 16 最大 12.5 最大 10
m6i.2xlarge 8 32 最大 12.5 最大 10
m6i.4xlarge 16 64 最大 12.5 最大 10
m6i.8xlarge 32 128 12.5 10
m6i.12xlarge 48 192 18.75 15
m6i.16xlarge 64 256 25 20
m6i.24xlarge 96 384 37.5 30
m6i.32xlarge 128 512 50 40

新しいインスタンスは、従来の仮想化機能の多くを専用ハードウェアにオフロードし、高パフォーマンス、高可用性、およびセキュリティの高いクラウドインスタンスを実現するビルディングブロックのコレクションである AWS Nitro System 上に構築されています。

これらの新しいインスタンスで最適なネットワークパフォーマンスを得るには、Elastic Network Adapter (ENA) ドライバーをバージョン 3 にアップグレードします。詳細については、第 6 世代 EC2 インスタンスで最大のネットワークパフォーマンスを得る方法に関するこの記事を参照してください。

M6i インスタンスは、HPC や動画処理などのより低いネットワークレイテンシーから恩恵を受けるワークロード用に、m6i.32xlarge サイズで Elastic Fabric Adapter (EFA) をサポートします。

利用可能なリージョンと料金
EC2 M6i インスタンスは、米国東部 (バージニア北部)米国西部 (オレゴン)米国東部 (オハイオ)欧州 (アイルランド)欧州 (フランクフルト)、およびアジアパシフィック (シンガポール) の 6 つの AWS リージョンで今日ご利用いただけます。EC2 では通常どおり、利用分の料金のみをお支払いいただきます。詳細については、EC2 の料金のページを参照してください。

Danilo