Amazon Web Services ブログ

Tag: Amazon EKS

Kubernetes バージョンに対する Amazon EKS の延長サポートの料金

2023 年 10 月 4 日、Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) は、Kubernetes バージョンに対する延長サポートのパブリックプレビューを発表しました。これは Kubernetes のマイナーバージョンのサポート期間を 12 ヶ月延長します。そして本日、延長サポートの料金設定を発表します。

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Amazon EKS のコンテナ起動時間を Bottlerocket のデータボリュームを活用することで短縮

コンテナは、モダンでスケーラブルなアプリケーションをデプロイするための頼りになるソリューションになっています。これらのコンテナの起動時間は、特に大きなコンテナイメージを必要とするワークロードを処理する場合に大きな課題となる可能性があります。たとえばデータ分析や機械学習のワークロードには、1 GiB を超えるサイズのイメージが含まれることがよくあります。generative AI などのこの種のワークロードを Amazon Elastic Kubernetes (Amazon EKS) で実行する場合、Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR) などのイメージレジストリからこれらの大きなイメージを取り出して抽出するのに数分かかることがあります。これはパフォーマンスに悪影響を及ぼし、ユーザーエクスペリエンスの低下につながります。
イメージをプリフェッチして Pod をより速く起動する方法を紹介した既存の投稿があります。Amazon EventBridge と AWS System Manager を使用してコンテナイメージをノードにキャッシュし、新しいイメージがイメージレジストリにプッシュされたときにキャッシュを更新します。既存のワーカーノードや継続的なイメージキャッシュに適しています。しかし、クラスターがスケールアップするにつれて新しいワーカーノードが追加されると、すべてのイメージを新しいワーカーノードに取り込むのに時間がかかります。
この投稿では、Bottlerocket で実行されるインスタンスを使用して、この課題に取り組むためのソリューションを紹介します。Bottlerocket は、AWS がコンテナの実行専用に設計した、オープンソースの Linux ベースのオペレーティングシステム (OS) であり、大きなイメージのコンテナ起動時間を短縮するのに役立ちます。

Karpenter が beta 版に昇格しました

Karpenter は AWS によって開発された Kubernetes のノードライフサイクルマネージャーで、クラスターのノードの設定を最小化することを目的として、2021 年にリリースされました。この 1 年で、GitHub の Star 数は 4900 を超え、200 人以上のコントリビューターによるコードがマージされるなど、素晴らしい成長を遂げています。このような成長の一貫として、alpha 版で行われた数々の破壊的な変更に対処したくないというユーザーに対して、より厳格な安定性を保証する Kubernetes API の成熟の需要が高まっています。

AWS re:Invent 2023 Amazon EKS and Kubernetes セッションガイド

AWS re: Invent 2023 が間近に迫っており、Kubernetes とクラウドネイティブ関連のトピックに焦点を当てた全セッションが公開されました。適切なセッションを見つけて選択しやすくするために、セッションを主要な重点分野別にグループ化し、re: Invent セッションカタログへのリンクとともにリストアップしました。リンクをクリックしてから詳細ページが表示されるまで少し時間がかかることに注意してください。

Velero のバックアップワークフロー

Velero を使用した Amazon EKS クラスターリソースのバックアップとリストア

Velero は、Kubernetes クラスターのディザスタリカバリ、データ移行、データ保護を提供できる人気のオープンソースツールです。Velero は、Kubernetes クラスターリソースと永続ボリューム (Persistent Volume) を、オンデマンドまたはスケジュールに従って、サポートされた外部のストレージバックエンドにバックアップできます。このブログ記事では、Velero を使用して Amazon EKS クラスターのリソースをバックアップ、リストア、移行する方法に焦点を当て、組織のユースケースに最適なアプローチを決定するために Velero が提供するバックアップオプションを紹介します。

Amazon EKS on EC2 向けにオブザーバビリティが拡張された Container Insights を発表

このブログ記事では、Amazon EKS のオブザーバビリティが拡張された Container Insights の一部として導入されたさまざまな機能を紹介します。Container Insights は、AWS 上のコンテナワークロードのオブザーバビリティを得るための簡単な方法を提供し、組織がコンテナ化されたアプリケーションやマイクロサービスをモニタリング、トラブルシューティング、最適化するのに役立ちます。Amazon EKS のオブザーバビリティが拡張された Container Insights の提供開始により、AWS はテレメトリ収集を拡張し、包括的なステータスダッシュボードを提供することで、このサービスを強化します。

Kubernetes における永続ストレージ

ステートフルアプリケーションを適切に実行するためには、データが永続化され取得できることが必要です。このブログ記事では、Kubernetes 環境における永続ストレージのコンセプトと、Kubernetes の世界におけるストレージオプションについて取り上げます。そして、ホスト、Pod、コンテナレベルで障害や終了が発生した場合のデータ損失の懸念を軽減する、Kubernetes 上でのステートフルアプリケーションの設計と構築について説明します。

Amazon VPC Lattice と Amazon EKS における AWS IAM 認証の実装

Amazon VPC Lattice は、AWS ネットワークインフラストラクチャに直接組み込まれた、フルマネージドなアプリケーションネットワーキングサービスです。複数のアカウント、複数の仮想プライベートクラウド (VPC) にまたがる全てのサービスの接続、セキュア化、監視に使用できます。本記事では、サービスネットワークと各々のサービスに適用できる、VPC Lattice の認証ポリシーに焦点を当てます。認証ポリシーを使用することで、お客様はアプリケーションのコードを変更することなく、誰が、どのサービスに対して、どのアクションを実行できるかを定義することができます。

【開催報告】アップデート紹介とちょっぴり DiveDeep する AWS の時間 第三十四回 (9/28)

2023 年 9 月 28 日に「第三十四回 アップデート紹介とちょっぴり DiveDeep する AWS の時間」をオンラインで開催しました。今回は「Container 編」ということで、AWS ソリューションアーキテクトや実際に AWS のコンテナサービスをご利用いただいているお客様から事例やサービスの機能についてご紹介頂きました。