全般

Q: RDS on VMware とは何ですか?

A: RDS on VMware では、オンプレミス VMware 環境で AWS マネージドリレーショナルデータベースを提供します。リレーショナルデータベースの管理には手間と時間がかかります。RDS on VMware を使えば、VMware vSphere クラスターにリレーショナルデータベースを簡単にセットアップ、スケーリング、運用できます。RDS on VMware にはシンプルなインターフェイスである AWS マネジメントコンソールが使用され、オンプレミスのデータベースと AWS 内のデータベースの両方を管理できます。

Q: RDS on VMware では、どのリレーショナルデータベースエンジンがサポートされていますか?

A: RDS on VMware では、MySQL 5.7、PostgreSQL 10.9、Microsoft SQL Server 2016 SP2 Enterprise Edition がサポートされています。Microsoft SQL Server については、ご自分のメディアとライセンス (オンプレミスのカスタマー購入ライセンス) が必要になります。

Q: このソリューションのモニタリング機能とは何ですか?

A: Amazon CloudWatch を使用して、RDS on VMware 内でデータベースメトリクスをモニタリングできる機能を指します。(Amazon CloudWatch の通常料金が適用されます)

Q: RDS on VMware に置いたデータはすべてオンプレミスにありますか?

A: はい、RDS on VMware が管理するデータはオンプレミスで保持できます。

Q: RDS on VMware では、AWS Direct Connect はサポートされていますか?

A: はい、RDS on VMware では AWS Direct Connect による AWS リージョンへの接続がサポートされています。

Q: Amazon RDS on VMware では、Amazon Aurora はサポートされていますか?

A: いいえ、RDS on VMware では Amazon Aurora はサポートされていません。

Q: RDS on VMware へのアクセスに利用できる CLI/API はありますか?

A: はい、AWS 内およびオンプレミスの VMware 環境で実行される RDS データベースの管理には、同じ AWS CLI と RDS API が使用できます。

Q: RDS on VMware はどの AWS リージョンで使用できますか?

A: RDS on VMware は AWS 米国東部 (バージニア北部) リージョンでご利用いただけます。

開始方法

Q: このサービスを使用するための前提条件は何ですか?

  • vSphere v6.5 または VMware vSphere Enterprise Plus Edition 以上
  • AWS アカウント
  • AWS ビジネス または AWS エンタープライズのサポート
  • 前提条件の詳細については、RDS on VMware ユーザーガイドを参照してください。

Q: 自分が所有する Microsoft SQL Server ライセンスは RDS on VMware で使用できますか?

A: はい、ご自分のメディアと Microsoft SQL Server ライセンス (オンプレミスのカスタマー購入ライセンス) で RDS on VMware によるマネージド型 Microsoft SQL Server データベースを作成できます。

Q: RDS on VMware を自分の vSphere クラスターに搭載するには、どうすればいいですか?

A: RDS on VMware を搭載するには、AWS マネジメントコンソールからカスタムアベイラビリティーゾーンを作成します。次に、AWS マネジメントコンソールから RDS on VMware インストーラをそのサービスを使用したい vSphere クラスターにダウンロードします。インストーラを実行すると、RDS on VMware のローカルコンポーネントが vSphere クラスターにデプロイされて、クラスターが当該 AWS リージョンで実行されている Amazon RDS サービスに接続されます。このプロセスが完了すると、新規作成されたカスタムアベイラビリティーゾーンが「アクティブ」となります。次に、AWS マネジメントコンソール、CLI、API のいずれかを使用し、適切なデータベースエンジンとインスタンスサイズを選択して、新しいデータベースを作成します。Microsoft SQL Server においては、お客様がデータベースを作成するには、ご自分のメディアとオンプレミスライセンスが必要です。

Q: データベースの作成や管理はどこで実行できますか?

A: AWS の Amazon RDS で実行したときと同じ AWS マネジメントコンソール、CLI、API を使用して RDS on VMware データベースの作成、修正、管理ができます。

仕組み

Q: RDS on VMware は、オンプレミスデータベースの管理にどのように役立ちますか?

A: RDS on VMware は vSphere インフラストラクチャで実行されている VM セットで構成され、専用 VPN トンネルを使用して AWS リージョンと接続されます。このサービスは AWS マネジメントコンソール、CLI、API から一括管理が可能で、オンプレミスおよび AWS 内で実行されている RDS データベースを管理できます。このサービスでは、データベースのプロビジョニング、オペレーティングシステムとデータベースのパッチ適用、バックアップ、ポイントインタイム復元、コンピューティングのスケーリング、インスタンスのヘルスモニタリング、フェイルオーバーなどの共通のデータベース管理タスクの自動的な実行を支援するため、ユーザーはアプリケーションに集中できるようになります。

Q: RDS on VMware によってバックアップや復元を必要に応じて実行できますか?

A: はい、RDS on VMware では、毎日の自動バックアップを行い、オンデマンドでユーザー取得バックアップを作成します (DB スナップショット)。データベースインスタンスは、すべてのサポート対象エンジンの DB スナップショットから、またはある特定のポイントインタイムの MySQL および PostgreSQL へと復元できます。

RDS on VMware では、フリート内の各データベースの自動バックアップ保持期間を最長 35 日まで指定できます。RDS on VMware の復元メカニズムの場合、既存データベースのインプレース置換は行われない点に注意しておくことは重要です。RDS on VMware では、新しいデータベースインスタンスが作成され、データが新しいボリュームに復元されるため、特定の状況で最も適切な進め方を判断できます。 

Q: RDS on VMware には、データベースの可用性保護機能はありますか?

A: はい、すべての RDS インスタンスはローカルでオンプレミスのヘルスモニタリングの対象です。RDS on VMware がデータベースインスタンスの異常を検出すると、サービスが異常が検出されたデータベースインスタンスを置き換えます。お客様は同じ FQDN を使用して、引き続きデータベースを使用できます。

Q: データベースへのパッチ適用も RDS on VMware によって行われますか?

A: はい。RDS on VMware では、OS とデータベースエンジンの両方に対して、最小限のダウンタイムでパッチが適用されます。パッチ適用はデータベースインスタンスのメンテナンスウィンドウの時間内に行われます。

Q: vSphere クラスターから AWS リージョンへのネットワーク接続が切断された場合はどうなりますか?

A: vSphere クラスターから AWS リージョンへのネットワーク接続が切断された場合でも、データベースインスタンスの可用性は影響を受けません。VPN が切断されると、AWS マネジメントコンソール、CLI、API を使用する新しいデータベース管理オペレーションは開始できなくなります。AWS のサービスにアクセスできない場合は、データベースのモニタリングメトリクスは Amazon CloudWatch には送信されません。

Q: Amazon RDS on VMware では、VADP (VMware の vStorage API for Data Protection) はサポートされていますか?

A: いいえ、RDS on VMware では、VADP などの外部バックアップソリューションはサポートされていません。

Q: RDS on VMware は、VMware NSX を使用するお客様をサポートするようになりますか?

A: はい、RDS on VMware は VMware NSX 環境で動作しています。

Q: RDS on VMware は、vSAN をサポートするようになりますか?

A: はい、RDS on VMware では、vSAN が実行されている vSphere クラスターがサポートされています。

Q: 今持っているデータベースのデータを RDS on VMware データベースインスタンスに移行できますか?

A: SQL Server データベースから既存のデータを移行するには、データベースベンダーによって提供されているデータベース移行ツールを使用して移行を実行できます。

Q: RDS on VMware は Amazon RDS リソースタグをサポートしていますか?

A: はい、RDS on VMware ではリソースタグがサポートされています。

Q: RDS on VMware でプロキシサーバーを使用できますか?

はい、RDS on VMware では、Amazon RDS on VMware データベースの前で http プロキシサーバーを使用して、不正アクセスからネットワークを保護しているお客様をサポートしています。

Q: RDS on VMware のプロキシサポートはどのように行われるのですか?

インストーラによって、正しい IP 情報、ポート情報、認証情報の入力がインストールプロセス中にサポートされます。その後、お客様から提供された情報の正確性がインストーラによって検証され、情報が認証されます。クラスターの起動後、プロキシサーバーは資格情報の変更に関して定期的に認証されます。

Q: ネットワークプロキシサーバーのサポートを使用するには、RDS on VMware をどのように設定すればよいですか?

インストールプロセスの一環として、RDS on VMware インストーラを使用してネットワークプロキシサーバーを指定できます。ネットワークプロキシサーバーの設定を変更する必要がある場合は、変更を行う前に、サポートチケットのすべてのプロキシ情報を AWS サポートに連絡する必要があります。AWS でも、新しいネットワークプロキシサーバーの情報をサポートするために、対応する変更を AWS 側で行う必要があります。

Q: 複数のプロキシサーバーの情報を指定することはできますか?

提供できるプロキシサーバーの情報は 1 つのみです。

Q: サポートされている認証方法は何ですか?

RDS on VMware のネットワークプロキシでは、透過的でパスワードベースの認証方法をサポートしています。

Q: VMware 上の RDS では、PostgreSQL データベースエンジンのデータベースエンジンバージョンが 10.9-R1 から 10.10-R1 にアップグレードされました。VMware 上の RDS は、サービスの一部としてデータベースをアップグレードしますか?

はい、VMware 上の RDS はデータベースエンジンをアップグレードします。

Q: 重要な営業時間中にワークロードを妨げないように、アップグレードのメンテナンスウィンドウを選択することはできますか?

はい、最適なメンテナンスウィンドウを指定するか、すぐにアップグレードを実行するように要求できます。

RDS on VMware リードレプリカ

Q: DB インスタンスをリードレプリカとして実行することに、どのような意味がありますか?

リードレプリカは、サポートされるエンジンに組み込まれているレプリケーション機能を使って、単一の DB インスタンスの容量制限を弾性的に拡大してデータベースワークロードの読み込み負荷を緩和させることができます。ユーザーは、AWS マネジメントコンソールで数回クリックするか、CreateDBInstanceReadReplica API を使って、リードレプリカを作成できます。リードレプリカを作成すると、データベースは、サポートされるエンジンのネイティブ非同期レプリケーション機能を使ってソース DB インスタンスを更新します。

Q: RDS on VMware リードレプリカの使用を検討すべきなのはどのような場合ですか?

指定したソース DB インスタンスで 1 つまたは複数のリードレプリカのデプロイが正しく機能する方法は、状況によって異なります。リードレプリカをデプロイする一般的な理由は以下のとおりです。

  • 読み込みが多いデータベースに対して1つの DB インスタンスの処理または入出力機能を拡張します。これにより過度の読み込みトラフィックを 1 つまたは複数のリードレプリカに誘導することができます。
  • ソース DB インスタンスが利用可能でない場合に読み込みトラフィックを誘導します。お客様のソース DB インスタンスが入出力リクエストを取ることができない (バックアップまたは定期メンテナンスによる入出力一時停止のため)、読み込みトラフィックをリードレプリカに誘導することができます。このようなユースケースでは、リードレプリカのデータは、ソース DB インスタンスが利用可能でないために、「古い」場合があるため注意が必要です。
  • ビジネスレポーティング、またはデータウェアハウジングでは、プライマリプロダクション DB インスタンスではなく、ビジネスレポーティングクエリをリードレプリカに対して実行します。

Q: リードレプリカを作成する前に、DB インスタンスで自動バックアップを有効にする必要がありますか?

はい。リードレプリカを追加する前に、バックアップ保持期間を 0 以外の値に設定して、ソース DB インスタンスの自動バックアップを有効にする必要があります。リードレプリカを動作させるには、バックアップを有効にする必要があります。

Q: RDS on VMware リードレプリカをサポートするのはデータベースエンジンのどのバージョンですか?

RDS on VMware リードレプリカが MySQL 5.7 ならびに PostgreSQL 10.9 および 10.10 をサポートリードレプリカオペレーションでは、ソース DB インスタンスで自動バックアップを有効にしておく必要があります。

Q: 指定された DB インスタンスにリードレプリカをどのようにデプロイしますか?

標準の CreateDBInstanceReadReplica API を使用するか、AWS マネジメントコンソールで数回クリックするだけで数分でリードレプリカを作成できます。リードレプリカを作成する時は、SourceDBInstanceIdentifier を指定してリードレプリカを特定することができます。SourceDBInstanceIdentifier は、レプリケーションしたい「ソース」DB インスタンスを特定する DB インスタンス識別子です。標準の DB インスタンスと同様に、カスタムアベイラビリティーゾーンを指定する必要があります。エンジンのバージョンとリードレプリカのストレージ割り当ては、ソース DB インスタンスから継承されます。リードレプリカの作成を開始すると、Amazon RDS は、お客様のソース DB インスタンスのスナップショットを取り、レプリケーションを開始します。

Q: 自分のリードレプリカにどのように接続しますか?

DescribeDBInstance API または AWS マネジメントコンソールを使ってリードレプリカに対するエンドポイントを読み出して標準 DB インスタンスと接続するのと同じようにリードレプリカを接続します。

Q: 指定されたソース DB インスタンスに対して、いくつのリードレプリカが作成できますか?

RDS for VMware では、特定のソース DB インスタンスに対して、最大 1 個のリードレプリカを作成できます。

Q: ソース DB インスタンスとは異なる AWS リージョンにリードレプリカを作成できますか?

いいえ、ソース DB インスタンスと同じリージョンにのみリードレプリカを作成できます。

Q: RDS リードレプリカは同期レプリケーションをサポートしますか?

いいえ。MySQL および PostgreSQL の RDS for VMware のリードレプリカのサポートは、これらのエンジンのネイティブの非同期レプリケーションを使用して実装されています。

Q: リードレプリカを「スタンドアロン」DB インスタンスに昇格させることはできますか?

はい。リードレプリカを「スタンドアロン」DB インスタンスに手動で昇格させることができます。

Q: リードレプリカはソース DB インスタンスに応じて最新状態に保たれますか?

ソース DB インスタンスの更新は、関連するすべてのリードレプリカに対して自動的にレプリケーションされます。ただし、サポートされているエンジンの非同期レプリケーションテクノロジーを使うと、さまざまな理由によりリードレプリカがソース DB インスタンスより遅れることがあります。一般的な理由は以下のとおりです。

  • ソース DB インスタンスへの書き込みの入出力量が設定した値を超えた場合の変更がリードレプリカに適応されることがあります (この問題は、リードレプリカのコンピューティング性能がソース DB インスタンスより低い場合に発生する場合があります)。
  • ソース DB インスタンスへの複雑なトランザクションまたは長時間実行されるトランザクションは、リードレプリカへのレプリケーションを妨げます。

リードレプリカには、サポートされるエンジンのネイティブなレプリケーションの長所と短所が反映されます。リードレプリカを使う場合は、リードレプリカとそのソース DB インスタンスの間に遅延または「矛盾」が発生する可能性があることを理解していなければなりません。

Q: アクティブなリードレプリカのステータスはどのように表示されますか?

標準の DescribeDBInstances API を使用すると、デプロイ済みのすべての DB インスタンス (リードレプリカを含む) のリストが返ります。または Amazon RDS コンソールの [インスタンス] タブをクリックします。

Q: リードレプリカはどのように削除しますか? ソース DB インスタンスを削除すると自動削除されますか?

AWS マネジメントコンソールで数回クリックするか、DB インスタンス識別子を DeleteDBInstance API に渡すと、簡単にリードレプリカを削除できます。

MySQL リードレプリカは、アクティブ状態の状態のままとなり、対応するソース DB インスタンスが削除されても読み込みトラフィックを受け入れ続けます。ソース DB インスタンスと同時にリードレプリカも削除する場合は、DeleteDBInstance API または AWS マネジメントコンソールを使って明示的に行う必要があります。

Q: VPN が切断された場合、レプリカインスタンスはどうなりますか?

vSphere クラスターと AWS リージョンの間で VPN が切断されている場合、レプリケーションされたインスタンスはデータを失うことはなく、VPN 接続が復元されたときに再同期されます。

Q: マスターとは異なるサイズのリードレプリカを選択できますか?

はい。ただし、レプリカのサイズをマスターのサイズと同じにすることが推奨されています。

Q: リードレプリカの料金はいくらですか? 請求はいつ開始され、いつ終了しますか?

リードレプリカは、標準 DB インスタンスと同じ料金で請求されます。標準 DB インスタンスと同様、リードレプリカに対する「DB インスタンス時間」ごとの料金は、リードレプリカの DB インスタンスクラスで決まります。最新の料金情報については、料金ページを参照してください。同じ AWS リージョン内のソース DB インスタンスとリードレプリカ間のデータレプリケーションに発生したデータ転送に対しては請求されません。

リードレプリカの請求は、そのレプリカを作成 (一覧のステータスが「アクティブ」になるなど) してから開始します。リードレプリカは、削除するコマンドを発行するまで標準 Amazon RDS DB インスタンスの時間料金で請求されます。

ヘルプとサポート

Q: マネージド環境とマネージドデータベースについて AWS からサポートを受けられますか?

A: はい。AWS サポートでは他の AWS のサービスと同様に、RDS on VMware についてもお問い合わせを受け付けております。

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Amazon RDS の詳細

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