• アマゾン ウェブ サービスが新しいAmazon EC2 ハイI/Oインスタンスを発表

    投稿日: Jul 19, 2012

    アマゾン ウェブ サービスが新しいAmazon EC2 High I/Oインスタンスを発表

    低レイテンシで高速ストレージにアクセスできるSSDベースの新しいインスタンスを誰もが利用可能に

    (米国シアトル 2012年7月19日発表)
    Amazon.com (NASDAQ: AMZN)の関連会社であるAmazon Web Services, Inc.(アマゾン ウェブ サービス)は、本日、高速ストレージに低レイテンシでアクセスが求められるアプリケーション向けに新しいEC2(Amazon Elastic Compute Cloud)インスタンス、ハイ I/Oインスタンスを発表しました。新しいインスタンスはSSDで補強され、秒間120,000回を超える読み込みIOPS(input and output operations)および80,000回以上の書き込みIOPSが可能となっています。何万ものIOPSを配信可能なストレージシステムへ低レイテンシでのアクセスが求められるトランザクション処理、時系列分析、モバイルおよびストリーミングのアプリケーションなどに理想的に最適化されています。この新しいインスタンスタイプで、お客様は要求の厳しいデータドリブンのアプリケーションをAmazon EC2上で、前払いで高額な投資をすることなく稼働させることができます。Amazon EC2の詳細につきましては、http://aws.amazon.com/jp/ec2/ をご参照ください。

    「ハイ I/Oインスタンスの開始で、お客様はSSDベースのインスタンスの利点を活用して、最も要求の厳しいアプリケーションをAWS上で稼働できます。高速トランザクションのエンタープライズアプリケーションをサポートするデータベースを稼働している、あるいは、非常に人気あるソーシャル、モバイルまたはゲーミングアプリケーションをエンドユーザ向けに提供している場合等、様々な用途で実行できます。この新しいインスタンスは、高速I/Oアプリケーションを実行するため、より効率的かつ費用対効果の高い方法で、お客さまのご要望に応えてリリースされた最新のサービスです。この機能は、この数か月間に一番多くお客様から頂いたリクエストでした」とAmazon EC2担当バイスプレジデントであるピーター・デ・サンティス(Peter De Santis)は述べています。

    Netflixは、映画およびテレビ番組のストリーミングの大手のプロバイダーで、インフラストラクチャーの大部分をAWS上で稼働させています。Netflixのアーキテクチャ部門のディレクターのAdrian Cockcroftは次のように述べています。「Netflixは、Cassandraを世界的に配信されるストリーミングプロダクトにおける主要なインフラストラクチャーの構成要素として利用しています。現在、ハイメモリ・インスタンスを使用して高性能なCassandra インフラストラクチャーをAmazon EC2で稼働させています。何万ものIOPSを提供するSSDベースのインスタンスを利用できるため、Cassandraクラスターの性能およびサービスの機能全体を大いに向上させます」

    MongoDBを開発している10genは、オープンソースのNoSQLデータベース向けの商業サービスの開発および提供をリードしています。10genの代表取締役のMax Schiresonは次のように述べています。「弊社の顧客の多くは、大量の低レイテンシのI/Oを必要としています。弊社のユーザーは、何万ものIOPSを供給するSSDベースのAmazon EC2インスタンスの利用を待ち望んでいました。このタイプのI/O機能により、顧客はより効率的にAWS上でアプリケーションを運用できるようになります。AWSを利用している弊社の最大の顧客は、非常に低レイテンシかつ高性能I/OでのSSDの利用を切望しています」

    お客様はAWSのコンソール、Amazon EC2のコマンド・ライン・インターフェイス、AWS SDKおよび第三者機関のライブラリーを利用して、High I/Oインスタンスを立ち上げることができます。初めに、Quadruple Extra Large High I/Oインスタンスは、米国東海岸(北バージニア)および西ヨーロッパ(アイルランド)リージョンで利用可能となります(他のAWSリージョンでも数ヶ月のうちに利用可能になります)。High I/Oインスタンスはオンデマンドインスタンスおよびリザーブドインスタンスとして購入可能です。


    アマゾン ウェブ サービスについて
    2006年にスタートしたアマゾンウェブ サービス(AWS)は、企業に対して不可欠なインフラをウェブサービスという方法で提供し始めました。これが今日、「クラウドコンピューティング」という名前で広く知られているものです。クラウドコンピューティング、そしてAWSがもたらすメリットとは、究極的には新しいビジネスモデルによって設備投資費を変動費に転換させる能力です。企業はもはや、何週間も何ヶ月も前からサーバなどのITリソースの購買計画を準備する必要はありません。AWSの利用によって、アマゾンの優れた専門能力と規模の経済効果を生かし、企業は必要なときにリソースを入手し、いち早く、かつ低コストで結果を出すことができます。今日、アマゾン ウェブ サービスは、信頼性と拡張性に富み低コストのインフラプラットフォームをクラウド上に構築、世界190ヵ国以上の数十万社に及ぶ企業、政府・官公庁、スタートアップ企業のビジネスを支えています。AWSはAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)など、21以上の様々なサービスを提供しています。AWSのサービスは、米国、欧州、ブラジル、日本、シンガポールなどのデータセンター拠点を通じて利用可能です。


    アマゾン・ドットコムについて  www.amazon.com
    Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN)は、米国ワシントン州シアトル市を本拠地とするFortune 500企業です。1995年7月にwww上でサービスを開始し、地球上で最も豊富な商品セレクションを提供して今日に至っています。お客様がオンライン上で求められるあらゆるものを探し、発見でき、可能な限りの低価格で商品を提供する、地球上で最もお客様を大切にする企業であることを目指しています。Amazon.com とその他売り手は、書籍、映画、ミュージック&ゲーム、デジタル・ダウンロード、エレクトロニクス&コンピューター、ホーム&ガーデン用品、おもちゃ、キッズ&ベビー用品、食料品、アパレル、シューズ&ジュエリー、ヘルス&ビューティー用品、スポーツ&アウトドア用品、ツール、自動車および産業用品など何百万点にも及ぶユニークな新製品、再生品および中古製品を取り揃えています。
    アマゾン ウェブ サービスでは、アマゾンを支える技術基盤をベースとするクラウド上のインフラサービスを、あらゆる種類のビジネスに携わるデベロッパーのお客様が簡単に利用できるようにしています。キンドルの最新世代品は、キンドル史上最軽量かつ最もコンパクトなもので、これまで同様6インチの最先端電子インクディスプレイを搭載し、日差しの下でもまるで本物の紙で呼んでいるかのような明瞭さで読むことができます。キンドルファミリの新製品であるキンドルタッチは、使いやすいタッチスクリーンで、ページをめくるのが簡単なだけでなく、検索、買い物、メモなどもできる上に、最先端電子インクディスプレイの利点も兼ね備えています。キンドルタッチ3Gは、最高峰の電子ブックリーダーであり、キンドルタッチと同じ新デザインと機能に加えて、無料で3G回線を使用できるという他に比べることのできない利便性があります。キンドルファイアは映画やテレビ、音楽、書籍、雑誌、アプリケーション、ゲーム、あらゆるコンテンツのウェブ閲覧が可能で、アマゾンクラウドのストレージ、ウィスパーシンク、アマゾンシルク(アマゾンの新しい革新的なくクラウド活用型ウェブブラウザ)、色鮮やかなカラータッチスクリーン、パワフルなデュアルアプロセッサが利用できます。


    Amazonおよびそのアフィリエイトでは、www.amazon.com, www.amazon.co.uk, www.amazon.de, www.amazon.co.jp, www.amazon.fr, www.amazon.ca, www.amazon.cn, www.amazon.it, およびwww.amazon.es といったサイトを運営しています。特に断りのない限り、「Amazon.com」「当社」 「当社の」といった表現にはAmazon.com, Inc. とその子会社が含まれています。


    将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
    本リリースは、米国1933年証券法第27条Aおよび米国1934年証券取引法第21条Eに規定される意味においての「将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)」に該当する記述が含まれています。実際の業績は経営予想と大きく異なる可能性があります。これら将来予想に関する記述は様々なリ スクおよび不確定要因により実績と異なる可能性があり、それらリスクおよび不確定要因には、競争、成長の管理、新たな商品、サービスおよび技術、営業結果 の変動可能性、国際的拡大、訴訟および申し立ての結果、配送センターの最適化、季節的要因、取引契約、買収および戦略的提携、外国為替相場、システム中断、在庫、政府規制と課税、支払いならびに不正行為などが含まれます。その他Amazon.comの業績に影響する可能性のある事項については、最新のForm 10-Kのアニュアルレポートおよびそれ以降の提出文書など、同社が米国証券取引委員会(SEC)に提出している文書にも記述されています。


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    Regina Tan シニアPRマネージャー
    Amazon Web Services
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