投稿日: Nov 9, 2016

AWS Mobile Hub の 3 つの新機能をリリースしました。これらの新機能は AWS における安全なモバイルアプリケーションの開発を簡素化します。

Amazon API Gateway や AWS Lambda を使用したサーバーレスアプリケーションバックエンドのプロビジョニングを容易にするため、クラウドロジック機能を拡張しました。従来は Mobile Hub を使用してモバイルアプリケーションから既存の Lambda 関数を統合することができましたが、今後は拡張したクラウドロジック機能を使用して新しい Lambda 関数を作成したり、モバイルアプリケーションから呼び出す API Gateway エンドポイントを作成できるようになりました。さらに、プロジェクトで API をテストしたり、VPC の背後でビジネスアプリケーションやデータベースなどのソフトウェアリソースに接続する場合に Lambda 関数が必要とする権限の設定が可能になりました。その他にも、既存の API Gateway エンドポイントをクラウドロジック機能にインポートし、ご自分の API と適合するカスタムで生成した Quick Start アプリや Mobile SDK を使用して統合することもできます。Mobile Hub の新しいクラウドロジック機能の詳細についてはこちらのブログをご覧ください。

アプリユーザーの認証と AWS リソースへの安全なアクセス提供をサポートするため、新たに 2 つのユーザーサインインオプションを使用できるようになりました。メールアドレスとパスワードのオプションを使用すると Amazon Cognito のアプリで完全マネージド型ユーザーディレクトリをプロビジョニングできます。SAML オプションは Active Directory Federation Service (ADFS) のように SAML を有効にしている ID プロバイダーの既存の認証情報を使用し、アプリからアプリユーザーを認証できるようにします。また、Mobile Hub はすぐに使用できるアプリサインアップ/サインインとパスワード復旧プロセスの流れを提供します。アプリに追加したり AWS Identity and Access Management (IAM) でアクセスコントロールポリシーを設定することができます。そのため DynamoDB テーブルや Cognito に関連するリソースのセキュリティポリシーをプロビジョニングする手間を省くことができます。Mobile Hub の新しいユーザー認証に関する詳細はこちらのブログをご覧ください。

AWS Mobile Hub の詳細については AWS Mobile Hub のウェブサイトをご覧ください。