投稿日: Feb 22, 2017

AWS Elastic Beanstalk では、カスタムプラットフォームの作成と管理がサポートされるようになりました。これにより、Elastic Beanstalk インスタンスおよび環境設定をより詳細に管理することができます。 

以前は、事前設定済みの Elastic Beanstalks プラットフォームを使用しないと、アプリケーションを実行できませんでした。Elastic Beanstalk の事前設定済みプラットフォームの環境設定をカスタマイズする場合は、ウェブアプリケーションのソースコードに Elastic Beanstalk 設定ファイルを追加するか、マネジメントコンソールまたは EB CLI で利用できる制限された設定オプションを使用する必要がありました。現在では、独自のカスタム Elastic Beanstalk プラットフォームを作成し、Amazon Machine Image (AMI)、メタデータ、および環境設定オプションをカスタマイズできるようになりました。これにより、Elastic Beanstalk 環境を標準化し、組織に固有のベストプラクティスを実装するためのツールセットが提供されます。たとえば、現在 Elastic Beanstalk によってサポートされていないオペレーティングシステム、言語、およびアプリケーションフレームワーク (Ubuntu、Red Hat Enterprise、Rust、Sinatra など) を実行する Elastic Beanstalk プラットフォームを作成できます。カスタムプラットフォームを使用することで、アカウントのユーザーはアプリケーションバンドルでインスタンスのカスタマイズを提供することなく、簡単にカスタマイズを利用できます。

オープンソースのマシンイメージ作成ツールの Packer で AMI を作成してカスタム Elastic Beanstalk プラットフォームを作成し、EB CLI、AWS API、および AWS SDK を通じて設定オプションを定義できます。EB CLI、AWS マネジメントコンソール、AWS API、および AWS SDK を通じてプラットフォームをデプロイできます。カスタムプラットフォームの詳細については、こちらを参照してください。