投稿日: Jun 1, 2017

本日、ウェブおよびモバイルアプリの開発者がサインインのユーザーエクスペリエンスと SAML ベースの ID プロバイダー (IdP) の統合を簡単に追加できる、Amazon Cognito ユーザープール用の新機能のパブリックベータを公開しました。Amazon Cognito は、OAuth2 のサポートとともにサインアップとサインインのための組み込みユーザーフォームの提供を開始しました。組み込みのユーザーエクスペリエンスをカスタマイズし、わずか数行のコードでアプリに追加できます。ユーザーは Cognito ユーザープールで提供された独自のユーザーディレクトリか、SAML 2.0 フェデレーションを通じて Microsoft Active Directory などの企業 IdP を通じてサインインできます。

Cognito は IdP との組み込み統合を提供するようになったため、アプリで複数の IdP SDK を統合したり、リダイレクトやポストバックを処理したりする必要はなくなりました。その代わり、Cognito SDK を使用してサインアップまたはサインインのために AWS でホストされたページにユーザーをルーティングできます。IdP とのやり取りは Cognito によって自動的に行われます。SAML 2.0 IdP の組み込み統合のサポートが本日開始され、他の IdP も間もなく追加されます。IdP の組み込み統合により、Amazon Cognito ユーザープールは統合ユーザーディレクトリと、すべてのユーザー用の一貫性のある認証トークンのセットを提供します。 

Amazon Cognito は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、および欧州 (ロンドン) の各 AWS リージョンにてご利用いただけます。

詳細については、開発者ガイドを参照してください。