投稿日: Oct 4, 2017

Amazon EC2 で最新リリースの Microsoft SQL Server、Microsoft SQL Server 2017 のサポートを開始しました。最新リリースの Microsoft SQL Server 2017 のワークロードでは、AWS クラウドのスケール、パフォーマンス、伸縮性を活用できます。複数の AWS アベイラビリティーゾーン (「AZ」) に SQL Server 2017 Always On 可用性グループをデプロイすることで、高可用性とデータ耐久性を実現できます。SQL Server データベースを AWS にデプロイすると、Amazon VPC、データ暗号化、AWS Microsoft AD との統合によるロールベースのアクセスコントロールなど、AWS のすべてのセキュリティ機能に加えて、Always-Encrypted、動的データマスク、行レベルセキュリティなど、SQL Server 2017 で提供されているセキュリティ拡張機能も利用できます。SQL Server のデプロイメントを AWS CloudFormation、Amazon EC2 Systems Manager、AWS CloudWatch などの AWS の他のサービスと統合することで、デプロイ、管理、モニタリングなどの管理タスクを簡易化できます。これらの機能を使うことで、SQL Server のデプロイメントがパフォーマンス、管理容易性、セキュリティ、可用性の要件を満たしていることを確認し、AWS クラウドのスケールとアジリティを活用できます。さらに、SQL Server 2017 を Amazon EC2 インスタンスで実行すると、DevOps シナリオのコンテナサポート、グラフデータベース、自動データベースチューニング、R 分析および Python 分析など、Microsoft SQL Server 2017 のすべての最新機能を活用できます。

SQL Server 2017 は、すべての AWS リージョンで本日から利用できます。SQL Server 2017 インスタンスは、Amazon EC2 Windows Server 2016 ライセンス込み (LI) の AMI を使用して EC2 コンソールまたは AWS Marketplace からオンデマンドで起動できます。また、SQL Server Web Edition、SQL Server Express Edition、SQL Server Standard Edition、SQL Server Enterprise Edition の 4 つのエディションを利用できます。また、EC2 Windows、EC2 Linux インスタンス、または Amazon EC2 で実行する Docker コンテナに独自の SQL Server 2017 ライセンスを持ち込む (BYOL) こともできます。